やっかれんさんとの交流!東京家族会です

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本日は、「NPO法人 ギャンブル依存症家族の会」があり、
やっかれんさんをお招きしました。

やっかれんさんとは、もちろん薬物依存症の家族会の連合会のことで、
13年前から活動されています。
我々としては、やっかれんさんがこれまでどのような活動をされ、
どのようなご苦労があって、ここまでの道を切り開いて来られたのか?
後発団体として、色々ご教示いただこうと、東京家族会がご講演をお願いしたとのことなので、
私もノコノコとお邪魔してきた次第です。

いやぁ、ものすごく勉強になりました。
やっぱり交流や連携って大切ですね。

色々、なるほど~と思った点が沢山あったのですが中でも、
毎年、内閣府・厚労省・文科省・法務省・警察庁などで、
薬物対策の予算がどのように使われるのか?
毎年5月頃にヒアリングを各省庁でさせてもらって
さらにそれを受けて要望書を9月頃に提出している
というのを聞いて、感心しきり。

そういう細かい手間暇がやはり大切なんですね。
ギャンブルもさっそくやりたい!と思いました。

あとは、回復施設って経営を安定させるために、
自立支援法のレールに乗せるところが多い訳ですが、
あれって決して使い勝手がいいものじゃなく、施設の負担も大きい訳です。
そこで、ダルクさんを応援するために、
やっかれんさんが法改正を訴えたりしているのには驚きました。

また、場合によっては、やっかれんさんが施設を買い取って、ダルクさんに貸す
ってなこともなさっているそうで、家族会がこれだけ施設を応援していたら、
施設も助かるよねと思いました。

それから民間助成金も積極的に獲得されていて、
我々も、その辺は最近頑張っていますが、
これから益々やって行きたいなと思いました。

また、NPOから認定NPOへの移行でうまくいかなかったことなど、
我々の参考になることも教えて頂けたことも助かりました。

つくづく思いますけど、連携って本当に大事。
とくに政治に関わることなんて、情報を掴むだけでも大変ですからね。
なんの連絡も通知もなく法改正がなされてたなんてことザラにありますから。

それととにかく国を動かすには、数が必要。
数を集めていくためにも、連携は大切ですよね。

最近、アルコール、薬物、ギャンブルの家族の連携が徐々に進んできましたが、
これからも益々、その連携が進むよう、
様々に情報交換や学習会なんかを開催していきたいです。

今日は、第一歩を踏み出しました。
お越し下さったやっかれんの皆様、
本当にありがとうございました!
今後とも、宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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