親がうっとうしい人は借りを作るな!です

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私はACだとは思いますが、今はあんまり親のことで苦しんでいません。
ただかつては親に対する恨みでものすごく苦しんでいました。

でも、何故その恨みつらみ、恐れから抜け出せたのか?
と言われたら、それはやっぱり依存症の回復プログラムのお陰
としか言いようがないのですが、
他の要素としてはやっぱ「借りを作らない」
ってことがでかかったんじゃないかなぁと思ってるんです。

私が一番理解できないのは、
親にめちゃくちゃ文句を言いながら、
親に借りを作ってる人ですね。

例えば、私は、親に金借りる位なら死んだ方がマシ!
と思ってるので、絶対に親に借りは作りたくないです。
親に借り作ったら、それこそ頭上がんなくなります。

ただでさえ親っていうのは、子供からみたら圧倒的な力を持っていて、
子供の頃の絶対服従の力関係がある訳ですから、
その思いが大人になってもなかなか解消されない訳ですよね。

そのうえ「いい年した大人になってもまだ借りを作ってる。」
となると、どんなに口汚くののしろうと、
自分の行為を正当化しようと、
絶対に心の奥底の自分で「親に勝てない。情けない。」
と自分を嫌う声が聞こえているはずです。
ですから、親に借りを作っちゃダメです。

私の場合、親に「家事」という借りを作ってますが、
その借りをチャラにできる位、
親が機嫌よく働いてくれるよう、ハッキリ言って金貢いでます。
金で母の労働を買っていると言っても過言ではありません。
十分な家計費を与え、人が生きていくための水道光熱費だなんだ全て私持ちです。

母はもう食べモノくらいしか楽しみないですから、
我が家の食卓は、母の食べたいお菓子類が山のようにてんこ盛りで、
半分占領いされてます。
でも、それで機嫌がいいなら御の字です。

子供と母に金は全ていってしまうので、
我が家で一番貧乏なのは間違いなく私ですね。
次は夫(笑)
好きなことするために、貧乏に甘んじてる夫婦ですわ。

これがね~、金も出さないで母をこき使ってたら、
もう絶対上手くいかないですよね。
ところが結構こういう人って多いんですよね。

金も出さない、感じ良くもない、愛嬌もない、
親の手伝いもしなけりゃ、気遣いもない、
それなのに親の棚卸だけは止まらずあ~だこうだ言いながら、
お金や労働その他で親を頼ろうとしている人。

こういうお家はもう代々親への依頼心が強いんですよね。
だからしょっちゅうもめてる。
話し聞いてるだけで疲れます・・・実に。
そんなんだったら他人を頼った方がよっぽどいいと思うんですよね。

もちろん依存症真っ盛りの人は、
親にたかってる人は沢山いますけど、
これまた不思議なのは、こういう子供の親ってやっぱり
「子供のために親なんだからある程度やってやるのは当たり前なのでは・・・?」
と罪悪感持ってるんですよね~。
アホくさいです。ホント。

あのですね、そもそも親がうっとうしいってことはですね、
親が嫌味とか文句ばっかり言って、
支配コントロールしようとしてくるんだと思うんですね。

だからそんなもんにめげないように、
嫌なことは嫌と「ビシッ!」と言わなきゃならいじゃないですか。
きっぱり断るには借りがあったら言えないです。

「借り」の部分をつつかれるんじゃないかと、
いつもびくびくしてると、親にとらわれ、
怒ってるしかなくなっちゃいます。

親と交流しないわけにはいかない環境にある、
親がうっとうしい人は、
借りを作らないためには、他人をどんどん頼りましょう!

入寮費などで、どうしても親を頼らねばならない場合は、
こっちが労働で返すか、
せめて愛想良くしましょう!
子供、つまり親から見た孫が愛されているなら、
度々孫の顔を見せてやり、機嫌取っときましょう。
途中で「入寮費出さない!」なんて機嫌そこねられても困りますからね。

人間関係ってやっぱGive&Takeだと思うんですよ。
だからうっとうしい親には借りは作らない。
できるだけプラマイゼロに持っていく努力をする。

できればこっちがプラス1くらいになって、
親より上から目線になれると、
余裕と自信ができて、実に楽な関係になれると思います。

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