私は、しょっちゅうめいさんという仲間と話していますが、
今日、めいさんが、
「Ricoさんは、なんでもパパっと出来ちゃう人だと、思ってた～、
でも、違うんだとわかった～」と言うので、
「今頃わかったんかい！」と突っ込みました。

分かる人には分かると思いますが、
私ほど、努力と根性で生きてる人も珍しいと思います。
化石ですね、もう生ける化石。

これほど、癒しとか、LOHASとかゆとりとか言われる時代に、
いまだに一人で「24時間闘えますか！」ってな感じですね。
人よりずっと不器用ですけど、とにかくなんちゅうんですか、
やり遂げたい！とか、ゴールを決めたら絶対そこに行く！
みたいなそういうこだわりがすごく強いです。

だからパパっとできるんじゃなくて、
尋常じゃない位、努力ができるんだと思います。
努力と言うと聞こえが良いですが、くらいつくと言うか、
そんな感じですね。

だから、ブログ書く頃には、「ぐぁ～～～眠い！」ってな時が多いですけど、
そんな時も、根性で起ききって、書きあげたりします。
夜中に、ユーロビート聞いて目を覚まそうとしたり、
ユンケル飲んだりもしますね。
「書くと決めたら書く！」みたいな自分への挑戦ですね。

で、なんでこうなのかなぁ？と思ったら、
やっぱりこれはバブルとは無関係じゃないなぁと思ったんです。

つい先日TVで、バブル時代の清里高原のにぎわいについて取り上げていたんで、
「懐かし～～～」と思ってついつい見ちゃったんですが、
ビックリしたことに、今では清里ってすっかり廃れているんだそうです。
しかも今の若い人は、清里なんて知らないというじゃありませんか。
ひぇ～！！！いつの間にって感じです。

我々の青春時代、彼氏と清里のペンションに行き、
清泉寮のソフトクリームを食べなくちゃ、
カッコがつかないと、そりゃあもう大挙して押し寄せたもんです。
大賑わいの清里、ペンション村。
当時の私、イケメンの自慢の彼氏がいて、
女の子たちが振り返って彼を見たりして、鼻高々でした。
ですから清里と聞くと、もう良いイメージしかありません。

あの頃はですね、やることの指針が決まっていたんですよね。
マイブームじゃなくて、皆ブーム。
一見競争社会の様でしたけど、この間ふと思い当ったんです。
実は競争なんてたいしてなかったんじゃないの？って、
むしろ、この世の全員に優しい時代でしたよね。

だってちょっと頑張れば、誰だって結果なんてボンボン出せちゃう時代なんですから。
新入社員でも「ボーナス袋が立った」なんて良く聞く話でしたし、
社員旅行は海外当り前、就職が出来ないなんて聞いたことなかったです。
不動産会社に就職した同級生なんか「成績優秀で車を貰った～」
なんて言ってました。

内定なんか、名前書いて出せばいくらでも貰えました。
むしろ景気が良すぎて、日本中が人手不足で、
あげく倒産しちゃう会社があったんです。
有り得ない！って今なら思いますよね～。
人が足りなくて倒産しちゃうんですよ～！？

あの頃「若い女の子」であれば、全男性が優しくしてくれたと思います。
財布なんか持たなくても、信じられないことに、
お店側がタダでいくらでも遊ばせてくれたんですから。

タダですよ、タダ！割り引きじゃないんです。
今、考えられます？タダで、毎晩遊ぶって。
昔のDiscoって、お店に入っちゃえば、フリードリンク、フリーフードなんですから。

「白百合の日」「フェリスの日」「館（女学館のことですねヤカタと呼ばれてました）の日」
女子大生は、大学の名前を言えばタダで入れてくれる曜日があったし、
そうじゃなくても黒服と仲良くなれば、いくらでもタダ券なんかくれました。
19,20の小娘が、ドンペリを飲み、タクシーチケットを使ってたんですから、
そりゃあすごい時代ですよね。

若い女の子なんだから、傲慢に振舞うことが当り前だと思ってました。
こんな華やかな私たちが来てやってるのよ！ってな感じ。
お店も盛り上がるでしょ～、みたいな（笑）
実際お店側も女の子には「来て来て～」って甘やかし放題でした。
白鳥麗子さんが流行ったのもうなずけますね。

失敗も許されましたよね。
現に大学受験失敗しまくり、11校受験してたった１校、
もっとも行きたくない女子大にしか受かりませんでしたけど、
その後、惨めな思いなんかしたことないです。

もちろん男の子だって楽な時代ですよ。
そんなに勉強しなくたって、お給料の良い大会社に就職できたし、
ちょっと株でも買えば、3カ月後には倍になっちゃうんですから。

気軽に会社行って、ちょこっと頑張れば、
信じられない位のボーナスが貰えて、
遊びに行けばチヤホヤされて、
おまけにものすごい円高で、世界のどこにでも行けたんです。

だから頑張れば、それこそ誰でも報われたし、
あんまり頭なんか使わないし、個性なんかまるっきり必要とされない、
画一的でOKな時代でした。

私たちって「努力・根性・義理人情」を信じてる、
最後の世代かもしれません。
そしてあの時代で、自尊心のひきあげを経験した人も多いのでは？と思います。
成功体験なんか、そこらじゅうにゴロゴロしてました。
やればできる！自分のこと単純にそう信じられる時代でした。

生まれも育ちも貧乏人だった私は、
就職して楽しくて仕方なかったですよね。
大人になって良かったぁ～！
社会人てなんてチョロいんだぁ～！と大感激してましたもん。

あの強烈な時代の、強烈な成功体験。
絶対、脳にインプットされてますよね～。
まさに遺伝子組み換え！
その位、インパクトのあった時代でした。
私たち、大都会東京で、大バブルの青春を謳歌したんです。

よく同級生と話すんですけど
「バブル終わってないよね？」って気持ちなんです。
まだ、あの感覚が続いてるんですよね、私たち。

だから努力も好きだし、夜がもったいなくて寝られない（笑）
努力することに、悲壮感がないんですよね～。
やるの当り前、報われるの当り前って感じですかねぇ。
そしてお金に関して、超楽天的でドンブリ勘定。
脳が忘れないんですよねぇ、きっと。

だって、先日の同窓会でも、友人が、
「水曜日は、我々Discoに集合してるんだよ～、
忙しいだろうけど、今度おいでよ～。」
「この間、海集合して、サーフィンやったんだよ～皆で」
なんて、こんなお誘いなんですよ（笑）
大台のった私たちが、あの頃のまんま。
サーフィンやって、いまだ真っ黒なんてメンツの多いこと。

あの時代を経験できた私たち世代って、本当に幸せです。
人生の宝物になりました。
ユーロビート聞いてるだけで、元気になれちゃう。

しかもある意味逆説的にもなれて、
「あの超超超パワフルなバブル時代だってはじけちゃうんだ、
それでも日本は滅んでない！」
なんかねぇそう思うと、恐いものなんかないですよね。

あの頃のことを思い出すと、
それだけで、生きる活力がみなぎる感じがします。
有難いです。

現代の若者が、現代を生きるのって、
我々に比べたら、とっても大変だと思います。
だからこそ沢山の恩恵を貰った我々大人世代は、
もっともっと生きやすい社会を後世に残せるように、
まだまだ頑張らないと！って思ってるんですよね。

現代で、依存症抱えたら本当に大変な時代ですよね。
なんせ、リスタートがなかなかできない。
新卒だって就職がないんですもんね。

お給料も安くて、昇給しないし、
退職金制度も、終身雇用も崩れてます。
ブラックバイトなんて言う言葉も生まれるこの時代。
年金だってどうなるかわからない、
そんな時代に、依存症を抱えて生きなきゃいけないんですよね。
私たちの遺伝子をもった子供や孫たちって。

そう考えると私、絶対自分の命が尽きるまで、
この子々孫々のために、
少しでも良い制度や取り組みを残したいんです。

プログラムやどんな田舎に産まれたって、
絶対に家族の自助グループは地域にある！
そんな社会を残してあげたい！そこに貢献してから死にたい！って、
いつもいつも思うんですよね。

ごめんね、私たちだけ良い思いして、
食いつぶして、疲弊した社会にしちゃってって。
その分、味方を沢山作ってあげるからねって。
いつもいつも思ってるんです。

10代の青少年への教材作り、啓発セミナープロジェクト
クラウドファンド、残り20日切りました。
まだまだ全然集まっていません。
これ、目標たせいしないと、ゼロ円になっちゃうんです。
どうか、ご協力宜しくお願いします！
http://shootingstar.jp/projects/1385

このインビテーションカードを見て、
胸がキュンとした人は、同じ青春を過ごしたはずですよね。

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