依存症予防教室モデル授業in札幌です

公開日: 

本日は、依存症予防教室モデル授業in札幌でした。
会場には約100名の方がお越し下さり、そのうち半分は教育関係者の方々で、
広報が行き届いたことホッと致しました。
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なんせ、この予防教室、一番の難関は広報で、
普段厚労省系の活動が多い我々が、
畑違いの文科省の分野に切りこんでいく難しさを痛切に感じております。

仲間達が、地道に県内の小中高校のFAX番号を調べたり、
住所を一覧にしてラベルを作って郵送する、
こういうめっちゃ面倒くさい作業を引き受けてくれるおかげで成り立っています。

まだまだなかなか教育の分野に「依存症」の必要性が浸透していませんが、
それでもこうして各地で少しずつ成果をあげていく、
地道な活動が大切だと信じてやらせて頂いています。

今年はあと1回8/21の仙台の予防教室で終わりです。
多くの皆様方に是非ご参加頂けるよう、最後の広報のご協力、
どうか宜しくお願い致します。
「ダメ、絶対」 だけではない 依存症予防教室 ​モデル授業(仙台会場)

さて今回の北海道ツアーは実に珍道中、かつ自分のギャンブラー気質を浮き彫りにさせる旅でした。
というのもご存じの通り東京に台風が襲来しているお陰で、
帰りの飛行機が大丈夫か?という懸念があったんですね。

でも私は、その辺いつも「まぁ、なんとかなるっしょ!」としか思ってない訳ですよ。
ところが松本先生は、明日外来があるので、絶対に帰れないと困る、
今成さんは、松本先生が来れるかどうか?万が一来れなかった場合の対策も考えておかなきゃ、
と思っている訳ですよ。

んで、私と今成さんは前泊しているから、やるのは問題ないんですが、
松本先生は、来れるだろうけど、帰れないようなら行かれないなぁ・・・
ってな状況で、万が一松本先生が来れなかったら、
じゃあ松本先生の資料使って、我々でやりますか~!
ってな感じだったんですね。

で、今成さんはどうやら
・資料を見て、2人で出来そうかどうか?とか、
・松本先生が来るかどうか最終確認を!
と前日思っていらしたらしく、私に伝えてくれるんですけど、
この私、常々打合せの必要性が全く理解できない人なんで、今成さんが何を言って下さっても
全然意味が分からず「そうっすね~、じゃあ、まあ明日考えますか~」
ってな感じなわけですよ。

んで今朝も、メッセンジャーで松本先生と今成さんが、
「来れるが帰れるか危険」的なやり取りをしているんですけど、
あたしゃ全く気になっていないので、その時間爆睡(笑)。
今成さんに電話で起こされる始末。

で結局、松本先生にトップで話して貰って、
終わったらとんぼ返りってことで、
フライトを変更して来て頂いて、無事お帰り頂けたんですけど、
もうこの私、お二人の話しに全くついていけてないんですよね~。
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今成さんと「私には、リスクヘッジの概念がない」と爆笑したんですけど、
よくわかったのは、先が見えない未来に対して、イチかバチか賭けるっきゃない!
と考えることが私には当たり前であり、
それ以外にどうすりゃいいのか分かんないんですよね。

でもって、松本先生お帰り頂いたあと、
我々二人で、無事セミナーをまわして、終了となった訳ですが、
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その時点で、私の携帯に帰りのスカイマーク欠航のお知らせが来てたんですよ。
で、あ~あ・・・と思いましたけど、まぁあと1泊してもいいか~
と思って一度はホテルをとったんです。

ところが、よ~く読んでみると、明日も全面欠航っぽい感じなんですよ。
こりゃいかん!少なくとも明日の夕方のアポには帰らねば!
と俄然奮い立ち、そっからですね、シャッキ~ンとスイッチが入っちゃって、
なんとしても帰っちゃる!モードになったのは。

この「目標ができると、勝ち取ったるで~」みたいな感じって、まさにギャンブラー気質。
「勝ちに行く!」ということへのこだわりが、人一倍強いんですよね。
で、安全策よりリスクを好む。

今成さんと、駅の旅行窓口に飛び込み、
少なくとも明日の朝、帰路につける道は何か?と問い合わせ、
おおまわりだけど関空に出て、そっから明日東海道で帰ったらどうか?
というプランに落ち着いたんですね。

で、慌てて空港に向かう途中、大阪までいけば、夜行バスで帰ってくることもできますね~
なんて感じで「初めての夜行バスチャレンジ!」なんて気分が盛り上がっていたんです。

なんせこの私、とにかく本州についてくれれば、
片道8時間くらいなら、最悪乗り捨てられるレンタカーでも帰れる!
という自負があるわけですよ。

「今成さん、大雨の中、ばっしゃ~ん!なんて車に水かぶりながら帰るのも面白くないっすか?」
なんて言ってって、今成さんが「無事帰れるなら・・・」と消極的賛成を示す・・・
みたいな漫才みたいなやり取りがあったりしたんですけど、
つくづく自分のこの「勝つまでやる!」みたいな感覚が、
ギャンブルをとことんやった一因かも・・・と思いましたね。

で千歳空港についたら、なんとですね、
ホント気まぐれに、グラホのお姉さんに座席をとって貰いながら、
「ねぇ~ダメもとで聞くけど、羽田に帰る方法はないんだよね?」
と、聞いたら「次の便が、飛ぶかも~?」ってなことになったんですよ!

しかも既にみんな帰っちゃった人が多いので、
空席もたんまりあることが分かったんです!

え~~~~~~~~~!ってな事になって、
速攻で、その便に予約を入れ、天候をギリギリまでチェックして、
飛ぶかどうか決まります~!って言うんで、
食事しながら待ち、結果なんと無事に羽田に帰ってきたんですよ!
ひぇ~!まさにミラクル!ハイヤパワー感じました。

今成さんと、無事着陸した時は
「やったね~!」と思わず顔を見合わせちゃいました。
いや~、まさに珍道中でしたけど、人間いざとなったら何とかなる!
と、ますます自信を深めた次第です。
めでたし、めでたし!

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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