この所、児童虐待の悲しいニュースが続いていて、
今日もミーティングであった仲間と、その話になり、
「自分に何ができるのか！？」「無力感に見舞われる」と、
がっくりとうなだれる気持ちになりました。

子供の虐待をなくしたい・・・
この世の誰もが思っているはずなのに、
一向になくならない。
それだけでも苦しくなるのに、
その中には、ギャンブル依存症の家庭も多くある・・・
そう考えると本当に胸が張り裂けそうになります。

このように皆さまの心の中にも、
なんとかしたい！と思っている問題は、
数々あると思いますが、私も色々あるわけで、
そのうちのNO1はもちろん「ギャンブル依存症問題」です。

なんといっても、「レスポンシブルゲーミング」という、
日本では絶対流行らないであろう、
意味不明の言葉が世界にはあるんですが、
これは「（運営者側の）責任あるゲーミング」という意味で、
これを日本で実現させることに、私は全精力を捧げている次第です。

でもこれまずネーミングがダメすぎますよね。
もうちょっと分かりやすい日本向けの言葉を作らないと。
「クールジャパン」以上に、理解は浸透しないでしょう・・・
何がいいかといつも考えているんですが、
良いプランがあったらご連絡下さい。

つまりこれ誰がやったって、大儲け出来ちゃう、
ギャンブル産業の許可を貰う代わりに、
ギャンブルのマイナス面である、
ギャンブル依存症対策は、運営側が精一杯やります！
っていう責任ある考え方と仕組みなんです。

それが世界基準なんですよ、皆さん。
「ギャンブラーなんてアホな奴は放っておけ！」って言ったってね、
それで被害を被るのは一般人の皆さんなんです。
そして、その分大儲けしてるのはギャンブル産業側。

このゆがんだ構図を是正しないと、社会は不平等で、
しかも不利益ですよねっていうことを、
日本の社会に分かって貰うこと、これが私の使命だと思っています。

皆さん、よ～く考えてみて下さい。
ギャンブル依存症者が、借金だらけになったり、
みじめな生活になるのは、自業自得だ！
っていう皆さんの言い分ですけど、
私たちもそれはもちろん受け入れているんです。
だから皆そうなっていますよね。
そして100歩譲って家族に被害が及ぶのも仕方ないとしましょう。

でも全く関係ない、一般社会の色んな人達に、
被害や迷惑をかけたり、ツケをまわすのは良くないですよね。
だからその部分は、そもそも必ず大儲けできる特殊な産業なんですから、
社会に負担させているツケの部分を、
本来はギャンブル産業が出すべきですよね！？
・・・と申し上げている訳です。

そして、いくらギャンブラーが自業自得と言っても、
依存症にはならないに越したことはないんだし、
皆が浅く、広く楽しめる程度のギャンブルだったら一番いいよねってこと。
そのために若い人たちや、子供たちには、
私たちの時代には、知らなかったギャンブル依存症の知識を、
ちゃんと教育していきましょうよ！ってことを、
今一生懸命発信してるわけですね。

う～ん、こう書いてみても、
実に当り前の考えで、何故これが実現しないのか？
サッパリわかりません。
誰にとってもWinWinだと思うのですが。

だって皆さん、ギャンブル依存症なんて536万人とも言われているんですから、
その人たちの社会保障費たるや、どれだけ莫大になっていることやら。
生活保護費だけでも大変な額でしょう。

他に、犯罪に走るケースや、貧困、などの問題に対処するだけで、
ものすごい国家予算が使われている訳です。
だったらその分、ギャンブル産業が負担してくれたら、
そのお金でもっと社会を良くすることができるじゃないですか。

虐待で子供たちを死に至らしめたり、
または強いPTSDのせいで、生涯自立が不可能となったり、
それだって大きな国家損失ですよね。
ギャンブルのためにそんな悲劇が繰り返されているとしたら、
それだって食い止めたいですよね。

極論すれば、皆さんの年金額だって、
ギャンブル依存症問題で減額されてるかも・・・じゃないですか。
だからギャンブル依存症対策推進にご協力頂きたいんです。

http://www.izonsyo-taisaku.org/#!blank/ljauc

本日署名サイトに、仲間の体験談がUPされました。
是非ご一読下さい。これが依存症家庭の現実です。

そしてどんな厳しい状態でも、回復はできる。
私たちはその希望の灯をともし続けてきました。
これまでも、そしてこれからも。

けれども私たちのような思いを、
もう誰もしないで済むなら・・・
それが一番の願いであり、
そうしたいと思って行動しております。

10万人署名にご協力お願い致します。
https://izonsyo-syomei.org/

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