満員御礼!カジノについて本気で考える会です
本日は、カジノの本拠地と言われる、大阪で「カジノについて本気で考える大会」を開催させて頂きました。
いや~、自分で企画しといて言うのもなんですけど、盛りだくさんで面白かったです。
大阪が災害で大変な中、沢山の皆さまにお越しいただき、
ピッタリギリギリ丁度満員御礼となりました。、本当に感謝です。
さて、本日のイベントです。
映画微熱の上映。
そしてですね、山梨県議会議員 清水喜美男先生より
ギャンブル依存症回復施設「グレイスロード」との地域共生「山梨モデル」のお話し。
そして当事者の体験談
家族の体験談
と続き、与野党の政治家の先生にお集まりいただいた、シンポジウムとなりました。
いやぁ~、大阪では2度目の開催でしたけど、1度目はまだまだカジノも現実味がなかったので、
今回は本当に面白かったです。
しかも東京のシンポと違うのは、全員が地元大阪のシンポですからね。
会場にいらした方々が有権者として、地元の先生方をどうご覧になるのか?
結果は分かりませんが、こう言うイベントは実に意義深いと思います。
今日、ご参加頂いた先生方をご紹介しますね。
自由民主党 左藤章先生
時期、大臣候補のお一人ですよね。
いらしていただいて本当に感謝です。
公明党 熊野正士先生
もう、我々のシンポではおなじみですよね。本当に誠実な先生です。
国民民主党 矢田わか子先生
こちらもおなじみ「IR法案 附帯決議」をつけて下さった先生で、
ギャンブルとアルコール依存症のお父様がいらっしゃいました。
私たちの仲間とも言える先生ですよね。
立憲民主党 森山浩行先生
カジノには絶対反対とおっしゃっておりました。
日本維新の会 足立康史先生
噂の?足立先生と申し上げますか、私自身もすごくお目にかかりたかったのですが、
とにかく面白い!一気に場を盛り上げて下さいました。
日本共産党 清水忠史先生
そりゃあもう、ギャンブル依存症語らせたら国会議員の先生方の中で
1,2位を争うお詳しさ、安定感抜群で仲間も感動です。
それでですね、このシンポジウム色んな話題が盛りだくさんだったんですけど、
なんか私たちの想いが伝わらないもどかしさがあったんですね。
つまり、あっちゃこっちゃで専門家の養成とか、連携会議とか作ってます
って、政治家の先生方や、官僚や自治体の方々がおっしゃるんですけど、
でも、私たちが求めてる対策ってそうじゃない。
私たちが求めているのは、もう一度ギャンブラーとその家族が輝けることです。
専門家に飯のタネと、名誉と利権を提供することじゃないのに、
今、政治が推し進めてる依存症対策ってそうなっちゃってるんですよ。
平気でギャンブル産業から直接お金貰って利益相反して、
それでギャンブル産業に都合のいい事ばっかりいっちゃう医者が輝いちゃってるんですよ。
だからあれやってる、これやってると言われても、
それが実際どうなってるかこちらはよく分かってるじゃないですか。
いやその連携実態はこうだからとか、その窓口実際機能してないからとかね。
なのでもうこりゃあ生き証人を見て貰うしかないな!
ってことで、ギャンブラーとそのご家族に舞台に上がって貰ったんですよね~。
このシーンがすごくよかった!とみなさんに言って頂いたんですけど、
やっぱり私たちにセカンドチャンスを与えて欲しい、
そして私たちにこそギャンブル依存症対策で活躍の場を与えて欲しいんです。
なんでどんどんその活躍の場を、医療や行政に奪われ、
私たちが社会のお荷物の様に言われ、
可哀想で、ダメで、弱い人たちに施しを・・・みたいになっちゃうんでしょうか?
もちろん医療や行政が関わってくれるようになることは、
良いことですし前進なんですけれども、でも誰のためかと言えば当事者家族のため、
そしてその人達が再び輝けるため、でもって医療行政は横並びの関係であって欲しいんです。
なんでそっちが上に来て、私達がその下に置かれなくちゃならないのか?
なんで官僚と医療、行政だけで依存症対策が決められていくのか?
そこ本当に納得できないんです。
ってかそれだと求める対策がずれていて、私たち輝けないんです。
私たちは、社会の好循環を考えてます。
ギャンブル産業をつぶそうなんて考えてないです。
そして税金を極力使いたくもないし、医療費を増やしたくもない。
だから国にやって頂きたいのは、まず家族が尻拭い肩代わりをストップすること。
「ギャンブルの借金を家族が肩代わりをしてはいけません」
というTVCMとか新聞広告とかどか~んと出して頂きたいんです。
この家族が肩代わりしないってことが分かるだけで、
ギャンブル依存症対策はグッと進みます。
少なくとも家族は救われるわけですかから。
そして、自助グループや家族会や回復施設など、
相互扶助の活動を広報して貰うこと。
まずは、早急にこれをやってもらいたいんです。
だってこれはすぐできることなんですから。
そして、あとは関係者会議などで、じっくり連携作ったり
対策のあり方を検討したり、研究や調査をやってくれたらいいじゃないですか。
ってなことをおもっているんですよね。
カジノが来るまで早急な緊急措置が必要じゃないですか。
是非、それやってもらいたいです。
さて、そのあとは、作家の志茂田景樹先生の息子さんで、
今は武蔵の市会議員の下田大気先生の体験談。
ギャンブルにハマってたころのお話しをして下さいましたが、
ちょっと時間が短かったんですね~。
今度あらためて当会で講演会を企画したいですね。
しかしお父様にそっくりでいらしゃいますね。
そして最後は当会理事の、草刈健太郎社長。
罪を犯したギャンブラーとの道のりをお話し下さいました。
はぁ、書いててホンマ盛りだくさんだったなぁ~と思います。
そしてやりきった感でいっぱい!
ご来場頂いた皆様方、準備してくれた仲間のみんな、
そしてご登壇頂いた先生方、すべての皆様方に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
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