シンポジウム御礼です

公開日: 

皆さま、本日無事にシンポジウムが終了いたしました。
会場に足を運んでくださった皆様、
本当に有難うございました。

お陰様で、会場は満員御礼となり、
仲間以外にも、様々な分野の方にお越しいただくことができて、
大変嬉しく思っております。
どうか今後も引き続き応援頂けますよう、
宜しくお願い致します。

映画「微熱」
初めて多くの仲間や関係者の皆様方にご覧いただきましたが、
皆さんやはり一様に「すごいリアリティ」「泣けた」「胸が苦しくなった」
などなど衝撃的にご覧頂いたようです。

やっぱり小澤監督は天才です。
この作品は、私たちの宝物として、そして
私たちを知って頂くための資源として監督にご協力頂き、
多くの方々にご覧いただけたらと思っております。
全国の精神保健センターさんやNPO法人さんなど、
是非上映会開催をご検討ください。

そして、貴闘力さんのご講演。
お人柄が現れる、正直でなおかつ鋭い視点で真実を語って頂きました。
貴闘力さんにとって、私たちのような講演会でご自分の過去について、
語ることなど、何のメリットもないかと思います。
むしろ有名人でいらっしゃる、貴闘力さんにとってリスクしかありません。

にもかかわらず、こうして講演会にご登壇いただけることは、
ひとえに私たちに対する思いやりと、
貴闘力さんの面倒見の良さの表れかと思います。
本当に貴闘力さんのお陰で、私たち大変助けて頂きました。
心より御礼申し上げます。

そしてシンポジウム。
実は、「やっぱりシンポジウムで資料出したいので、何かご用意いただけますか~?」
と、なんと先生方に前日に依頼した私。

どうしてこう段取り悪く、しかも思いつきで生きているのでしょうか?
しかも振り回す相手が夫ならともかく(笑)
お偉い研究者の先生方になんたる態度・・・

しかし、森田先生も和田先生も、あきらめて下さっているのでしょうか?
何も文句もおっしゃられずに、間に合わせてくださいました。

そして、今日の様々なスライドを、
これこれこういう順番で写したいから、宜しく~!
と、今朝、夫に丸投げした私。

そして、夫はそれを「ハイハイ」と、
これまた文句も言わず、プログラム紹介用のスライドも追加して、
間に合わせてくれました。
私はどうしてこう優しい人たちに囲まれているのでしょう。
有難いったらないです。

そして、今日のシンポジウム本番。
貴闘力関、小沢監督、森田先生、和田先生、
そして衆議院議員の初鹿先生という
どっひゃ~な大物メンツを一堂に揃え、
ファシリテーターをした私。
しかもロクに打ち合わせもせず
「適当に振りますので、宜しくお願いします」
って、いいのか!?それで・・・って感じでしたけど、
良いんです!
結果、めっちゃ面白かった~と、皆に言って貰えました。

あのですね、実はこの私「打ち合わせ」の意味が分からないんです。
何をどう打ち合わせしたらよいのか?
そういう予定的段取りが全くたてられません。
「やりながら考える」もしくは「やってみなくちゃわからない」という風に、
頭の中がなっているみたいで「打ち合わせしといてくれれば・・・」と言われても、
「一体何を?」となってしまうんです。

それともう一つの私の特徴。
このブログでもお分かりの通り、
難しい話ができない、わからない、単純明快じゃないと理解不能なんですね。
ですからああいうシンポでも、先生方の表現が何となくモヤ~っとした時なんか、
「それってこういうことですか?」って、つい突っ込んで聞いちゃうんです。
だって、わかんないと、話が見えなくなっちゃうじゃないですか~。
で、それが余りの図々しさからか「面白い」と言われます。

利口ぶって、わかったふりしても、すぐ化けの皮はがれちゃいますから、
とにかく疑問点はハッキリ聞く!
そして良く分かった時の「なるほど感!」が大好きなんですよね。

シンポでは、初鹿先生が小沢監督の新作「月光」について
「国会議員の間で上映会やります!」
なんて明言して下さったり、森田・和田両先生がおっしゃった問題点について、
「宿題を沢山貰いました」と、おっしゃって下さり、
やっぱり頼りになるなぁ初鹿先生は・・・!と嬉しくなりました。

更に、今回もうお一方、私が無茶ぶりした方がいらっしゃいます。
それはアスクの今成さんで、
もう皆さんご存知かもしれませんが、
この度、アスクさんで、
「赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本」
赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア
というご本を出版されたんですね。

今回のシンポをやるにあたって、大切なのは解決策じゃないですか。
この問題、ただでさえ少ない解決策なんですから、
それをご紹介しない手はない!とばかりに、
これもまた昨日になって、
「今成さん、セミナーでご本ご紹介いただけないでしょうか?」
「しかも何冊か持ってきていただけないでしょうか?」
と無茶ぶりをし、ご来場をお願いした次第です。

でも結果とっても良かったです。
アルコール基本法成立の立役者のお一人である、
今成さんをギャンブルの仲間たちに紹介できたこと、
そして「アルコールは法案通すことができたんだ!」という希望を、
目の当たりにみて貰えたことは、
私たちギャンブルチームのモチベーションを大いに高めることとなりました。

こんな風に盛りだくさんだったセミナー。
沢山の方の応援と、沢山の方の寛容な愛のお陰で、
無事やり遂げることができました。
本当に本当に有難うございました。

これからも沢山のご迷惑をおかけすると思いますが、
どうぞ応援のほど宜しくお願い致します。

そして、これも驚かれると思いますが、
現在、私は岡山におります(笑)

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