TBS　ビビットさんとの話し合いです

公開日：2016/07/16

先日立ち上げをお伝えさせて頂きました、
「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」ですが、
多くの方にご賛同のメッセージを頂いており、
大変有難く御礼申し上げます。

また、発起人に有名カウンセラーの信田さよこ先生や、
ソーシャルワーカーの草分け的存在である、佐原まち子さんにも
加わって頂けることになりました。
今後、ご賛同頂いた皆様方の一覧もUPして参ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク

さて、本日は、このネットワークで最初の抗議文となった、
TBSテレビ　ビビッドさんに対するテリー伊藤さんの発言について、
番組プロデューサーさんとお話しさせて頂ける機会を頂戴致しました。

このプロデューサーさんから、直接お電話を頂き、
まずは今回の件について丁寧なお詫びを頂きました。
そして「では一度お目にかかって意見交換致しましょう」
ということになりまして、今日TBSに伺った次第です。

私からは、上記の記事に書いたような内容の要望をお伝えしたんですね。
で、TBSさんからは、

・これからはテリーさんのようなタレントさんの発言だけでなく、
それと一緒にきちんと専門家の意見も聞く。

・社会貢献に繋がるよう「今困っている人がどうしたら良いのか？」といった、
有益な情報を流していく。

・「ダメ絶対」的なものだけでなく、回復者の姿など、
やめられずに苦しんでいる人が、回復しようと勇気を持てるような、
方向性の番組作りをする。

・人格否定、個人攻撃で、同じ依存症に苦しむ人たちを、
傷つけるようなコメントをさける。

といったことをお約束して頂きました。
話し合いはとても穏やかに進み、私としては、
大変満足して帰って参りました。

こうした地道な行動が、
今後どれだけ効果が上がるかは分かりませんが、
とにかくこちらとしては、コツコツとメッセージを伝え、
話し合い、改善を求めていく次第です。

皆様方からも、今後こんな放送があって問題だ！
というような情報をお寄せ頂けるようなシステムも、
作って参りたいと思います。

マスコミの皆さんからも、回復のメッセージを発信して頂けるような、
そんな社会を目指して参ります。

現在国内の推定罹患者536万人（2014年厚労省）のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を！
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

in a family way