翻弄された一日です
今日はですね~、確信を持って振り回された日でした
変な言い方ですけど・・・

実は、先日、インタベンションした女の子ですが、
どうしてもその日に行くのは嫌とのことで、
今日、入所する約束の日だったんですね

ところが、彼女は、ここ数日おうちを飛び出しBoy Friendとお泊り。
女の子の一番厄介なのは、このBFとの関係です。
手助けするBFがいる限り、まず繋がって来ないと考えて良いでしょう

だから、ダメでもともとだとだから、無理強いして失敗するより、
信じて待ってみようと思ったんです

彼女の変わりたいという気持ち、
回復したいという、ピュアな思いにかけてみたんです。
なんか約束を守ってくれる気がしたんですよ

でも、やっぱり、揺れ動くものなんですね~、
彼女は、昨日から音信不通になってしまいました。
それでも、一度だけメールが来て
「いかない訳じゃないけど、自信がない・・・」
みたいな連絡がお母さんに入るんですね

なんかですね、それを聞いた時も大丈夫だ
って、

やっぱり確信があったんですよね。
でも、彼女は約束の時間になっても現れませんでした。
お母さんに、電話しすぎない、メールしすぎないことをお願いして、
あとは、私の連絡先を入れて、貰ったんですね。
そして、荷物を持って東京駅に来てくれたお母さんには、
この時点でお引き取り頂きました。
あとはもう待ちしかありません。
忍耐強く待つのみです。
絶対かかってくるような気がしてなりませんでした

そして、やっと私の携帯に電話が入ります。
すでに午後2時を回っていました。
「待ってたんだよ~
どこにいるの~
」


でも、ろれつも怪しい彼女は、
「今、歩いているんで、またすぐかけなおします。」
と言って、すぐに連絡は途絶えてしまいます。
彼女の電話は、かかってくるとき以外は、
全部、電源が切られています

そして、そこから待つこと更に1時間。
「今~下北沢なの・・・」と連絡が入ります。
私は、間髪入れず「じゃあ迎えに行くね~、どっかで待ってて
」

と伝えました。すると彼女は
「えっ
迎えに来るの~・・・


じゃあ、マックにいようかな~」
と消え入りそうな声。
行こうか、逃げようか・・・グラグラと揺れ動く気持ちが、
手に取るようにわかります。
私は、努めて明るく「うん
マックに居て。30分くらいで行くね。」

と、畳みかけます。
「はい、じゃあ・・・」尻切れトンボで電話を切る彼女。
私は、猛ダッシュで、車を出します

車を駐車場に止めるのももどかしく、
年にムチをうち、走って駆けつけます。
でも・・・
店内をいくらさがしても彼女はいません。
「あぁ、やっぱり駄目だったかぁ~
」

と、落胆しました。
電話もLINEも繋がりません。
それでも、そこからまた30分以上お店の外で待っていました。
彼女は来ませんでした。
「あぁ、あの日にまとめきれなかったこのインタベンションは、
やっぱり失敗なのかなぁ~
」

後悔と、自分を責める気持ちが出てきます。
「来ると思ったんだよなぁ・・・」自分の直感を信じたことが、
間違っていたかな

でも、もう1回仕切り治せば良いことだ
と、

自分で自分を奮い立たせて
「今日は、ダメそうです。」と、
スタッフとお母さんに連絡を入れます

それでも、未練がましく周囲のお店を覗きながら、
ボチボチ戻っていた矢先、
また彼女から電話が入ります

「ごめんなさい。お店を出て、駅の構内に居ます。」
もう、レロンレロンで、良く聞き取れない感じでした。
でも私は、務めて明るく
「そっか~、居ないから探しちゃった。
今から、駅に行くから改札出ておいで。私、車だから
」

「はい・・・」消え入りそうな彼女の声。
私は、また走って、駅まで戻ります。
改札に駆けつけて・・・でも居ない。
しばらく待っても出てこない・・・
おかしい・・・どうしたんだろう・・・やっぱりダメなの・・・

不安がむくむく顔を、もたげてきます

不安に駆られ、周囲をぐるりと歩いて見回すと・・・
居た~~~~~
その、嬉しさをどう表現したらよいでしょうか

彼女は、私を見ると、大きな目に見る見るうちに涙がたまります

「不安定で、泣いちゃった・・・」
相変わらず、甘えたような彼女の話し方。
私は、可愛くって、胸がきゅ~んとなります。
「Mちゃんて、本当にピュアで可愛いね。大好きだよ
」

「Mちゃん、絶対回復できるよ。大丈夫、やってみよ
」

肩を抱くと、彼女はちょっとだけうなずきました。
気が変わらないうちにと、東京駅に駆けつけます。
車の中で、彼女は良く話してくれました。
もう今日中には戻れないなぁと思った私は、
夫に「お願い、東京駅に来て
車受け取って
」


と頼み込み、忙しくて渋る夫を説き伏せ、
東京駅に駆けつけて貰い、車を受け取って貰いました

ホント、この夫で良かったなぁと思うのはこんな時ですね。
やっと新幹線に乗ると、彼女はどっと疲れが出たのか、
座席で眠りこけていました

無事、新大阪に着いて、
お迎えに来てくれた、ひろし君とマキちゃんに引継ぎ、
私は、ホテルに到着しました。
ホテルに着くと、早速みっちゃんから電話。
「彼女が帰ると言ってます
」

が~ん

「えっ
もう・・・
」と落胆しつつも、


電話で再び説得し、ひろしくんにも関わって貰い、
やっと今日と言う日が終わりました

長くて、緊張して、疲れて、振り回された1日でした。
でも、可愛くて、胸がきゅ~んとなって、心が丸くなれて、
寛容さや忍耐を学んだ日でもありました

まだまだほんの一歩ですが、
回復して欲しいなぁと心から願い、
とにかく今日は何とかなった

と感謝で終われました。
有難うございました

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沙羅さん
お疲れ様でした。
大変な一日でしたね。
愛情あふれる沙羅さんにしか出来ない
事ですね。