最近のゼミ事情と予防教育です
IR法案が通過してから、「世論はこんなに反対している」「この法案は欠陥だらけ!」
みたいなことをマスコミがとっても騒いでくれていますが、
「ホント通過する前にやって欲しかった!」と、正直うらみがましく思ってます。
確かに、豪雨災害があり、それどころじゃなかったのはありますが、
その前なんか日大と紀州のドンファンばかりやっていたんですから。
あの時、どれだけジリジリしたことか・・・
大した新しいネタもないのに、どうでもいい同じネタを繰り返し放映していて、
「カジノ問題やってくれ~」と、私なんかTVの前で雄たけびあげておりました。
世の中、「通しちゃって、文句を言う」と、マスコミもこうなってんだなぁ~
とつくづく分かりましたね。
発信力をあげていく重要性をひしひしと感じています。
もういっそYoutuberになろうかしら?・・・なれないけど(泣)
さて、そういった中でも、地道のコツコツ世間の中には、
ギャンブル依存症と言う言葉が、広まりつつあるなぁと実感しております。
昨年と何が違うって、企業からいろんなお声がかかるようになったのと、
なんといっても大学のゼミに呼ばれるようになったことですね~。
最近の大学生はみんな良く勉強してますよね~。
我々の頃なんかフィールドワークなんて全くありませんでした。
とにかく代返だろうと何だろうと、出席してりゃ~卒業できます!
みたいな感じで、私なんて大学で学んだことなど何一つなかった!と断言できますね(笑)。
今日は、先日のネバダ州のセミナーにもお越し下さった、
江戸川大学の隈本ゼミの皆さんがお越し下さり、
ゲーム依存とギャンブル依存のこと様々に聞き取り調査して帰られました。
江戸川大学 マス・コミュニケーション学科 隈本 邦彦教授(HPより)
写真UPして良いとお墨付き頂いたので、ご紹介しますね!
ゼミ生の皆さん
隈本先生
隈本先生はもともとNHKにおられたそうで、ゼミ生さんと
メディアが伝えない真実を探っておられるのだそうです。
へぇ~!あたしゃ学生時代にそんなこと考えたこともなく、
今になってみると、ホントこういう視野を広げるような大学時代を過ごしてる人達
ちゃんと勉強している人達が羨ましいですね~。
依存症のことも思いますけど、
若い人の方がずっとずっと偏見なく受け入れられるんですよね~。
早く、この若い世代が社会の主流派になってくれないかな~と願うばかりです。
お話ししていて私自身にも色々気づきがあって面白かったです!
さて、若者達に、依存症の正しい知識を伝えていくことは、
日本における今後の大きな課題ですが、
じゃあ、正しい知識を伝えられる人がいるのか?ってことになると、
殆どいないですよね~。
だって今の先生達が現役の時に依存症問題なんて習ってないんですから。
そこで昨年から我々は「依存症予防教育モデル授業」を、
文科省産の委託を受けてやっております。
そして今年もやることになったので、学校の先生を始めとして、
依存症のことを伝えていくお立場の方々、是非お越し下さい!
内容はこんな感じです。
・ギャンブル・ネットゲーム・スマホ依存症について
公益社団法人 ギャンブル依存症問題を考える会 代表 田中 紀子
・アルコール依存症について
NPO法人 ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)代表 今成知美さん
・薬物依存症について
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所薬物依存研究部部長 松本俊彦先生
で、最後は3人と現場の皆さんで、実際のロールプレイングなどやってみたり、
我々が面白劇団となって、デモンストレーションをやる予定です。
お申し込みはこちらからお願い致します。
8/1(水)広島会場
「ダメ、絶対」 だけではない 依存症予防教室 モデル授業(広島会場)
8/8(水)札幌会場
ダメ、絶対」 だけではない 依存症予防教室 モデル授業(札幌会場)
8/21(火)仙台会場
「ダメ、絶対」 だけではない 依存症予防教室 モデル授業(仙台)
是非、お誘いあわせの上お越し下さい。
お待ち致しております。
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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)