「依存症の理解を深めるための 普及啓発シンポジウム」のお知らせです

公開日:  最終更新日:2017/12/29

暮れも押し詰まり、御用納めの日になんですが、
2018年1月28日に厚労省と文科省の共催で、
「依存症の理解を深めるための普及啓発シンポジウム」が開催されます。
当会が事務局をつとめておりますので、このイベントについて広報させて頂きます。

まず、この事業昨年は、厚労省さんと文科省さんがバラバラに開催したのですが、
今年は、両省庁の共催となったことは、ある意味縦割り行政日本において、
画期的な出来事だと思います。

こういうことは、なんでもそうですけど、
横に繋がっていくことで良い支援ができるわけで、
抜けやもれがなくなっていくんですよね。

だって例えばですよ、依存症の予防教育が進んでですよ、
子供たちの中に「あれ?うちの親依存症かも?」と思ったとします。
そしてそれを養護教諭に相談する・・・で?どうなるんですか?ってことですよね。
養護教育はどこにどう連携していくのか?
そんなの今だったら、先生方だって何も分からない状態ですよね。

京都で小学5年生の児童が大麻吸引を担任に伝えた事件がありましたけど、
あれだってあんな大騒ぎになって、
あれでよかったのかな?と私自身は疑問に思っております。

というわけで、このシンポジウム、
連携の第一歩として、是非とも多くの方々にお越しいただきたく、
特に学校関係者や、地域の方々にご出席いただけるよう、
皆様、是非是非広報をお願い致します。
マスコミ取材も大歓迎です。記者の皆さん是非バンバン取材にお越し下さい(笑)

実は、広報3日目ですでに予約でお席が半分埋まっております。
お申し込みはお早めに!こちらからお願い致します。
依存症の理解を深めるための 普及啓発シンポジウム

         記

『依存症の理解を深めるための普及啓発シンポジウム』
 -どうつなげる、依存症支援と依存症予防教育-

◆日時:平成30年1月28日(日)13:00-16:30(開場12:30)
◆会場:イイノカンファレンスセンター(東京都千代田区)
◆参加費:無料(予約制、定員256名)
◆主催:厚生労働省 文部科学省

◆プログラム
(第1部)
13:05-13:35 基調講演 1 ギャンブル等依存症は回復できる
講演者:小原 圭司氏
・社会的に関心の高いギャンブル等依存症を中心に依存症に関するお話しを致します。

13:35-14:05 基調講演 2 依存症の予防教育について
講演者:田中 紀子氏(ギャンブル依存症問題を考える会 代表理事)
・文部科学省委託「2017年 依存症予防教育推進事業」の取組みをご報告致します。

(第2部)
活動紹介と当事者からの語り

14:15〜
出演者
小山 茂氏(NPO法人AA日本ゼネラルサービス理事)
栗坪 千明氏(栃木DARC代表理事)
佐藤 しのぶ氏(ギャンブルの家族の自助グループ)
大石 幸勇氏(ギャンブルの当事者の自助グループ)

(第3部)
パネルディスカッション
「依存症支援と依存症予防教育のつなぎ方」
15:05〜

司会:松本 俊彦氏
(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)

パネラー:

小澤 雅人氏(映画監督)
酒井 智氏(大阪府立桃谷高等学校 定時制の課程 多部制単位制Ⅲ部 准校長)
栗坪 千明氏(栃木DARC代表理事)
小原 圭司氏(島根県立心と体の相談センター所長)
田中 紀子氏(ギャンブル依存症問題を考える会代表理事)

依存症シンポジウム最終チラシ_ページ_1

依存症シンポジウム最終チラシ_ページ_2

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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