依存症界のインフルエンサ―を作ろう!です

公開日:  最終更新日:2018/09/02

私は、忙しそうに見えて、実はヒマな時間も結構あるので、
色んなものをリサーチしたり、観たり、聞いたり、出かけたりもしています。

そして、つくづく今の依存症界に欠けているのは、
発信力だと思っています。
そして依存症者もその家族も、ハッキリ言って実に甘ちゃんですね。

いいですか~、自分たちのことを分かって貰うには、
分かって貰うための努力が必要です。
それを「分かってない!」と怒ってる人がいますけど、
そういう人のフォロワーをみると、30人なんて感じだったりして、
いや怒ってる暇があるなら、共感される発信しないと・・・と思います。
ハッキリ言って、フォロワーが100前後なんて独り言と一緒です。

あなたは「分かってくれない」と愚痴を言う人生で終わりたいのか?
それとも「分かって貰おう」と発信する人間でありたいのか?
どちらのスタンスなのかをまず決めましょう。

愚痴を言う人でいたいのならそれでも全然構いません。
その代わり「依存症界」という仲間うちで、発信を頑張っている人間に対して、
いちゃもんをつけたり、からんだりするのはやめましょう。
だったら自分の意見を発信したらいいのです。
少ないパイしかない依存症界で、身内で潰しあっている場合ではありません。

また、我々はよく安易に「有名人の協力」と言いますが、
そこまで持っていくのは簡単ではありません。
有名人にメリットがなければ、協力など仰げません。
ましてや我々の活動は「か弱い子供の問題」でも「生まれつきの障害」でもなく、
自業自得と思われ、時に違法行為であり、被害者を作る場合すらあるのです。
そんな人達に「協力しよう!」と思って貰うには、
そこに協力するメリットがある場合か、
有名人が家族であり、この問題に並々ならぬ関心を持っている場合のみです。

では、メリットとは何か?
それはお金か、拡散されどれだけ露出できるかです。
フォロワーが1万以下の団体など、時間と労力を割く価値など1ミリもないと判断されます。

いいですか~、我々が甘ちゃんなのは、
「私たちはよい事をやっている」という自負があるからです。
でも、それは様々な活動をしている人達全員が思っているのです。
例えば、覚せい剤に対して通報義務の強化を!と思っている人達がいたとします。
その人達はもちろん、「よい事をしている」と思っているし、そこに共感する人もいます。
我々とは真逆の主張であっても、よいことと信じている人達がいるのです。

だから「こんなに良い事をしている」なんて思いだけで、
人が動いてくれるほど、この世は甘くないです。
そう思っている人は、この世に沢山いて、
その人達は皆「有名人に協力して貰いたい」と思い、
アプローチし、殆ど無視されているのです。

依存症界でそれほど啓発にお金を出せる人などいるわけがありません。
だったら、発信力でメリットをあげて行くしかないのです。

我々のYoutubeに出て下さいと言っても無視されますが、
チャンネル登録者が650万人もいるヒカキンの番組に出て欲しいと言ったら、
喜んで出てくれるでしょう。

でもヒカキンは1日でヒカキンになった訳ではありません。
毎日毎日動画をUPし試行錯誤して、ファンを増やしていった結果今があるのです。
今やヒカキンに商品を取り上げて貰うには、1000万円かかるなんて噂がある位です。

それでいてもし我々がですよ「ヒカキンさん、依存症について触れて下さい」
なんて言ったってですよ、甘えんなよ!ってことじゃないですか。
でも依存症界の人って、こういう思考パターンが実に多いんですよね。
自分が努力せず、努力した人の上澄みで楽してなんとかしよう・・・
こんな感じですね。

ヒカキンさんのような、発信力のある人をインフルエンサ―といいます。
依存症界には、このインフルエンサ―がいません。
もちろん斎藤環先生や、松本俊彦先生は発信力がありますが、
先生方はお医者様です。
当事者、家族ではありません。
当事者、家族からこのインフルエンサ―を出さなくては、
私たちのメッセージが理解されることはありません。

一人の大スターが出れば一番良いですが、
無理なら、小スターでよいから何人か作りましょう。

私は、今の所発信力がある方と言われてますが、
たかが知れていて、お笑い草です。
それに私の最大のネックは、絵が描けないのと、動画などを自在に操る能力がありません。
ハッキリ言ってそのへんのおばちゃんです。

発信力があがるのは、文字よりもビジュアルです。
最近、ギャンブラーやギャン妻界隈で絵が上手な、漫画が上手な人達が、
コツコツ面白いものを書いて発信してくれてます。
このあたりの人から、スターが出てこないかと期待しています。

みなさんもこういう頑張って発信してくれている人を応援して下さい。
「ギャンブラー」や「ギャン妻」でツイッター検索をかけるとHitします。
是非、フォロワーになり、リツイートお願いします。

また、絵や動画作りに自身のある人。
是非、発信にチャレンジしてみて下さい。
もしかしたら隠れた才能に目覚めて、磨きがかかるかもしれません。

くれぐれも勇気をもって発信してくれる人を、
身内が後ろから矢を放つようなことをするのはやめましょう。
援助職にもいるので、本当に止めて欲しいです。
言いたいことは人にからんでないで、自分で言いましょう。
それができないなら、見守りましょう。

そして依存症界のインフルエンサ―を作るのです。
もし依存症界でツイッターフォロワーやYoutube登録者が10万越えとなる人が出てきたら、
我々に対する社会の理解は大きく変わるでしょう。

私はまずツイッターフォロワー1万を目指します。
カリスマブロガーのはあちゅうさんも1万超えたら世界が変わってくるとおっしゃっています。

そして今もコツコツ発信してくれている仲間達。
本当に有難う。
みんなが時間と労力を割いて書いてくれる漫画やイラストで、
私も勇気づけられ、回復し続けることが出来ています。
感謝。
お互い発信頑張っていこうね!

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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