投票は力なり!です

公開日: 

いよいよ本日は都知事選投票日ですが、
今回の選挙ほど盛り上がった都知事選もないんじゃないでしょうか?

主要3候補と呼ばれる候補者の方以外、
いや今回はむしろネットの世界では「泡沫候補」と呼ばれる人々への注目が、
盛り上がっていましたよね。

毎回立候補してくる、謎めいた人たち・・・
すっかり有名人となっている、マック赤坂さんが大金持ちであることは、
よく知られていますけど、その他の、例の後藤輝樹さんなんかは、
選挙に立候補するためにこれだけのお金をかけていながら、
政見放送では、放送できないようなコンプライサンス無視の
主義主張は一体なんなの?という怖いもの見たさ感があります。

マック赤坂さんなんか、最初出てこられた時は、
???といった感じで、誰も気にも止めていない感じでしたが、
今じゃすっかり有名人で、出会うとなんかほっこりした気持ちになりますね。
なんていうんですか「眉毛つきコアラのマーチ」を発見した時のような、
ラッキーアイテムのような感じですね。
実際、あの笑顔は、可愛らしいご老人って感じですし。

夫が、昨日、演説中の桜井誠さんに偶然出会ったそうですけど、
「結構、沢山の人が聞いてたよ~」と言っておりました。

こうしてみると、泡沫候補と言われる方々の中でも、
毎回毎回継続して立候補されている方々は、
やはり別格といった感がありますよね。
今回の選挙ほど「継続は力なり」という言葉を想い浮かべた選挙はなかったですね。

東京都知事選って、注目度が高く、メディア露出度でいったら、
抜群の効果ですよね。
全国区での選挙だったら、各メディアも地元の候補を取りあげるでしょうし、
ネット社会でも、それほど東京の泡沫候補と呼ばれる方々が、
取り上げられることもないでしょう。

皆さんが何を目的に毎回立候補されるのかは分からないですけど、
少なくとも「注目され知名度をあげたい」ということはあるはずですから、
その作戦は成功してますよね~。

さて、都知事選に立候補する予定のない有権者である私たち。
皆さんのご家庭ではこんなことを言われてはいなかったでしょうか。
「政治家なんて誰がなっても同じ。だから投票なんて行かない。」
うちの母がそうでした。

我が家は選挙大好きで、選挙期間中飛びまわっていた祖父がいて、
それに反抗する母という明確な構図がありました。
ですので母は、選挙なんて大嫌い。投票なんてばかばかしい・・・
みたいな主張を私に垂れ流していました。
でも、母みたいな人も、社会では多いですよね。
「面倒くさい」と思う人。

でも、それは本当は真逆で、
「誰がなっても、同じような政治じゃ困るから、ちゃんと投票に行こう!」
ってことなんですよね。
誰がなっても同じになるのは、組織票で結果が決まっちゃうからですよね。
でも、自分で考えて、良いと思う人を選ぶ。
もしくは「こんな人が再選したら困る!」っていう人を落とす。
まさに「投票は力なり!」ですよね。

母の無意識の教育に反発した訳でもありませんが、
祖父の遺伝子を色濃く受け、選挙大好き人間に育った私。
今では、逆に母が私の影響を受け、
なんとか投票に行くようになりました。

今回の都知事選は、さすがに母も思う所があって、
自発的に選挙に行く!と申していますが、
前回の参院選などは、面倒だから行かない・・・と言っていました。
でも、まぁ私が説得し、車に乗せ連れて行きましたが。

世の中、「お年寄り票が強い!」と言われますけど、
それは健康なお年寄り票であって、母のように、足が弱い老人は、
むしろ選挙には遠のく一方ですよね。
在宅老人のための選挙のやり方なんか、
もう少し便利に改善されていくといいですよね。

参院選の2枚目は党名ではなく個人名を!
なんてやり方、私がレクチャーしているので、
母もそうしているようですが、
教えなければ絶対分かんない気がしますね。

さぁ、東京都民の皆さん、本日は投票日!
今度こそ、都知事が途中で辞めちゃうという、
バカげた理由で、税金が50億円も無駄にならないように、
ちゃんと投票に参りましょう!

クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑