よくわからないものです

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今日は、めっちゃくちゃ寒いっすよね。
なんなんだ!この寒暖差は~。
風邪の病みあがりだっちゅうのに、今日は佐倉まで学校講演で出かけたんですね。
そしたら、鼻の奥からツーンと頭までが痛くて痛くてたまらない。
「なんか寒さのせいっぽい・・・」
と思ってググってみたら、やっぱりこれ「寒暖差アレルギー」なんだそうです。
自律神経の乱れが原因で痛みが出るんだそうです。

なるほどね~と思いましたけど、
「いや待てよ、だから何なんだ?」と思ったんですよ。
良く、自律神経失調症なんて聞きますけど、
じゃあそうなったらどうすりゃいいの?って思う訳ですよ。

「ちょっとちょっと~自律神経ってみんな便利に使いすぎじゃないの~?」ってね。
なんせこの私、度々この自律神経失調症の診断を貰ってます。
中学の時、無視されたり様々な辛いことがあって、
学校に半分しか行ってなかったんですけど、
最初はそれも自律神経って言われたんですよね。
(のちにひどい貧血が判明したので、これ幸いに休みまくった。)
いや自律神経じゃなくて、いじめと貧血だってば!

そしてその次は、20歳の頃、あまりに肩こりがひどくて、
鍼医者に行ったら、やっぱり自律神経って言われました。
もうね~、これ言われちゃうと何も言えませ~んって感じ。
だってそうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない無難な言い草なんだもん。

40歳のころも言われたけど、
あれは完璧に買い物依存でしたからね~。

世の中ってこういう曖昧で良く分かんないけど、
なんか威力のある言葉!って多々ありますよね。
「タウリン配合!」なんて言われると、タウリンがなんだか知らないのに、
お~めっちゃききそうじゃん!って思っちゃうじゃないですか。

あと、あれね。「マイナスイオン」とか。
もうこれにはイチコロですよ。
私、滝フェチなので、滝を見に行ったりすると思いますもん。
「あ~、マイナスイオンが出てて心地いい~」
なんてね。そんなの本当はわかるか!っちゅうの。
でもホテルなんかにいくとよく置いてありますよ~、
マイナスイオンがでる空気清浄機とかね。
つい使っちゃいますもんね。

あと自称脳科学者のいうエセ科学。
「認知症に効く」とか「脳が若がえる」ってやつですね。
脳トレなんてやってみた時もありますけど、全く若返らないし、
認知症に効くことがこの世にあるなら、さっさと実験して論文化して、
広めたらいいじゃないですか~。
みんな喜んでやりますよね。
誰がやっても同じ結果が得られるなら。

あとあれね、「ありがとうって言ってるとお花が長持ちする」とかね。
「綺麗な言葉を言い続けた水の結晶は綺麗な形をしている」とかね。
いやいや、ありがとうって声かけるくらい丁寧に世話すりゃ、
そりゃ長持ちするでしょうよ~。
と私なんぞうがった見方をしてしまいます。

世の中、本当にこういう良く分からない、結果が出ない、
でもなんとなくイメージで有りそうな気がするってなもんが、
結構もてはやされていますよね。

でも逆に、確かにあるんだけど、なんとなくなかなか納得できない、
腑に落ちない「依存症」みたいな病気に関しては、
ものすごく疑り深い。
「そんな病気あるわけない!」みたいなね。

いやあるわけないったって、全世界に同じ症状の人がいて、
アメリカ精神医学会もWHOも認めちゃってるんだから、
そりゃあるでしょうよ。
科学って「多くの人が同じ方法でやって同じ結果になる」ってのが大事らしいですからね。

だからですね~、最近思うんですよね。
あまりに分かりやすく、綺麗な落とし所があるものは疑った方がよくって、
なんか良く分かんないもののほうが、ちゃんと知っておいた方がいいんだろうなぁ~ってね。

だから最近は敢えて、面倒くせな~と思うモノを、
ちゃんと読んでみたりします。
さっぱりわかんね~こともありますけど、
あ~そういうこと!って発見があったりすると、
実に世界が広がったりします。
結果、それが一番老化を防いでくれる気がしてるんですよね~。
あっ、それもエセ科学か・・・(笑)

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