居場所が居場所になる時です

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FBでUPしましたが、本日はグリーンバード新宿の忘年会でした。
みなさんグリーンバードの活動はご存知ですか?
グリーンバードとはこんな団体で、皆で街のお掃除をやっているんです。
http://www.greenbird.jp/

どうですか?あなたの街にもグリーンバードがあるかも!?
すでに活動は世界へと広がっているようです。
ご興味のある方は是非参加して見て下さい。

私の住む神楽坂でもこの活動があって、
たまたまそれを目にしたことから、
「地元をお掃除して頂くからには、地元の人間が参加せねば!」
と思い、私もメンバーに加えて頂くことに致しました。

我が新宿チームは、代表があの乙武洋匡さんということもあって、
結構活発に活動しています。
私はなかなか出席できませんが、
少しでもお手伝いできたらと思っております。

今日は、忘年会ということもあって、
乙武さんもお見えになったのですが、
乙武さんの締めのこんなご挨拶でなんだかジーンとしました。

「ここに来られている方たちは、これまで何かの中心になったり、
注目を浴びたりすることが、もしかしたらあまりなかった人たちかもしれない。
ここは、ゴミ拾いという名目で、人々がゆるく繋がれるコミュニティ。
グリーンバードって、とっても良いコミュニティだなって思います。」

「そうか~確かに~。ゴミを拾うことも目的ではあるけれども、
この誰でも参加できる、ゆるいつながりが一つのコミュニティになって、
居場所ができるってこともあるんだよね~」
って、すごく納得することができました。

そう居場所というのは、この世でどこにでも転がっているのです。
でも、その居場所を「ここが自分の居場所だ!」
と思えるようになるためには、
自分が「ここを大切にしていこう!」という意識を持てないと、
いつまでたっても居場所になんかならないんですよね。

所属感というのは、誰かに認められることじゃなくて、
自分が「ここにいよう!」って認めることで生まれるんですよね。

ですから、ゆる~いコミュニティというのは、
非常に居心地良く、誰しもの居場所と成り得ますよね。
自助グループなんかまさにそうです。
「伝統」という指針はありますが、ルールはなく、上下関係もない。
そもそも組織化もされていないんですから。
そこに居よう!と思えば、
誰もが脱落せずに居続けることができますよね。

グリーンバードのような、相反する意見の出ようがない活動は、
ゆる~い居場所作りには最適なんだなぁと思いました。
でもやっぱりそこに自分の居場所を見出すためには、
自らがその場所を愛し大切にしていくしかないんですよね。

「居場所が見つからない」という人は、
もしかしたら違い探しや、他者批判に目がいきすぎて、
ここじゃないどこかを探し続けているのかもしれません。

実は自分の居場所って、どこにでもあるし、
どこでも居場所にできる。
でも、居場所を居場所と思えるようになるには、
自分がそこを居場所と決めるしかないんですよね。
他者が決めるのではなく、自分が決める・・・
そこに気がつけないと、居場所に永遠に気がつけないのかなぁ
とそんなことに気がつきました。

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