グレイスロード便りです

公開日: 

最近、グレイスロードのことをUPしておりませんでしたが、
お陰様で、この度、第1号卒業生を出すことができましたので、
グレイスロードの最近の動きをご紹介させて頂きます。

グレイスロードの日常は、こちらのFBでUPしておりますので、
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グレイスロード

第1号卒業生となるT君は、休職で入寮していたので、
元の職場へ復帰することになります。
1年と少しの入寮でしたが、その間様々なことがあったと思います。
回復が始まった時なんて、ホント辛いことばっかりですからね。
私なんて、毎日泣いてましたから。

でも、T君は頑張って、こうして卒業の日を迎えてくれました。
本当に感謝です。
ここからがまた新たな旅立ち、むしろここから本番が始まる訳ですから、
どうか仲間から離れず、回復を続けて貰いたいなぁと思います。

お父さん、お母さんとも親しい仲間なので、
「卒業しました~!」とLINEを貰えて嬉しかったです。
ご家族とずっと二人三脚で歩んでいきたいです。

復帰するにあたり、ご両親やスタッフと色々相談したのですが、
とても忙しい職場なので、やはり上司の理解がないと、
自助グループに通い続けることが難しいということで、
復帰前に本人から、ギャンブル依存症のことを伝え、
自助グループに通えるよう配慮して貰うことにしました。

依存症のことは、職場に話すケース、話さないケースとありますが、
できれば全部話しておいて方がいいですね。
隠し事がないと楽ですから。

また、職場復帰で卒業する仲間以外にも、
すでに就労プログラムや、スタッフ見習いに入っている仲間もいて、
グレイス・ロードの卒業生が、これからもどんどん生まれて、
そして苦しんでいるギャンブラーの希望になって欲しいなと思います。

それから、たけとワークは、代表のひろし君と検討を重ね、
2カ月に1回来て貰うことをルーティンにしました。
やっぱたけとさんに来て貰うと元気が出ますからね。

先日、たけとさんに「ワークどうでした?」と聞いてみると、
「いやぁ~、皆、明るくなっててびっくりしましたぁ」と言ってもらい、
あぁ~良かったなぁ~と、しみじみ思いました。
施設の成長と、仲間の回復は比例しますからね。

あと、窃盗癖とのクロスアディクションがある仲間も、
ギャンブルの場合は、珍しくないので、
クレプトマニアのグループを、仲間に立ちあげて貰い、
該当者は、KAのミーティングにも通えるようになりました。
これも本当に嬉しいですね。
山梨県の社会資源としても活用して欲しいです。

その他、近隣のGAに積極的に参加したりと、
グレイスロードは決して派手なことはしませんが、
地道にコツコツと、回復が少しでも強固になるようであれば、
それは全部やる!という姿勢で臨んでいます。

しかも、どれだけオプションを入れても、
追加料金などはとらずに、
家族の仲間にも、極力優しくできるよう、
最大限努力していきます。

どうか皆さんこれからも応援して下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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