最近、相談会や電話相談を受けてると、
行政や医療、そしてギャンブル産業が行っている相談業務が、
迷走してるな～と思います。

特にですね、ものすごく家族に当事者のこと「推測」させるんですね。
なんだそりゃ？って思いますよね。
本人の心の中、あぁ考えてる、こう考えてるとか、
もしくはなんで依存症になったのか？なんて分かるわけないですよ。

第一、原因なんか一つじゃないですから絶対に。
家族に子守役やらせるのやめて欲しいし、
家族自身の傷つき体験について、もっと配慮して欲しいと切に願っております。

私、回復者として考えた時にですよ、
自分のことを、何故こうなったのか？と色々考えますし、
過去のどういう体験がどう影響したのか？って、
脳みそがどこかに落とし所を見つけたい訳じゃないですか。
だからストーリーが出来あがって行きますけど、
それもまた一面に過ぎないと思っています。

真実なんてものは一つじゃなくて、
時代や自分の成長と共に変わると思うんですよね。

まして家族が当事者の心理を推測したって仕方がないし、
わかりゃしないですよね。
そもそも家族に本当のことなんか話してないし、
家族も本人に起きていることなんか把握しきれてるわけないですからね。

うちの母なんか、私のこと全く知らないと思います。
何やってるとか話さないし、伝えないし報告もしません。
心の深いところで繋がれる人じゃないと思っているので、
余計なことは一切言わないようにしています。

例えば、良いことがあっても、それを母に伝えてもロクなことがありません。
嫌味か皮肉をいうか、わざとバカにしたような言い方をするんですね。
そうするとですよ、折角良いことがあったのにそれが台無しになるじゃないですか。
それ絶対もったいないですよね。
嫌なことがあった時も同じです。ますます嫌な気分になるじゃないですか。
だから常に、当たり障りのない会話しかしないし、
私の行動については、必要最低限のことしか伝えません。
それでもうちの母って、毎回私のこと分かってるような言い方しますからね～
ホントおめでたい人だ・・・と思ってます。(笑)

こっちに余裕があるから、心の中で「呑気な人だなぁ」と思いながら、
一切、会話を広げないようにしているので、やっていけています。

時々、ご家族の中に、
ご自分がお子さんを愛しているから、子供も自分を必要とし無条件で愛してくれていると、
思いこんじゃってるご家族がいるので、
「依存症者にとって家族はストレス以外の何者でもない！」と言うと、
が～んとなるみたいですけど、「自分が支えている」みたいな妄想は、
サッサとたち切るにこしたことないですから。

とこのように、自分に都合の良い解釈をするのが、
妄想族である家族の習性なんですから、
その家族に当事者のこと、ますます構いたくなるような。
あれせい！これせい！みたいな、ましてや原因を探れ！
なんてこと、絶対つつしんで頂きたいです。
宜しくお願い致します。

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