ついに完成!ギャンブル依存症ポータルサイト「カケルとキョーコ」です

公開日: 

皆さま~、ついにギャンブル依存症のポータルサイトが完成いたしました!
こちら2018年度日本郵便の年賀寄附金の助成を受けて製作しました。
どうかみなさん、是非ともご覧ください!
ギャンブル依存症ポータルサイト「カケルとキョーコ」

サイトの名前は「カケルとキョーコ」。
これは私の強硬な推しで決まりました(笑)
打合せでサイト名をこれで!とあげると・・・と微妙な空気になりましたが、
頭に「ギャンブル依存症ポータルサイト」とつけることで一件落着。

この「カケルとキョーコ」という名前は、お分かりかと思いますが、
ギャンブラーの「賭ける」と「共依存」のキョーコです。
漫画冊子やタフラブキャンペーンなどでも使っている名前ですが、
キャラはそれぞれ違えども、色んな「カケルくんとキョーコちゃん」が日本にいるわけで、
これからも、この名前で色んな作品を生み出していきたいし、
マンガを書いたりするアーティストな仲間たちにもこの名前を使って、
作品を生み出して貰えるようになるといいな~と思っています。

さて、このポータルサイトの目玉ですが、
それはもうなんといっても「e-ラーニング」です。
これは、まだまだ受け皿が殆どない、ギャンブル依存症の現状を考え、
家族会、ギャマノン等の自助グループなどがない地域で、
精神保健センターも遠い人達に役立てて貰いたいと思って作ってあります。

e-ライニングは筑波大学 准教授 精神科医の森田展彰先生がご自身の研究で、
ずっと取り組んで下さったもので、私たちの家族教室などで行っていたものを、
先生のご指示のもと、e-ラーニングにしたものです。

特徴は、家族間コミュニケーションの学び的要素はもちろんのこと、
自助グループの意味や重要性についても、力を入れていて、
当事者家族の方々に語って頂いている点です。
そして映像を駆使して分かりやすくリアルに見て貰えるようになっています。

さらに、依存症回復応援団からのインタビュー記事!こちらは
・当事者の経験⇒ダンプ松本さん
・医療の役割⇒昭和大学附属烏山病院の常岡俊昭先生
・家族支援の重要性⇒筑波大学の森田展彰先生
・依存症とスティグマの関係⇒松本俊彦先生
そしてインタビュアーは、元NHKアナウンサー塚本堅一さん
という信じられないくらいの豪華メンバー。

じっくり読んでみて下さい。めちゃくちゃ面白いですから。
これもですね、仲間が手分けをしてテープ起こしをしてくれたお陰です。

あとですね、まだまだ不十分なんですけど、とにかくギャンブルは研究論文が少ない上に、
まとまって検索できるものがないので、とっても不便だなぁ~と思っていたので、
ギャンブル依存症に特化した研究論文集も作りました。
これからさらに論文を集めていくつもりですが、掲載してくださる原著論文がある先生方、
是非是非ご連絡下さい。お待ち致しておりま~す。

それから回復の8ステップというものをオリジナルで作り
Q&Aやギャンブル依存症の解説、さらには回復施設ってどんなところなのか?とか、
さまざまな情報をわかりやすくギュッと詰め込みました。

これは当会にいる、あやちゃんというバリバリのキャリアウーマンが、
何から何までやってくれたお陰で、これだけのものができたんですね。
あやちゃんの大活躍は本当にすごかったです。
当会のおばちゃん軍団の中では、ヤバい位の才能です。

でも、私たちってホントすごいと思うんですよね。
ちょっと前まで、夫や息子や娘のギャンブルの事ばっか心配して、
下を向いて歩いていた、心配以外何にもできなくなってた人達だったのに、
今やこんな色んなことできるようになっちゃったんですからね。

まだまだこのポータルサイト、はじめたばっかりですが、
これからもっともっと内容を充実させていく所存です。
でも、認知されないと意味がないので、どうか皆さんシェア拡散して下さいね!

なんとかやり遂げられて本当に嬉しいです!
みなさんこのサイトを一緒に育てて下さい!
どうぞ宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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