ネットで人生棒に振りかけたです

公開日: 

先日のフォーラムで、締めのあいさつをお願いした、
アゴラ編集長の新田哲史さんが、11/26にご本を出されたので、
早速読んでみました。
それが本日のブログのタイトル
「ネットで人生棒に振りかけた」です。
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アゴラというのは、有名なネットメディアで
http://www.agora-web.jp/
奇しくも本日、宇佐美典也さんがパチンコ業界の不正について触れた、
ブログをこちらに書いておられ、人気記事になっていますので、
是非ご一読下さい。

で、ですね~、新田さんがこのご本を出されると伺った時、
「人生棒に振るって言ったってさ~、んな大げさな~。
だって新田さん早稲田出て超大手新聞社に勤務してた人じゃん。
たとえ新聞社辞めたって、コネだってなんだって沢山あるじゃん!」
って思ってたんですよ。

「こちとら、なんもない貧乏人育ちで、
親は金もコネもない、しがない雑貨屋で、
おまけにギャンブラーなんだぞ~
人生なんか最初っから棒に振ってらい!」
というようなやさぐれた気持ちですね。

高学歴、高収入、大企業の看板背負ってる人が、
何をぬるいことをおっしゃるのかしら?
ってなもうグレッグレのひねくれた気持ちです。

いや~、でも読んでみてびっくり!
新田さん、危なかったじゃん!!!
ってな感じですね。

なんでそんなにうかうか新聞社やめっちゃったんですかぁ?
と、他人事ながら、突っ込みを入れてしまいました。
すっごく、ピュアな方だったのね~と、
妙な関心をしてしまいました(失礼しました~!)。

それでもって転職先で上手くいかなくて、
ひきこもりになっちゃう・・・
えぇ~!って、ビックリしました。
人生というのはそんなに危ういものなのか・・・

いやむしろですね、高学歴、高収入のお仕事につかれていた方こそ、
落とし穴があるんだなぁ~と思いました。

ほら~私のように「まっ、給料くれればどこでもいいや~」的に、
行き当たりばったりに転職してる人だと、
「嫌ならさっさと辞めて次見つけよ~」ってな感じで、
サクサクそれほど職に執着なんてないじゃないですかぁ。
ってか私だけかもしれませんが。
さすがに独立の時は迷いましたけど、
あとはそれほど深く考えたことがありません。

でもですよ、大看板を捨てた人ほど、
次の職とのギャップがあると、なかなか適合出来ないのかも・・・
と思いました。
そして人生というのはこんなにもバックボーンが揃っていても、
上手く行かないときは、行かないものなんだなぁと、
ある意味人生のもろさも知りました。

逆境からどうやって今の所まで登ってきたか?
結局、目の前にやってくる人や出来事を受け入れて、
それを消化させるたびに、成長がある・・・
人って皆そうやって、
依存症のプログラムで学ぶことを無意識にやって、
生きていくんだなぁ~と思いました。
うんうん勉強になるなぁ~。

あとは、ネット選挙のような新しいものに関わって来られたので、
その辺の裏話も書いてあって面白いです。

そしてですね~、じゃじゃ~ん!
なんと!全然知りませんでしたが、
当会との出会いや、お手伝い下さった昨年のシンポジウムの模様
なんかもこのご本に書かれておりました!

読んでいて、突然当会の事が出てきてびっくり!!!
きゃ~、うれしい~(^◇^)
仲間の皆さん、是非買って読んで下さいね。
もしくは地元図書館に「さっさと買ってね!」
と、リクエスト出しましょう!

あのですね、昨年のシンポジウムってやっぱり、
誰に聞いてもかなりすごい画期的なことだったみたいなんですよ。
良く分かってないのは自分たちだけで。

なんせカジノ法案が提出された真っ只中に、
賛成反対全ての政党の先生方をお呼びしちゃったんですから。
しかもできたばっかの団体で。

無邪気に「全政党の先生にご意見を聞く会を開きたいです~!」
なんて目をキラキラさせながら、初鹿先生にお願いしたら、
それが叶っちゃった!
「わぁ~嬉しい~!」みたいなノリでしたけど、
周りの人たちはみな「これはすごい!」って分かっていらした。

んで、さらに新田さんが、メディアにこの問題を広報して貰いましょう!と、
力を貸して下さったんですよね。
だから国内はもとより、海外のメディアにまで放送されたんですよね。
ずら~っとカメラが並び、座席にはパソコンをパタパタ打ちながら、
シンポジウムを聞いている方々がずらり・・・

そんなの我々ギャンブル依存症のセミナーでは経験したことなかったから、
仲間と「初めて見た光景だわ!」と、びっくりしたんですよね~。

なんせこっちは依存症の家族支援には自信がありますけど、
政治とかメディアなんて無縁じゃないですか。
むしろ隠れるように生きてきたわけで、
あの時、新進気鋭の新田さんや宇佐美さんが力を貸して下さらなければ、
私たちだけでは、何にもできなかったですよね。
本当に感謝致しております。

まぁそんな経緯も書いて下さっていて、
俄然親近感がわいてしまうこのご著書。

あのですね、30代40代で先行きに迷ってたり、
独立を目指しているような、
サラリーマンの方が読んでも面白いでしょうけど、
逆に私たちのように、「私、なんも持ってないし・・・」
と、やさぐれがちな、主婦が読んでもですね、
「へぇ~、学歴とか氏育ちよりも、結局いかに生きるかが問題なのね」
ってな感じで勇気も貰えます。

是非、ご一読なさってみてください。
おススメ致します。

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Comment

  1. 匿名 より:

    お疲れさまです。
    依存症の人や家族には田中さんのご苦労は大変ありがたいです。
    ところで12月1日のヤフーニュースに児玉さんと言う方の記事が出ていますがご覧になりましたか?
    警察庁から違法機の撤去より風営法に則った機械の開発の方が先だと言うコメントがあったようです。
    まぁこのままの状態よりは良いのかもしれませんが、少し残念です。

    • rico より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。
      この記事ですね。
      http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20151201-00051993/
      風営法にのっとった機械に全台撤去→交換となれば、
      かなりの改善にはなると思います。
      私たちは、中途半端な交換でお茶を濁されぬよう、
      きちんと監視し、発信していくことが大切かと思っております。

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