あれから1年・・・です

公開日: 

昨年、親しい仲間が自死して、1年がたちました。
この1年、想い出しては何度も涙しました。
そして、しんどい時は、何度も話しかけました。
「私を守ってね」と。

そして、あの日を境に、私の中で何かが変わったなと思っています。
もともと「ゆっくりやろう」とか「のんびり行こう」と思うタイプではなく、
どちらかと言えば、突っ走っていないと気持ち悪い方ですが、
その想いが益々強くなった気がします。

全力でやったって、社会を変えられるかどうかわからないのに、
のんびり、やれることをやろう!なんて思えない。
やれないところまで、背伸びして、頑張ってやっていこう。
もう、誰かが死ぬのはこりごりだ。
と、思うようになりました。

ギャンブルで、なんでこんなに多くの仲間達が死ぬのか。
なんでこんなに多くの仲間達が死んでいるのに、
日本のギャンブル産業は変わらないのか?
なんで日本の政治は、ギャンブル産業にきちんと規制を入れないのか?
多くの憤りを感じながら、
今も私は、無理目のチャレンジを続けています。

たかがギャンブルじゃんか!
なんでそんなことで死ななきゃならないんだ!
腹立たしくもあり、一方でその威力を思い知ってもいます。

あれから1年。
あの衝撃的な日から、まだ私は何も変えられていません。
それが悔しくて、情けないです。

あんな悲しみは、こりごりだと思ったのに、
あれから更に3人の仲間を失いました。

Sチン、でも私は絶対にあきらめない。
きっと変えてみせる。
だから守ってね。

Sチン、そっちの暮らしはどう?
きっと、毎日笑えてるよね。

ねぇ、教えて。
やっぱり神様はいたよね?
信じて頑張っていくね。

クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑