無趣味を自認している私ですが、
あえて趣味をあげろと言われたら、
「読書、映画鑑賞、ドライブ」という、
履歴書に書く事ないから仕方なく書きました・・・的な趣味があげられます。

といってもこの3つって多くの人達が普通に生活に取り入れてることですよね～。
私も、全くその域をでませんが、でも好きは好きですね。

で、年末年始も色々バタバタと相談も寄せられるので、
完全な休みってないですけど、なんとなく普段より時間はあるかな～
ってな感じだったので、今日は夫と「海賊と呼ばれた男」を観てきました。

この映画、百田直樹さんの原作を読んで、めっちゃ感激していたので、
映画化されると聞いた時から、楽しみにしていたんですよね。
前評判もすごく良かったですし。
で、原作とたがわず、勇気とやる気がでる、めっちゃ面白い映画に仕上がっていたので、
是非是非多くの皆さん、特に仲間には観て貰いたいなぁと思いました。

巨大な敵に不屈の精神で立ち向かっていく姿は、
ギャンブル産業にモノ申している、私たちの姿と重なり、
「よっしゃ～！私もやったるで～！」ってな気分になり、
明日からの仕事に気合が入りました。

私、「あ～、私たちってマンモスに立ち向かう蟻みたい・・・」
っていう気になって徒労感に見舞われることが時々あるんですよね。
あまりにギャンブル産業が巨大すぎ、
マスコミさんや政治家の先生方、そして警察までがそのギャンブルマネーで、
モノ申せなくなっている日本の中で、自分のこと「よ～やるわ」ってな気持ちになる・・・

そんな時、自分が「マンモスに立ち向かう蟻」に見えて、
まさに悲劇じゃなく喜劇だよこりゃ～
と自分自身に対し「バッカじゃないの～」と、
自嘲気味に笑っちゃう時があるんですよね。

でも海賊と呼ばれた男は、そんなマンモスに立ち向かい、
なんと勝利しちゃう蟻の話なんです。
しかも実話ベースのフィクションですからね～。
そりゃあ、頑張ろうって気になりますよね。

今日も、映画を観てまたしても
「あ～、マンモスに立ち向かう蟻だ～」と思ったんですけど、
ふと「マンモスは滅んだけど、蟻はずっと生き伸びてるよね～！」
って気がついたんですよね。

そしたらまた笑い飛ばしたくなったんですよね。
そうそう！人間てでかい図体を強さと富の象徴に思って憧れるけど、
でもデカイ図体で生き延びるのは大変だよな～って。

なんもない、私なんか実に身軽で、なんでもできるじゃん！
って思うんですよね。
なんせ持ってないから、失う恐怖がないってのは強みですよね。

昔から言われてますけど、人間の恐れなんて2種類しかなくて
望んだものが手に入らない恐れと、
手に入れたものを失う恐れ
らしいですからね。
だから執着せずに、手放し続けることが最強なんですよね。

今年も手に入れたものは、どんどん手放していきたいですね。
開拓し、手に入れたら、あとはお願い！と、後進に任せて、
道なき道を耕し続ける・・・そんな自分でありたいですね～。
私自身には、なんも残せなかったけど、
でも、道だけは残った・・・そんな生き方が理想です。

そしてどんな困難な道でも、仲間と共に
「やったろうやないかい！」と、
常に無謀にチャレンジしたいですね。

そしてそんな自分を、
「あんた本当にバカだね～」と
笑い飛ばしてやりたいです。

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