習慣にする&プロの手を借りる!です

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昨日依存症界のインフルエンサ―を作ろう
というブログを書いたら結構読まれたので、日頃の私の考えの続きを書きます。

何故、依存症問題はこんなにも社会に蔓延しているのに、
我々の声は全く届いていないのか?ということを考えた時に、
まず一つには「続かない」という大問題があります。

私が自助Gに繋がってからのおよそ15年間、
「おっ!すごいな」と思う人には何人も出会いました。
モチベーションも高く、やる気もある。
絵を描いたり、ブログを書いたりもできる。
だけど本当に多くの人達が、フェードアウトしていきました。

当会でも良い提案をしてくれた人何人もいます。
でも、それを続けることができないんです。

これは私が推察するに、ワクワクして始めてみて「誰が見ても良いことだろ~!」
と思うことでもですね、必ずなんじゃかんじゃと自分の想いとは違うことを言ってくる人がいます。
普通に違う意見の場合もあれば、良かれと思って忠告してくる人もいます。

でも世の中最も多いのは「批判依存症」「揚げ足取り名人」「自分絶対正義怪獣」らによって、
モチベーションをぶっ潰されて目標を見失う・・・ってことじゃないかな?と思います。
この辺が依存症者の打たれ弱い所で、良いと言ってくれる人が99人いても、
1人の批判者の方が大きく見えちゃうんですよね~。
私も、そうだったから実によく分かります。
それが身内から出てくると、疲れが倍増します。

あとですね、この業界「がんばらない思想」みたいなのあるじゃないですか。
あれを誤解しちゃってですね、習慣が身に着く前にやめちゃうんですよね。
あのですね、習慣が身に着くまでの1年くらいは、
「面倒」とか「疲れる」とか挫折の要素はたっくさんあります。
でもですね、夜寝る前に歯を磨くのが習慣になったら、
磨かないと気持ち悪くて寝れないじゃないですか~。
あれと一緒で、習慣になったら「それが当たり前」と思えるようになって、
やることがどうってことなくなります。

依存症改善のためには、良い習慣を身につけることは大切です。
それは習慣になるまでは、頑張りが必要です。
私の経験から行くと、週1回の習慣より、毎日の習慣のほうがずっと楽です。
だから、やりたい事があるなら、それが習慣になるまで頑張る!
って思いは必要だと思います。

次に大切なのは「プロの手を借りる」ってことです。
昨日書いたように、いきなり有名人にアプローチなんてことはできないですけど、
例えば、映像や漫画や書き物をしているプロの人達は、
有名無名に関わらずいるじゃないですか~。

そういう人達にアドバイスを貰ったり、
あとは仲間うちでちょっとお金を集めて、作って貰ったり手をかして貰う!
ってことが大事だと思っています。

とにかく素人が作ったものって、ダサいし、クオリティが悪いし、
何より「つまんない」んですよね。
私なんかホント実感してます。
私ってのは、とにかくデザインセンスも、
コピーのセンスもないんですよね。

だからホント様々なプロの人達の手を借りています。
夫がIT会社を経営してるので、夫の力は頻繁に借りているし、
ブログを書いてアゴラさんに取り上げて頂く時など、
編集長の新田さんがうまいタイトルをつけて下さったりします。

もちろん映像なんかは、小澤雅人監督に多大なるご尽力を頂いていますし、
今回皆さんに応援のをお願いしている、タフラブプロジェクトなんかは、
もうとんでもないプロの手を借りています。
タフラブプロジェクトご支援のお願いです

そして思う。
「こんなの絶対自分じゃ作れない」ってね。

それに例えば厚労省なんかが、お金をかけてプロに仕事をして貰ったって、
全然バズってないわけですよね。
我々関係者以外「誰も観ません」みたいなものしか出来ていないのが現状です。
だからバズらせるのはプロでも簡単じゃないってことです。
まして素人の想いだけで作った、依存症ネタをHitさせられるほど世の中甘くない!
でも、ちょこっとプロの手が入ってクオリティを整えれば、絶対不可能ではないと思っています。
だけど面白くないとダメです。
その辺のアイディアがでるかどうかですよね~。

でも、やり続けて行く!
これ一番大事だと思っています。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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