過信はいかん!です
実は私、ものすごい神経質な所があって、
次の日の予定に対し、家を出る1時間半前に起きるのですが、
まぁ、まず寝坊などしたことがありません。
むしろその1時間前頃から、ちょこちょこ目が覚めて、
予定の時間の5分前には目覚ましいらずで、はっきり目が覚める・・・
こんな感じの人間なんです。
これってよく眠れてないらしく、身体には宜しくないらしいですが、
自分では、なんて!寝起きがいいんだ!と有難く思っていました。
で、先日北海道出張の際、のんびりお風呂入ったので、
今日は早く寝ます!とブログを締めくくったことを、
皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか?
なんとあの日、私は宣言通り、夜8時に寝るという暴挙に出たんです。
そして普段ろくすぽ寝てない人間が、急に何時間もぶっ通しで寝れるわけがない。
あっさり9時半に目がさめちゃった!
なんだよこれ昼寝じゃん!って感じで、寝よう寝ようと思うけど眠れない。
で、仕方なく、本でも読んだら寝れるかな?
と思って、読みはじめたのが、めっちゃ怖くて面白い推理小説。
ぜんっぜん眠れない・・・お目目パッチりで読みきったのが夜中の2時過ぎ。
こりゃ眠れる気配が1ミリもないな・・・と思ってLINEをみたんですね。
そしたら助けを求める依存症者本人の長文のLINEが!
はぁ~!こんな時間に・・・と思いつつやり取りしているうちに朝の4時。
これじゃいつもと同じだわと思ってやっと眠りにつき、
7時半に起きるつもりだったのですが、なんと目が覚めたら朝の9時半!
一瞬何が起きているのか分からず、その後さぁ~~~~~っと血の気が引きました。
というのも私はその日の夕方大阪のイベントに絶対に出なくてはならない。
そして旭川-関空便は、AM11:00出発の1日1便しかないのです。
その時私は、旭川空港から約1時間離れた深川市というところにいたんです。
そして荷物も何も詰めてない。
慌ててパッキングしながら考えた。
どうしよう!どうしよう!ど~~~~~~しよ~~~~~!
9時半に起きて、歯を磨き、パッキングして、
慌てて部屋を飛び出したのが、9時40分。
本来なら深川駅から旭川まで特急で20分。
旭川駅からリムジンバスで40分というルートをとるのですが、
ド田舎の特急列車、次はあと30分来ない・・・絶対間にあわない!
お金は勿体ないが、これはタクシーしかない!
と、タクシーを呼んで貰い、飛び乗ったのが9:45分。
「運転手さん!11時の飛行機に絶対間にあいたいの。間にあう?間にあわせて~!」
と泣きつきました。
運転手さん「11時ってことは、何分前締め切り?」
「10:45です!それまでに搭乗口に行かないと!」
「う~ん、道が混まなければぎりぎりかなぁ・・・」
「混まないでお願い~~~~~!運転手さんお願いします!」
運転手さん「・・・日曜日は混むんだよねぇ」という感じ。
私は、万が一を考え、ANAに代替案がないか電話しました。
「すいません、万が一乗り遅れたら、どうすればいいですか?
東京までは行かれますか?」
ANAのお姉さん、さんざん調べてくれたんですが、なんと夏休みで全て満席。
どうあっても便数の少ない旭川から本土に渡る方法はないとのこと。
が~~~~~ん。
となるとかなり時間的に厳しくなりますが、
「じゃあ千歳からなら行けますか?」との問い合わせにしばしの沈黙。
「あいにく千歳からも全席満席で御座います。」
「じゃあ、これに乗り遅れたら、もう方法はないんですね?」
「・・・そうでございますね・・・」
とお姉さんも気の毒そうに言って下さいましたが、
私はもう生きた心地がしません。
今日になって、松山千春さんの神対応ってことで、
千歳空港もとんでもない混雑だったことを知りましたが、
その時は、「もう何でこっちは仕事なのに、皆、休みで北海道来るんだよ~!」
と、心の中で毒づいておりました。
運転手さんも、可能な限り飛ばして下さいましたが、
なんせ北海道は取り締まりもメッカですからね。
法定速度以上かっ飛ばすわけにはいきません。
「運転手さん、飛行機以外って本土に渡る方法って、何があります?」
念のため聴いてみましたが、
「そうね~、函館に出て、函館新幹線だね」
あ~その手があったか!と思いましたが、
なんせ、「でっかいどう北海道!」ですからね。
旭川から函館に出るだけだって、何時間もかかります。
そっから新幹線に乗って・・・なんて時間的に絶対無理ですよね。
もうタクシーの中で祈るしかありませんでした。
でも~、神はいた!
なんと空港玄関に着いたのが、10:42.
搭乗口締め切りの3分前。
小さい空港ですから、もう目の前が搭乗手続きで、
とにかくたどり着けばなんとかOKです。
はぁ~~~~~~~助かったぁ。
タクシー代15000円という、バブル以来初の1万越えのタクシー代を使い、
財布は大打撃でしたが、もう無事たどり着けただけで、
ホッと安堵、膝から崩れ落ちそうでした。
もしあと10分遅くまで寝ていたら、完全アウトでした。
何故助かったのか?
これ、絶対ハイヤーパワーだと思うんですが、
このホテル朝食付きだったんですね。
しかもパンがおいしいと評判だった。
で、普段朝食はとらない私ですが、貧乏症でパン好きの私。
付いてくるものは食べようじゃないの!ってことで予約してたんです。
ところが予約の時間に私が現れない。
で、レストランの方が「お食事いらないですか?」と確認の電話を下さった。
それが朝食終了の9:30だったんです。
はぁ~、いつも通り朝食抜きだったら、
チェックアウトの10時まで寝過ごし、絶対に間にあわないところでした。
神様、ありがとう!
そして私はつくづく自分の年齢を痛感し、
ついに疲れが抜けない年になったんだなぁと、
愕然とし、そして淋しく思いました。
でもそれが現実。
受け入れて、今後は大事な用事の時には、
目覚まし2個かけようと思います。
はぁ~、もうこんな思いはこりごりです。
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