ベッキ―会見:正直さが自分を助ける!です

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昨日のベッキ―の復帰番組、良かったですね。
あの事件でベッキ―のことが大嫌いになり、
「二度と出てくんな!」と思ってましたが、
まぁ良しとしよう・・・という気分になりました。
って、私が偉そうに決めることでも何でもないので、
勝手に思ってるだけですけど(笑)

私、別に「不倫はけしからん!」なんて、
道徳概念を振りかざす気はさらさらなく、
「まぁ~そりゃ~楽しいでしょうよ。」っていう気持ちは分かりますよ。
だって、ハラハラドキドキでしょうからね。
障害があるほどなんだって燃えるもんです。
依存症者の私にはよ~く分かりますよ。

でもね、最初のベッキ―のあの会見はないでしょうよ~。
仮にも芸能人がですよ、しかも妻子持ちの男の実家を正月に訪ねて、
「友達です!」って、誰が信じるかっちゅうの。

あまりの白々しい嘘は、
「それで騙せると思ってんの?」と、
こっちがバカにされた気になるから、皆怒りを感じるんですよね。

あれは嘘をつかせようとシナリオを描いた、
事務所がポンコツですね。
ミエミエすぎましたもん。

でも今回は、ちゃんと「恋愛関係でした」とか、
「会見後、正直一緒になれると思ってた」とか、
「奥さんは、お正月実家に行くことを楽しみにしていたと知って、
自分は最低のことをしたと気づいた。」とか、
そりゃ~そうでしょうよ!と納得する話が出てきて、
その上で、「そんな感じだったんで、奥さんと沢山の人に迷惑かけちゃいました」
ってなったんで、実にすっきり納得ですよね。
ってか、人間て基本的に優しさがあるし、社会性があるから、
納得してあげよう!って思えたんですよね、きっと。

一問一答が全文掲載されてますので、
見逃した方でご興味のある方はこちらから。
ベッキ―謝罪全文

人間って間違いに対しては割と寛容ですよね。
やっちゃったことは仕方ないって思ってて、
そこでいかに潔く、自分でミスを認められるか!
結局、その人間性を見ているんですよね~。

だって、ミスをしない人間なんていないんですから、
ミスをするか?しないか?では人間性は図れないですもんね。
・・・そうなんですよ~。マスゾエさん!(笑)
引き際大事ですよ~。

それと、この一連のベッキ―騒動で一番印象的だったのは、
ダウンタウンのまっちゃんが、
「ベッキ―を皆で、いい子いい子とやりすぎた。
そんなにいい子が芸能界で売れるわけがないよ。
ひと癖もふた癖もあるよ。」
と言ったことですね。
その通り!って、思わず膝を打ちました。

皆、それも分かってたはずですよね。
本当にいい子でピュアな人だったら、
芸能界で登りつめられる訳がないってね。
「売れる」ってホント生半可なことじゃできないですから。

皆、戦略的に振舞って、計算して、登りつめてきたはずなんですよね。
それがあたりまえですよ。
「天然キャラ」なんて言われる人を、
本当に「天然」なんて誰も思ってないじゃないですかぁ。

里田まいちゃんなんて見て下さいよ。
さんざんおバカキャラで売ってましたけど、
大リーガーの奥様になった途端、
「しっかりものの妻」「内助の功」「控えめな女性」になって、
影をひそめちゃうんですから、大したもんですよ。
多分、マー君引退後はまたキャラを変えて、バンバン出てきそうですよね。

だからベッキ―だって、良い子でピュアな人って仮面をかぶっていたけど、
本当は「奥さんより私を選んだのよね!」「私は勝った!」って、
それが快感だったはずなんですから、
そのぶっちゃけぶりを見せて欲しいですね~。

ベッキ―はあそこまで売れたんですから、
しかも芸能界で売れたい!とずっと小さい頃から願い努力し続けて、
本当にあそこまで上り詰めてきた人らしいですから、
めっちゃ勝気人間なはずですよ。

周りだって、特別扱いが当り前、
女王のように振舞ってたはずですよ、
だって私、イッテQ大好きでよく見てましたけど、
あれって女子の縮図ですよ。

可愛くて、なんもしないベッキ―がちやほやされて前面にど~んと座り、
色ものの体当たり女性芸人さんが、ひな壇に座る。
そりゃあ、大変そうなロケばっかりですよイモトさんなんか。
にもかかわらず、それを笑いながら見てられるベッキ―は、
女王様以外の何ものでもないじゃないですか~。

「だって、私可愛いんだもん。冬の海には飛び込む必要ないじゃない?」
って生まれついてそう思える人なんですよね。

私みたいに「笑いとってなんぼ」「場を盛り上げてなんぼ」って、
学生時代から、染みついてきた人間とは訳が違います。
悪口じゃなく、そういう序列が染みついているんですよね。
女王として生きてきた人には。

ベッキ―は良い子ちゃんなんかじゃないですけど、
かといって嫌な奴でも、悪い奴でもないですよね。
ただ生まれ持って自分が勝つのが当たり前だと思ってきた人、
勝ちにこだわってきた人だと思うんですよね~。
そんじゃなきゃ、これだけ登りつめられる訳がないです。

だから逆の側に、立ってきた人、
常に可愛い子に負け戦を強いられてきた、私のような人間、
売れない男を支え、売れた途端、
他の女にとられちゃうような女性の気持ちは、
想像もつかなかったんじゃないかなぁ~と思いますね。

ベッキ―これからどんなキャラを演じるのかなぁ?
芸能人だからありのままなんて訳にはいかないと思うんですね。

全然あてずっぽうですけど、
最初の会見の絵図を描いた、ポンコツスタッフをやめて、
今回の金スマでは、相当優秀なスタッフさんが、
チームになったのかなぁと思ったんですよね。
だからこれからは、なんかお見事な、
痛々しくなく、良い子過ぎないキャラを創り上げてくるような気がします。

女王ベッキ―には、サンミュージックさんが社運をかけて、
第2のキャラ作りに挑むはず。
お手並み拝見!どんな仕事か楽しみです~。

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