Viva!50代です

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年末年始って、夜中までお笑い番組をやっていたりするので、
なんとなくTVをつけっぱなしにしてしまうのですが、
そんな中「へぇ~!」と驚いたことがありました。

それは、綾小路きみまろさんが出てらした番組なんですけど、
なんと綾小路さんがあの毒舌漫才で人気が出たのって、
52歳の時のことなんだそうです!

って、今おいくつなのかしら?と思う位、
若々しくていらっしゃいますけど。
こういう話を聞くと実に元気が出ますよね。

そりゃあ若くして成功した方もお幸せでしょうけど、
年とってから芽が出たって言われると、
「おっ!自分の人生もまだまだ分かんないぞ~!」って、
ワクワクと希望が広がりますよね。
第一今の50代なんて、自分でいうのもなんですけど、
ホント若いですよね~。

人生が100年くらい続く現代、
50はまだまだ折り返し。
昔で言ったら30代位ですよね。

カーネルサンダースおじさんだって、
50歳を過ぎてケンタッキーを作ったそうですし、
日本でも超遅咲きの有名人と言ったら、
日本地図を作った伊能忠敬さんは、
確か55歳くらいから測量の旅を始めたんですよね。
人生50年の時代に、今なら100歳で全国を歩きまわった感じでしょうか。

何度か申し上げていますが、我が家はなんといってもうちの母が、
54歳で突然コンビニの店長に転身し、
当時はまだコンビニも少なかったことから、
某大手コンビニの酒・煙草なし店で、全国売上NO1の店に輝くという、
とんでもないハードなことを成し遂げた人なんですよね。

かくいう私も、50代になってからは、
世間的にはなんの芽もでていないですけど、
自分の人生はホンマにひっくり返るほど激動の日々でした。
そりゃあもうめっちゃくちゃ面白かったです。

昔なら乗り越えられないような、
とんでもない出来ごとや人間関係も、
依存症をぶり返すことなく、乗り越えられる様になりました。

でもそこに来たのは、とにかく40代に徹底的に、
回復プログラムに関わったことが、
50代に活きてきたんじゃないかなぁと思います。

40代はものすごく楽しくもあり、
プログラムはものすごくしんどかったですよね。
「私だけは回復できない。変われない。」と、
度々どころか、何年も打ちのめされましたもんね。
40代の10年間のうち8年間は、
プログラム的な苦悩を味わった気がしますね。

そう考えると、私ってホント重症でしぶといわぁ・・・
と思いますけど、その分、今は
ちょっとやそっとじゃ死なないという自信がありますね。
13歳から30年以上、毎日死にたかったんですけど、
今、その分「長生きして、遅れを取った分取り戻そう!」
って思いますもんね。

なかなか回復できない、
依存症や共依存で苦しんでいる人がいると思いますけど、
そんな人にも
「いや~Ricoさんも、本当に回復して元気モリモリになったの、
50歳かららしいよ~」と、遅咲きの人の希望になりたいですね。

日本の中高年はこれから少子高齢化が益々進む訳ですから、
もう50代とかって言い訳せずにですね、
こっからでも生涯現役でいられるものを探して、
なるべく次世代に負担をかけないようにしたいもんです。

いつも思うんですけど、年収が3000万以上ある方なんかは、
もう年金なんかパスされたらいかがでしょうか?
次世代の負担を真剣に考え、自ら行動を示すお金持ちの方は、
どんどん表彰でも、勲章でもバンバンあげて、園遊会にでもお呼びして、
「年金なんか稼いでるからいらないよ」って言う人が
「かっこいい~」と言われる時代を作ったらいかがでしょうか。
で、本当に困っている人たちに、必要なお金が渡るようにする。

次世代に貢献できるような老後を送るには、
絶対50代は大切なポイントだと思うんですよね。
この10年を充実した時間が過ごせたら、
次の60代、70代も充実していくんですよね。

60代、70代でバリバリ稼ぐことは無理でも、
健康でいるとかですね、
そういう貢献もありますよね。

我が家なんか、お陰様で医療費なんてほぼゼロですから、
そういった意味では、貢献してます。
その分、本当に健康問題のある方々が、
十分な医療が受けられる様になって欲しいです。

我々50代は、子供が多かった時代で、
ものすごいボリュームゾーンなんですから、
この私たちが、こっからの人生をどう生きるかで、
自分たちの子供たちや孫たち世代の負担って、
大きく変わると思うんですよね。

だからモチベーションあげて、
国が何をしてくれるかではなく、
残りの人生どれだけ国に貢献できるか?
自分に何ができるのか?って考えて、
「まだまだ成長してやるぜ!」
ってな感じで生きていきたいですね。

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