尾道三部作とYumingアラフィフの皆さんへ!です

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本日、尾道出張から戻って参りました~。
いや~尾道って本当に良い所ですよね~。
講演前に千光寺にお参りに行って来たのですが、
ホント「あ~この風景!」って、特にアラフィフの私には、
たまらない感慨があります。

何故って?そりゃあ、青春時代に一世を風靡し、
我々世代が夢中になってみた「尾道三部作」の風景だからですよね~。

今の若い方はご存じないかもしれませんが、
尾道三部作と言えば、大林宣彦監督が作った映画
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」を指します。

尾道の美しい風景と共に描かれた、面白くって、ちょっぴり切ない、
青春映画の名作です。
これらの映画から、小林聡美さん、原田知世さん、冨田靖子さんらが発掘され、
スターダムへと駆け上がっていきました。

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尾道三部作は、現代まで何度もリメイクされていることからも、
その人気ぶり、名作ぶりが伺い知れます。
いや~、あの頃って本当に良い青春映画が、国内外で創られていましたよね~。

実は、私この尾道三部作以外にも、
超マイナーな大林作品「マヌケ先生」が大好きなんですよね~。
なんていうかまさに尾道版「スタンドバイミー」。
でも全然知られてないんですよね~残念なことに。
誰かご存じないですか~?あの映画すごく良いですよね~?

大林作品はビデオやDVDのない時代に、
映画館に足を運んだ、我々世代にしか分からない、
特有の趣がありますよね。
今日は、尾道の風景と共に、あの頃の時代を感じ、
ちょっぴりセンチメンタルな気分になりました。

さて、怒涛の出張から無事帰宅し、
やれやれとソファーに寝っ転がりながら、
TVをつけるとなんと「行列のできる法律相談所」に、
我らがユーミンが登場しているではありませんか!
きゃ~!ユーミン大好き~。

アラフィフでユーミンの曲に、1曲も思い出がない!
なんて人おそらくいないんじゃないでしょうか?
まさに私たちの青春の象徴、「ユーミンと共に青春があった」
と言っても全く過言ではない!女王様がユーミンです。

番組の中で、名曲「瞳を閉じて」が、
長崎・奈留島に暮らすある少女からラジオ番組に
「私の学校の校歌を作ってください」という依頼があって作られたものだった・・・
というエピソードを聞いて、思わず感涙。

そう思って聞くと、離島の離れ離れになっていく、
小さな島に生まれ育った若者たちの青春の情景が、
まざまざと思い浮かんで、苦しいほど切なくなりますよね。

島の人たちは、ユーミンの愛を誇りに思い、
この歌を聞くたびに故郷を想い出すんだろうなぁ~、
本当にユーミンの懐の大きさったら、なんて素敵なんでしょう。

私は、ユーミンの熱狂的なファンだったと言っても過言ではありません。
それこそたっくさんの想い出が、ユーミンの曲を聞くと想い出されます。

中学の頃、片思いし続けた、大好きな人と、
離れ離れになるのが淋しくて、
卒業写真を聞いては泣いていた日々。
「卒業写真のあの人は~、優しい目をしてる~」

Laundry-Gateの想い出を聞いて、基地の街に憧れ、
福生に通った日々。
今は全くそんな空気はありませんが、
当時は、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」の影響もあって、
基地の街というのは、当時の若者にとって、
一種のステイタスがあったような気がします。
「あの娘が故郷へ飛んでいってから、何故か寂れてしまったLaundry-Gate」

19歳の時には、4畳半神田川ごっこをするように付き合っていた彼に、
ふられそうな気配を感じていて、
真珠のピアスをまさに地で行くような日々を過ごしていました。
「もうすぐ可愛いあの人と引っ越しする時気づくでしょう~」

バリ島にはまっていた頃、日本に帰ってくると、
バリが恋しくて恋しくて、
毎日のように泣きながら聞いていた、「スラバヤ通りの妹へ」
「やせた年寄りは責めるように~私と日本に目をそむける~」

・・・と、こうしてちょっと想い出しただけで、
その時の情景と曲と歌詞が、いっくらでも想い出されてきます。
物忘れが激しく、さっき会った人の名前も思い出せない現在とは、
雲泥の違いです。青春というのは、記憶の定着力も違うことから、
人はいつまでも、あの頃を懐かしむのでしょうね~。

キャンティ、ドルフィン、ゴッデス・・・ユーミンの聖地と呼ばれる、
有名店にも足を運んだことも懐かしい想い出です。

そして、ユーミンと言えばもう一つ、
あの頃夢中になった漫画も思いだすんですよね~。
ユーミンの歌詞が度々挿入されていた吉田まゆみ作品。
アラフィフの皆さん覚えてますか?
「れもん白書」「れもんカンパニー」「真理&郎」
そして菊地桃子さんの主演映画にもなった「アイドルを探せ」。
あ~懐かしい!何冊かまだ手元にあるんですよね~。

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はぁ~、何だか今日は70年代、80年代にタイムスリップ!
気分はすっかり中高生に戻ってしまった1日でした。
たまにはこんな日もいいか!
う~ん、まさに「あの日に帰りたい」ですね~(笑)

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