宮崎謙介議員とクリントン大統領の共通点です

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今日は、育休宣言をした宮崎謙介衆議院議員が、
不倫報道により、議員辞職をされました。
一日中、宮崎議員の記者会見で持ちきりでしたので、
私も、何度か会見を目に致しましたが、
答えにくい質問にも正直に答えられ、
またすっぱりと議員辞職されたことで、
好感の持てる記者会見でした。

少なくとも、「友人」と偽り不倫関係認めず、
記者会見で質問もさせず、
これまでと変わらぬポジションのまま仕事を続けようとした、
ベッキ―さんよりはずっと良かったと思います。
やはり一度はきちんと身を処すことと、
正直に認めることが大切だと改めて感じました。

育休男性についても、当初は懸念されておりましたが、
「それとこれとは別」と、男性の育休取得に対する見方については、
案外影響がなかったような気がします。

この会見で、宮崎議員は十分説明責任も果たしたと思うので、
これ以上、この不倫問題や、過去の女性関係を暴き、
面白おかしく、いたずらに被害者を増やすようなマスコミ報道は、
絶対控えるべきだと思います。

なんと言っても一番被害を受けるのは、
生まれたばかりのお子さんですから、
これから地域社会で生きていく、
お子さんの未来を考えて欲しいなと思います。

またご夫婦の問題に関しては、
このまま結婚生活を継続されるのか?
はたまた離婚という選択肢を取られるのかは不明ですが、
もし結婚生活を継続され、もう一度家族3人でやりなおされるのであれば、
夫婦の修羅場をくぐり、また多くの修羅場を乗り越えた仲間達を、
身近に見てきた私から、是非アドバイスをしたいことがございます。

それは、宮崎議員はカウンセリングを受けるべきだということです。
すでに私のもとにも「この議員は性依存症では?」という、
コメントも頂いておりますが、
私も性依存症、もしくはそれに近い状態ではないかと感じます。

性依存症というとピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、
性依存症で最も有名な人は、タイガーウッズさんで、
この方はリハビリ施設にも入所されましたよね。
莫大な慰謝料と18人もの愛人が衝撃的に語られました。

そして、同じように有名になった方がクリントン大統領です。
モニカ・ルインスキーさんとの不倫関係
いわゆる「不適切な関係」で当時世界中で大騒ぎになりました。

その結果、クリントン大統領には、
強度のアルコール依存症の義父がいて、
大統領が小学生の頃発砲されたこともあり、
生い立ちの中にある、いわゆるACの問題が、
度重なる不倫つまり性依存症に繋がっていると報じられておりました。

宮崎議員の場合、どのような生い立ちであるのかは不明ですが、
「大切な時にも衝動を抑えられない」
「同じような女性問題を繰り返している」
という点で、クリントン大統領と同じかと思います。

宮崎議員にとって、育休は名前を売る最高のチャンスだったと思います。
売名行為では?なんて言うコメントも出ておりましたが、
100歩譲って万が一売名行為だったとしたら、
尚のこと最も身辺に注意しなくてはならない時期だったとも思います。

それなのに、その一世一代の大切な時に、
よりによって不倫をしてしまうというのは、
衝動制御障害たるゆえんではないでしょうか?

「まずいと分かっているのに止められない。」
ご本人が苦しくなければ良いのですが、
今回のように大スクープとなれば、
不倫の代償に、大切なものを失うことになります。
当然、罪悪感や、自責の念、そして後悔などで、
心の中はいっぱいになり苦しくなります。
「そしてもう二度としない」と言いながら、
同じことを繰り返してしまいます。

宮崎議員は、会見の中で、
「子供のために私は生まれ変わって、もう二度とこれから、
同じ過ちは絶対に繰り返してはいけないんだと、
父として、父として(目をつぶる)出直していきたいと思います。」
とおっしゃっていますが、
おそらくこの思いを、ただの意志と根性で、
一生涯貫き通すのは非常に難しいと思います。

何故なら、日本中が自分に注目しているさなかでも、
不倫は起きたのです。

ですからその事実も率直に受け入れ、
「性依存症」「恋愛依存症」「不倫依存症」
からの回復方法をカウンセリングで体得されてはと思います。
きっとプログラムで楽になれるかと思います。

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