男と女の違いです

公開日: 

ここ数日間、ネット上に男と女の違いについて書かれたものが、
「これは納得!」とお笑い的要素と共に拡散されていて、
私も、爆笑しながら読みました。

皆さんいかがですか?
すれ違う男女(出典:Temita)

もう一つ
男女の意識差を漫画に(出典:Temita)

単純に男vs女と区別してしまうのって、
今どきじゃないし、もちろんあてはまらない人も多いと思いますが、
なんとなく「あるある~」と笑ってしまいますよね。

もう我が家なんて、ドンズバにあてはまります。
私は、典型的な「しゃべりながら、考えをまとめる」タイプ。
なんとなくモヤモヤしたら「ね~、聞いてよ~」と愚痴り、
話をし、人に共感して貰い、その返事を聞きながら、
「あ~、そっか~こう考えりゃいいんだね~」とか、
オチなんかなくても「まっ、話したからすっきりしたわ」となります。

つまり自分の感情を、話すことで昇華したいわけですね。
それをですね~、うちの夫はもう~うるさい!
必ずちゃちゃっと聞いて、ちゃちゃっと答えを出すわけですよ。

でも物事何だって、周りの状況とか、
複雑な人間関係とか、上下関係とか、
相手の性格とか、立場とか、その他面倒なことが、
たっくさんからみあっていて、分かっちゃいるけど、
行動に移せないとか、そもそも解決したい訳じゃない・・・
ってなことも沢山ある訳ですよ。

そういう複雑な機微が、男性陣にだってあるはずなのに、
何故か、結果だけを求めたがりますよね。
我が家なんぞ、
「あなたに解決して欲しい訳じゃないの!聞いて欲しいだけなの!」
と何度も喧嘩になりましたが、
最近は私も学習し、悩んでいることは夫に極力話さないってことにしています。

そもそも子供の事以外は、仲間と話せば解決しますし、
帰りの遅い夫と話をする時間もそんなにないですからね。

家庭円満の秘訣を、昔は何事も隠し事なく話しあい、
お互いに思いやりを持って、助け合うことだ!
と幻想を持っていましたが、今では家庭円満の秘訣は、
面倒な外の問題を家庭に持ち込まない
ってことじゃないかなぁと思ってます。

ですから夫も私も、時々は
「こんなんあってさ~参るよ~」位にはいいますが、
「そうなんだ~、参るね~」位に返すにとどめ、
「手伝って」と言われたことはやりますが、
それ以外は、相手の会社のことに口を突っ込まない事はもちろんのこと、
適当に聞き流してますね。自分だけで手いっぱいですし。

伝える相手を間違えると、本当にロクなことはないです。
ストレス解消しようと思ったのに、逆にストレスがたまります。
だから我々のように、聞き方を心得ている、
自助グループの仲間がいることは、人生の恵みですね~。

私なんぞ、忙しいとはいえ、なんだかんだあっても、
いまだに週2回はどっかのグループには行ってますもんね。
昨日も、久々に行ったグループで、大歓迎して貰って、
ほっこりして帰ってきました。

夫婦なんてもんはしょせん、他人の男女にすぎません。
たまたま長い時間一緒にいますけど、
いうなれば偶然の産物ですからね~。
ある意味、性欲という本能によって惹きつけられた部分も大きいわけですから。

それを必要以上に期待しすぎるとロクなことになりません。
一心同体なんかじゃないですからね。
個はいつまでたっても個ですから。

特に依存症のご家庭で、世間一般で言われてる、
「運命共同体」とか「夫をたてろ」とか、「食事は家族全員で」とか、
そういう道徳概念っぽいものに縛られてると、
突破口が開けないです。
そんな優等生なサザエさん的ご家庭じゃなくても、
非常識でも一人一人が楽に生きられる家族ならそれが一番じゃないですか。

そしてですね、ここに書いてある
「ただ共感して欲しいだけ」っていう女性に対し、
「今はそんなことを言ってる場合じゃない!解決策のために動き出せ!」
っていうのも、依存症家族の宿命だと思います。

次回はこの共感という力を、行動に変えて行く、
行動スキルについて書きたいと思います。

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