映画「LION/ライオン~25年目のただいま」はマジ衝撃です
私、最近気づいたんですが「自分は無趣味」と、
ずっと思ってましたが、もしかしたら映画鑑賞は、
趣味と言えるレベルかもしれません。
なんせちょっと暇があると夫とサクッと映画に行く。
ホント都会暮らしの大きな喜びは、この映画鑑賞にありますね。
新宿、渋谷、銀座、豊洲、錦糸町、日本橋・・・30分以内にどこでも行ける。
2時間ちょいのこの気分転換が、最高ですね。
ギリギリにさくっと行って、タイトルエンドが流れ出すとさっと帰っちゃう。
しかも夫婦50割で一人1100円。
はぁ~、ギャンブルやってたころとは月とすっぽん。
これほどリーズナブルで、人生楽しめるとは・・・
二人で競艇やってたときなんか、
2時間もいたら下手すりゃ100万なくなってましたからね。
有難い限りですわ。
で、今日も夫とレイトショーをサクッと観てきたんですが。
いや~、マジ衝撃的で感動しました!
映画「LION/ライオン」皆様ご覧になりました?
LION/ライオン~25年めのただいま~
もう上映館も減ってきているようですが、まだご覧になっていない方は、
ロードショーが終わっちゃう前に、是非ご覧下さい。
これ実話だって言うんですから、ホントぶっ飛びの衝撃的。
世界って広すぎる・・・とただただ絶句です。
この物語、インドの片田舎で暮らす、5歳の男の子が乗り込んだ列車で眠ってしまい、
気がついたら1000キロも離れた土地で迷子になってしまったというお話し。
そして路上生活や苦難の末、1年後にオーストラリアへ養子に出されることに。
何不自由なく生活して大きくなるんですけど、
故郷の家族への思いが断ち切れず、グーグルアースを駆使し、
なんと5年もの歳月を費やして、ついに自分の生家を見つける!
というお話です。
私も、つい先日父が亡くなり、
自分のルーツを探し、グーグルアースで検索していたので、
思いっきり感情移入してしまいました。
自分のアイデンティティがよく分からない、
ルーツが知りたい!という私たちのような子供には、
まさに画期的なシステムですよね。
にしてもインドはとてつもなくデカイ!
なんと日本の82倍もあり、人口は日本のおよそ10倍。
迷子ったって、全然見つからないんですよ。
しかもですね、偶然回送列車に乗り合わせてしまって、
ついた先が1000キロ以上も先!
東京から1000キロ先って言ったら、門司港のあたりですからね。
しか~も、インドでは使っている言語が地方によって違い、
ついた先は言語が通じない!ってんですから、
5歳の男の子にはどうしょうもないです。
でもって、このお話し、つい5,6年前の出来事なんですけど、
彼が迷子になった当時、およそ30年前のインドって、
路上生活の子供たちをさらって、
臓器売買や人身売買などが行われたいたんだそうです。
ホント見ていてハラハラドキドキ、現代日本ではもちろん考えられない、
過酷な現状が小さい男の子に次々と降りかかってくるんです。
しかし、このお話はニコールキッドマン演じるオーストラリアの養父母が、
実に実に実に良い人達で、救われるんです。
そして、なぜこのご夫婦が、はるばるインドから養子を迎えよう!と思ったのか?
それには、養母の過去に秘密が!?
そしてなんとなんとなななんと!
この秘密にはアルコール依存症が関わってます!(ネタばれごめんなさい)。
あぁでも、この優しさと強さはそうよね!
その経験があったからこそよね!
と納得するお話しですから、もう絶対観て下さい。
私も、この頃よく考える将来のビジョンがあるんですが、
日本のギャンブル依存症対策が進み、
もう私ごとぎが、東奔西走がむしゃらにあっちゃこっちゃで突っ走らなくとも、
社会に仕組みができた暁には、まだ依存症で苦しんでいる世界の女性達、
特に男尊女卑が激しい国で、夫の依存症で虐げられている女性と子供のために、
何か貢献したいなぁ~と思ってます。
やらにゃならんことが沢山ありますから、
寿命が尽きるまでに間にあえば良いですが、
でも、「世界にはこんな女性たちもいるんだ・・・」
と思うと、なんとかしたい!って強く思うんですよね。
離婚という新たなエンパワーメント、アフガン女性らの挑戦
今日の映画をみて、
「あぁ、私も最後は、世界の仲間と繋がりたいなぁ~」
と益々思いを強くしました。
で、この映画「LION」。
なぜこの映画のタイトルが「LION」なのか?
その意味を知ったら、絶対にあなたも涙するに違いありません。
あまりの衝撃的なラストの逸話。
是非、お見逃しなく。
インドでは現在も年間8万人もの子供たちが、
行方不明になっているのだそうです。
何かできることがあれば・・・
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