マイ・インターンです
実は昨日大きな仕事が一つ終わったのでホッと一息。
なんとなく微妙に体調もすぐれないこともあって、
今日は夫と二人、買い物したり、映画に行ったりして過ごしました。
映画好き夫婦の今日のセレクトは「マイ・インターン」
ずっと観たかったので、やっと念願叶いました。
いやぁ、アンハサウエイ相変わらず可愛くておしゃれですね。
そしてロバートで二―ロも素敵でした。
かっこいいオフィスやファッションにもワクワクしました。
ネタばれしないように少しだけ書きますけど、この映画、
アン・ハサウエイ演じるジュールズが始めたアパレル会社がたった1年半で急成長、
社長のジュールズは分刻みでスケジュールをこなしているんですね。
完璧を求める姿勢は素晴らしいんだけど、
スタッフがその急成長についていけない・・・
そこにシニアインターンのロバート・デニーロ演ずるベンが入社。
最初は彼の存在をうっとうしく感じるジュールズですが、
なんでも寛容に受け止めてくれる、ベンに段々心を開いていくんですね。
いやぁこの映画、実におこがましいですし、
会社の規模も実力も全く違いますけど、
自分の姿とかぶっちゃいましたね。
特に、ジュールズがこうなんていうんでしょ、
仕事には細かいところまで気がつくんだけど、
気が短くて、いつもイライラ、
プレッシャーに対しても普通に感じているんだけど、
それを見せずに闘う感じ。
対するベンは、誰にでも配慮ができて、
なんでも否定せず受け止めてくれる人。
しかも仕事もできて、頼りになる。
その癒しのオーラからなんとなくあの名作
「かもめ食堂」をほうふつとさせるものがありました。
私はですね、自分のキャラから、ベンのようには絶対になれない、
あこがれますけど、まず無理だろうなぁと思います。
気が短くて、移り気で、直感は冴えてるけれど、
好き嫌いがあまりにハッキリしていて、
嫌なものは瞬間的に切り捨ててしまう様な所があります。
そして「粘り」というものに無縁です。
ダメならダメで、さぁ次行ってみよ~!みたいな感じですね。
だから、味方も多けりゃ敵も多いみたいな人生なんですよね~。
あまりにハッキリした主張があるので、
実際に私に出会ったことがない人でも、
私のこと好き嫌いがありますからね。
でもベンのような、なんでも受け入れてくれる人、
これはうちの夫に近いですけど、
好き嫌いが少なくて、人の良い所に重点的に目が向いて、
誰にでも親切みたいな人は、もちろん私も大好きですし、
自分もそうありたいと憧れてはいますね。
だから人生って組み合わせが大切ですよね。
太陽と月の組み合わせが上手く行くのであって、
太陽が沈んで、また太陽が出てきたんじゃ、
もうその情熱に人は干上がっちゃうし、
月が沈んで、また月が出てきたんじゃ、
人はシーンと静まり返ったままになってしまいます。
情熱の太陽が沈んだら、ホッと安らぐ時間がある、
これが上手く行く組み合わせなんですけど、
人生ってしばしばこの組み合わせを間違える時がありますよね。
仕事でも家庭でも、同じタイプはお互いがよく分かるだけに、
最初は良いですよね、ビートが合うので。
でも、組み合わせのミスマッチに気がついてくると、
ものすごく苦しくなったり、傷つけあってしまったりします。
私が思うにですね、この組み合わせがミスマッチだった場合は、
もう離れた方が絶対に良いと思います。
違う人と組んだ方が幸せになれると思います。
逆に、組み合わせは良いんだけど、
ボタンの掛け違いで最近ぎくしゃくしてて・・・
ってなことなら、意欲と、正直さと、開かれた心を持って、
人間関係を修復していくと良いと思うんですよね。
きっと道が開けるし、その修復のプロセスこそ財産になるはずです。
人って基本に持ってる性質って変わらないと思うんですね。
むしろだから良いんですよね。
で、その性質の良い部分を出し合って、
苦手な部分を補い合うように、
人類って作られていると思うんですね。
不思議なことに、良い部分が同じだと、
ぶつかりあっちゃうんだと思うんですよね。
そんなこと考えてたら、
神様ってすごいよなぁ~って思ったんですよね。
だからちゃんとみんなに居場所ってあるはずなんだよね~って。
パズルのピースがはまるように。
そう考えると世界って完璧な1枚の絵になるはずですよね。
組み合わせって大事だなぁ~と思うと、
私は何よりも夫に出会えたこと、
仲間に出会えたこと、
本当に幸せだぁ~と思いました。
マイ・インターン面白くって、おしゃれな映画です。
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