今時の子です
今日は娘から、ビックリするような話を聞きました。
なんと、娘が今度入学する高校の新一年生のLINEグループが、
既にできていて、しかもグループメンバーがもう110人もいるのだそうです。
ひぇ~!どうなっているの?って思いません?
だってまだ入学説明会もないのに、
なんで子供たちが既に知り合えるの?って不思議ですよね。
娘自身も「ネットってすごいね~」と驚いているのです。
そんなことが何故できるのでしょうか?
どうやら娘がTwitterで、今度入る高校関係の人らしき人を見つけて、
フォローしているうちに「新一年生?」と会話が始まり、
「LINE入ってきて~」なんて話になったそうです。
すごい!というか、恐いというか・・・
こんな社会になってくると、親は子供たちに起こることを、
もう絶対に予測しきれないですよね。
だからもうテクノロジー分野では、
子供には叶わないということを認めて、
あとは、子供たち自身に予防教育を施すことと、
人間教育に力を入れるしかないと思います。
人との繋がりの大切さ、
自分も他人も愛し大切にすること、
多様性を認めること、
信頼関係の築き方、
自分の意見も相手の意見も尊重すること、
などなど基本的な人間教育が身についていれば、
なんとか我が子が守れるかな?と思う今日この頃です。
そうやって普段の生活の中で、人間教育をやって、
あとは子供の力を信じるしかない・・・
それしかできないと思っています。
もちろんスマホを与える時に、
なんらかのルール作りは必要ですけど、
それだけでは全てを防御できないというのが実感です。
ですから子供自身の基本的な能力、
人間愛の能力が必要だと思います。
本当に生きづらい世の中になってきました。
こんなにも人と四六時中繋がっていなくちゃならないのです。
そんな青春を子ども達は生きていかなくちゃならない。
私たちは、違う青春時代があったから、
現代のこの常に人と繋がる息苦しさがよく分かります。
私たちは大人なので、ある程度付き合い方も分かるし、
面倒ならやらなくてもすみます。
適当にできるのです。
けれども子供たちは、この息苦しさが当り前の中に生き、
しょっちゅう誰かと繋がっていながら、
嫌われたり、いじめられたりしないように、
神経を張り詰めて生きていかなければなりません。
そして繋がりが長くなれば、
それだけ疲れるのは当たり前です。
今の子供たちがどことなく元気がなく、
皆、良い子でこじんまりまとまって見えるのは、
こういった四六時中他人の目の中で生きなくてはならない、
そんな時代の結果なのではないか?と思います。
本当にこんな社会でよいのでしょうか?
便利さと速さを求め続け、
それを無防備に子供たちに与えている大人たち。
少なくとも、もっと企業責任に声をあげ、
生産者側の倫理観向上を啓発すべきではないでしょうか?
そう、子供たちに人間愛を教える教育が必要なように、
そしてそれを教えられるためにも、
大人たちこそ自分の利益追求だけでなく、
次世代の子供たちに豊かな人間性を残すために、
人間愛を今一度学ぶべきではないでしょうか。
私はこれからの時代
「やり過ぎない」「行き過ぎない」という企業理念が、
必要だと思っています。
ギャンブル依存症の10万人署名と共に、
これからはネット社会にも目を向けられたらと思っています。
どうか皆さん一緒に考え、声をあげていきませんか?
声をあげ活動することはとても面倒です。
手間もヒマもそして場合によってはお金もかかります。
だけど皆が無関心なら何も変えることができません。
無関心の反対語が「愛」なのです。
少しの力でも集まれば大きな力になる。
今、私たち親世代が声をあげなければ、
もう変えられなくなってしまう時代がすぐそこまで来ています。
何故なら、インターネットがなかった時代の、
あの自由でのびのびと、
もっと豊かに過ごせた子供時代を知っている世代が、
親である時代は、あとわずかしかないからです。
冒険ごっこや鬼ごっこ、
お人形さんごっこや、おままごと、
缶けりやゴム段で遊んだ私たちの世代。
それがどれだけ恵まれたことだったか、
当時は全く意識もしませんでした。
でも今ならハッキリと分かるのです。
リアルな遊びやリアルな繋がりの贅沢さが。
あと数年もすれば、生まれた時からネットに囲まれた世代が、
親世代の主流派となるでしょう。
そうなってしまったら、もう見えなくなってしまう大切な何かを、
私たちには伝えていく使命があると思っています。
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