頭の出来の違いと役割の違いです

公開日: 

私は、どうしてもギャンブルの研究をやって論文を出したくて、
最近、松本先生に泣きつき、研究室の末席に加えて頂き、
論文のお作法を学ぶことにしたのですが、
なんせ頭の出来がヤバいほど悪いので、苦労するわけですよ。

でも、ギャンブルって基礎研究みたいなものなんもないじゃないですかぁ。
しかも研究者の先生方って、「こういう研究やって欲しい!」と思ってお願いして、
なんとかやって頂くことができたとしても、発信力がなかったり、
時期とかお構いなしだったりで、
ギャンブルなんぞ今バンバン出して頂かないと意味がない!ってな感じな訳ですよ。

だからこのもどかしさをなんとかしたいと、自分でやったろうじゃいないか!
と思ったわけですけど、まぁ今度は自分にもどかしさを感じる羽目になってます。
バカすぎて・・・(笑)

・・・と、いう話をですね今成さんに
「マジ、バカすぎてやべ~っす!」と言うと、
今成さんは「りこさんはバカじゃない。
英語には、アカデミック・ウイズダムとストリート・ウイズダムという言葉がある。」
というようなことを教えてくれるんですね。
しかしこの私、ウイズダムってなんだ?なんて調べるレベル・・・(笑)

でもってですね、今成さんは何でも知ってる非常に親切な方なので、
「りこさん、そんなに難しくないからこれ読んでみたら?」
なんて参考文献を教えて下さるんですね。
で「お~、そうっすか!ありがたい。早速読んでみます。」
ってな感じで、即取り寄せるわけですよ。
それがこの本。
「理科系の作文技術」

31818M220JL._SX298_BO1,204,203,200_

で、読んでみる・・・
むっむっ難しい!全然進まない~。
なんせ私、ものすごく本を読むのは早いですが、
難しい本になると、同じ行を何度も読んじゃう・・・という現象が起こり、
ぜ~んぜん進まなくなるんです。

やべ~、今成さんと、難しいの基準が全然違ったぜ!
と改めて実感したんですが、
ググってみたら、なんとこの本超売れたベストセラーらしく、
漫画で要約本が出てたんですよ!

ダウンロード (2)

でもって、早速この漫画本を買って速攻読んで、
大体頭に入れてから、文庫に戻って、今度は読みながら蛍光ペンで、
大事だと思った所に線引いてったらなんとか最後まで読めました~。

わかったのは、難しいとこ線引こう!という作業を入れると、
同じとこばっか読まずに済む・・・
つまり意味が分からなくて、
頭の意識がどっかに飛んでっちゃう現象を、回避できるんですね~。

・・・という学びがちょっと前にあって、
あたしゃホンマに、脳の構造が、
できるとこと、できないことに差がありすぎると分かりました。

んじゃ、私の得意技はなんなのさと言うと、
上記の例からもわかるように、
「めげない心」ですね~。

状況判断力と、臨機応変の対応。
それとどうしてもストリートの方は、
基礎知識が弱い訳じゃないですか~。
トリセツ読まないで、いきなりやりだす!みたいな~、
だから、失敗が多い訳ですよ。
なので、失敗慣れしてるというか、
創意工夫にたけてると思います。

ダメなら、こうしてみよう。
じゃあ、こうやろう。
と、速攻で次の手が打てることですね。

だからやっぱ、介入とか家族相談みたいな現場のこと向くんですよね~きっと。
家族がいくら考えてたって、相手がいることなんだから、
そうそう上手くなんかいかないじゃないですか。
その時にどう次の手が打てるか?

それとやっぱ沢山の失敗をしてきただけあって、
とにかく引き出しが沢山あります私。
それは自信ありますね。
世間を知ってるっていうんですかね?

例えばヤミ金のことなんか、
人が妄想とか想像でビビっちゃうようなことでも、
「そんなことあるわけない」と、分かるんですよね~。
で、私の大きな特徴は、どっちかに偏ってないことなんですよ。

世の中、不良の世界は良く知ってるって人は沢山います。
私も、よ~く知ってますよ。ホント色んな修羅場くぐりましたから。
でも、逆に、かなりハイソな世界も知ってます。
とにかく物おじしないし、人と繋がってくるの得意です。
この辺の色んな事情を斟酌できるってのが、私の良い所じゃないでしょうか?

なので、わかったんですよね~。
なんで医療・行政等の人って家族介入が下手なのか?
なんで家族を使って、本人を施設に繋げたりすることがあんまできないのか?
確率が悪いのか?
そう!医療・行政等の人って、アカデミック型なんですよね。
知識や勉強、そして前例重視。

だから私、こういうアカデミック側の役割の人に、
家族介入のコツみたいなマニュアル作ろうと思うんですよ。
だって私、最近自分が介入しに行かなくても、
家族に作戦手渡すのがうまくなっちゃって、
「こう言ってみ~」「あぁやってみ~」
って遠隔操作するだけで、当事者を施設とか病院に繋げられるようになっちゃったんですよね。

ギャンブルがフューチャーされて、忙しくってしょうがないから、
あんま介入に行けないんで、あみだした技なんですよね。
めっちゃ繋がってますよ今。私が直接介入しなくても。
家族もすごいな~と思ってます。
どうです、良いと思いません?

マニュアル作りに、アカデミック型の人が協力してくれて、
私が伝えたい、コツと重要ポイントをの他に
どういうところが知りたいか?教えてくれたら、作れちゃうと思うんですよね~。

依存症研修、行政や医療がこっちにするのばかりじゃなく、
逆パターンも取り入れて欲しいと、心から期待しております。
もしくはこういう講座を有料で作って、活動資金にしようかな~?

ブログ是非応援して下さい!クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村

現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑