母と娘のはざまで・・・です

公開日: 

ご好評頂いている、たけとワークでもお話ししたんですが、
もう、母と娘がしょっちゅうくだらないことで喧嘩していて
心からうんざりしています。

今日も、朝から母と娘が怒鳴りあっていて、
それが「体操着を洗濯した、しない」の、
実にどうでも良いことなんですよ。

うちの母って、元気で何でも手伝ってくれますけど、
なんていうんですかね~、細かいんですよね。
キッチリしてたいというか。
どうでも良いことにこだわるというか。

娘が自分のことを自分でやらなければ、
自分が困るだけなんですから、
放っておけば良いんですよね。
それを「ちゃんとやらない!いつもあんたは・・・」
ぎゃ~ぎゃ~ぎゃ~ぎゃ~
しょっちゅう同じことで怒ってます。

やらないんですよ、言っても。
良く、同じことであんだけ労力使えるなぁと、
今更ながら、母の病気っぷりには感心します。
私も、プログラムやらなきゃああなったんでしょうね~。

なんで、やらない人に、やらなきゃいけない!って、
なっちゃうんでしょうね~?
娘は「無きゃないでよい」とか、そんな感じなんですね。
じゃあ、それでよいじゃん!?と思うんですけど、
それじゃあダメだ!みたいな、いつも不思議な言い争いになっていて、
私が今日は二人に「うるさい!!!」とぶち切れ、
大騒ぎになってしまいました。心からうんざりです。

そもそも学校生活って、忘れものなどのミスを悪としますけど、
忘れ物を適当に誤魔化したり、
まっいいや~これで代用しよう!とか、
忘れちゃったからちょっと見せて~と助けを頼んだりとかって、
その後の人生にものすごく役立つと思うんですけど。

なんであんなに忘れ物や遅刻に目くじら立てるのか、
全く理解ができません。
放っておけばよいじゃないですかぁ。
それで困るのは自分なんですから、
怒る必要全くないですよね???

「忘れ物をした」「遅刻をした」じゃあその分のマイナスは、
自分でカバーする方法考えてやってね~と、
自己責任にすれば、ちゃんとやるようになるかもしれないし、
少なくてもリカバリーする力はつきますよね。

それをガミガミ怒るから、怒られて終わっちゃうんですよね~。
誰のためにもなりません。
怒ってる人自身の、自尊心も傷つきますしね~。
やな奴だし、イライラするし。
怒られた方も、リカバリーする想像力が伸びないじゃないですかぁ。
怒られ、罰を与えられて終わり・・・ですから。

私、自慢じゃないですけど、学生時代から、
忘れ物とか遅刻とか、そりゃ~ハンパじゃない人でした。
今だから分かりますけど、脳みそが一極集中型じゃないですかぁ。
興味ないことと興味あることに、脳みそがきっぱりと分かれてます。
だからこそ、これだけ依存症のことに集中できるんだと思うんですけど。
今じゃ完璧に、需要をニッチなものに絞り込んで仕事をするタイプですよね。

それに対して、学校生活って、
私にとってはどうでも良いことが多すぎたんです。
だからですね~、今培ってる能力は、
学校生活をサバイバルしたからだと思うんですよね。

あまりに忘れ物がハンパじゃないので、
なんとかしなくちゃいけない能力が発達したんですよね。
とっさの時の臨機応変能力とか、代替え能力は
かなり自信があります。
肝が冷えるような事態を何度も乗り越えてきました。

そもそも「臨機応変に対応しろ」って、
大人になって、とくに我々の世界にいると良く言われますけど、
ちゃんと言われたことを守れる人に、
そんな能力発達する訳ないんですよね。
だから私が頼られるんだと思いますけど、
人生とっさのアクシデントばっかりだったので(笑)。

高校時代の友人に会うと、
「よくそれだけ沢山の友達のこととか、クラスとか覚えてるね~」
と常に感心されますけど、
私ってかなり目立つグループにもいたとは思いますけど、
なんで、知り合いが学校に沢山いたかというと、
なんだかんだ助けて貰うことが異常に多かったからだと思います。

適当なクラスに飛び込み、
全然、知らない人に「ごめん!日本史の教科書貸して~」とか、
殆どの生徒が、教科書や体育着を、
ロッカーにぶち込みっぱなし!みたいな学校でしたので、
時々は、適当に勝手に借りちゃったりもしました。
それで事後承諾で「ごめ~ん、勝手に借りちゃった~」とか。
そんなことばっかりだったので、真面目な人たちのグループにも、
知り合いや、友達が沢山いました。

宿題なんかは、ほぼやっていきませんでしたが、
時々「マジでやばい!」ってなモノだけは、
頼みこんで誰かに見せて貰うとか、教えて貰うとか、
時には、頑固で激怒している先生に
謝りに行かなくちゃいけない時もありましたし、
「先生ごめ~ん。もう絶対しないから~」なんて、
猫なで声で交渉したりってこともありました。
バイクとか、漫画とか、化粧品とか、
なんだかんだと取り上げられましたけど、
ほぼ取り返した実績があります(笑)

学校生活なんて、言われたこときちんとやるより、
少々「やば~い」「ど~しよ~」なんてことが、
たっくさんあった方が、真面目につつがなく過ごすより、
ずっと後のコミュニケーション能力や交渉力に役立つと思います。
どうせ人生完璧になんて生きられないんですし、
社会に出たらアクシデントばっかり起こるんですから。

「つつがなく過ごすなんて、もったいない!」とすら思っちゃいます。
学校の先生も、やってこない生徒、持ってこない生徒には、
自分でなんとかさせるようにして、
放っておけば、疲れないで済むのに・・・と思います。
まして、家庭で子供が学校に行ったあとのことなんぞ、
心配する必要なんか全くないと思ってます。

「なんとかなる!」って、経験を積むことって、
ものすごく人生で役に立つと思います。
子供には、是非「つつがなくない」学校生活を与えたいですね。

忘れ物が多くても、遅刻ばっかりしていてもですね、
そういう特性を与えられた人には、
それによって伸びる能力があります。
「臨機応変」「代替えの発想力や段取り力」「交渉力」
「謝罪力」「コミュニケーション能力」「助けを求めること」
この辺の力が抜群につきます。

あとは付加価値としてですね、
「度胸」「図太さ」「人懐っこさ」「明るさ」「前向き」
などの、性格にもなるかもしれません。
後の人生で、実践力のある、役に立つことばかりですよ。

とにかくですね、
もう、どうでも良い、忘れ物程度の些細な問題でですね、
ぎゃ~ぎゃ~ぎゃ~ぎゃ~
目くじらたてて「ちゃんとやらせよう」とか、
やめて欲しいものだと、
自分の子供時代を含めて、母には切に願う次第です。

お母さん、私は今も昔も忘れものだらけですが、
そのお陰で、人生楽しくてしょうがありません!
どうぞご心配なく。

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Comment

  1. E より:

    子供が困らないようにと先回りして世話をやくことが良い事だと勘違いしてましたね~私の、子育て。
    困った時にどうしたらいいか、考える力を奪うんですよね。大人になってじたばたしないようにするには子供のうちから多少の不自由や失敗をすることが人を成長させますね。

    • rico より:

      Eさん、コメントありがとうございます。
      そうですよね~レールをひいてあげることが良いことだと、
      失敗させないことだと思っていましたよね。
      でも、ガラリとモノの見方が変わりました。
      失敗こそ宝物だと思っています。

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