自分の人生好きにしていい!です

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普段は、ご家族の相談を受けることが多いですが、
時々当事者からの相談も受けます。
ギャンブルだけじゃなくて、他の依存症やACなんかの人もいますけど、
良くいわれるのが「~してもいいですか?」と、承認を求めるケース。

例えば、「~こんなことになってるんですけど、転職していいですか?」
「自立しないとダメなのか?」「親がこう言っているが、従わないとダメか?」
などなど、様々なケースがありますが、
基本的に「好きにすればいいじゃん!」って思うんですよね。

だって自分の人生なんだから、職場が嫌なら転職すればいいし、
自立が無理なら、生活保護を貰いましょう。
親にとらわれてるなら、親から離れ、親の金で生きていくことはやめましょう。

誰かの犠牲の上に成り立っている人生はNGだと思うんですね。
だから、稼げない人は保護を貰えばいいし、
境界線がちゃんと引けてるなら、人間自分の好きなように生きたらいいと思うんですよね。
少なくとも、転職なんか嫌だから辞める!ってのは立派な理由です。

でも、みんな悩んですよね~。
何を気にしているのか?自分の評価ですよね。
そして嫌なことから逃げていく自分へのダメ出しが止まんないんですよね。
だけど嫌なことから逃げなかったらどうすんですか!
私は断言しますけど、好きな事やってたって面倒なことばっかなんですよ。
だから嫌いな事やってたらもう絶対身が持たないです。
精神がやられて、人類みな依存症かうつになっちゃいます。

だからですね~、いいな~と思うところと、もう嫌だ~と思うところを、
天秤にかけてですね、嫌だ~と思うところの方が大きかったら、
絶対そこから逃げるべきですね。

私って、めっちゃくちゃ職場に恵まれたと思うんですけど、
でも、恵まれた職場に出会う間には、ちょこちょこ転職繰り返している時があったんですね。
嫌だと、即辞めちゃうので。

だけどなんでか分かんないですけど、そのことに関しては、
全く罪悪感もなく、自分への突っ込みもなく、
「や~めた!」と思って辞めてんですよね。

結構、色んなことくよくよ悩んで、承認欲求が強いタイプなのに、
仕事選びだけは、超わがままに自分優先でやってきたんですよね。
それは多分「何やっても食っては行ける」という、
そこだけは自信があったからなんだと思うんです。

高校生の頃から働き者で、
貧乏だった我が家から抜け出し、好きなことができるようになった、
しかも自分は非常に働き者で、どこに行っても重宝がられる・・・
この素質には自信持ってたと思うんですよね。

そう考えるとですね、人生どんな逆境の時でも、
一番大切で、一番失っちゃいけないものって「自信」なんですよね。
自信とは「自分を信じる心」。

我々の場合は、「自分にはハイヤパワーがついていてくれると信じる心」ですね。
これが自信です。
「私には、ハイヤーパワーがついている。だから絶対大丈夫。」
私も1日に何度もこれは繰り返し自分に言い聞かせています。
それだけプレッシャーがかかることも多いですから。

他人に承認を求めても意味がないし、必要もないんですよね。
自分さえ良ければいい。
だから自分にいつも言い聞かせましょ!
「自分は絶対大丈夫!」ってね。
自分で自分を洗脳しちゃうのです。

みんな他人に言われたい、他人に承認を求めたい、
それで安心できると思っていますけど、
一番大事なのは、まず自分で自分に自信をつけてあげること。
それは考え方とかなんとかよりも、単なる習慣で身につくのです。

いつか自信が持てる日が魔法のようにやってくるんじゃありません。
習慣として身につくものなんですよね、自信って。

だから騙されたと思って、今から1年間だけ、
朝と晩に「自分は絶対大丈夫」って、
思ってなくてもいいから、言ってみて下さい。
そしたら来年は絶対に今と同じことで悩んでません。保証します。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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