良いお仕事ぶり!内閣官房と金融庁の連携です

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先日、新潟の仲間が、こんな報告をしてくれたんです。
なんでも、銀行に行ったらこんなパンフが置いてあったとのこと。

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ちょっと写真が見にくいですが、タイトルは
「借金で悩んでいませんか?」
という三つ折りリーフレット。

でもって中味は、
・ヤミ金から借りちゃダメですよ
・被害にあったら相談して
・相談窓口一覧
ってなってるんですよ。

そして!何故、仲間が教えてくれたかと言うと、
「まずはお近くの多重債務相談窓口にご相談ください。」
って書いてあるんですけど、その説明の一部に

■ギャンブル等依存症対策への取組み■とあって
ギャンブル等相談窓口には精神保健センターや保健所がありますよ!
ってなことが書かれているんですね。

お~これはいいね~!と仲間とうなずきあいました。
まず銀行のATMに置かれてるってのが、新しい啓発につながるのでいいですね~。

で、「どうして金融庁さんが、急にギャンブル依存症を入れてくれたのかしら?」
と不思議に思っていたところ、新潟の仲間が新潟財務事務所さんにお問い合わせして、
調べてくれたところによると、

『内閣官房、ギャンブル等依存症対策推進会議を経て今年度からリーフレットに取り入れた。
配布先(金融庁が制作)→各都道府県財務事務所
弁護士、司法書士連合、中小企業団体連盟、銀行等金融機関協会など』

ってことなんですよ!
そうでしたか!なるほど~って感じ。

内閣官房のギャンブル依存症対策チームさん、
ぜ~んぜん、全く1度もヒアリングしてくれず、
現場の声を1ミリも吸い上げてくれないし、
頑として関係者会議をはねのけていらっしゃるようなので、
「けっ!どうせカジノやりたいから、世論をかわすための方策なんだろ~よ!
カジノには向いても、我々のことなんか、エリートさんは考えちゃくれないよな~」
とすっかりやさぐれて、基本法に対しては、絶望的な気持ちでおりましたが、
「お~!これは良い仕事ですなぁ~」と、すっかり嬉しくなりました。

「ありがとうございます!内閣官房さん。
いつも悪口ばっか言ってごめんね!」
と、ちょっと優しい気持ちになっています(笑)
まぁ、別にあちらは目にも止めてもいないと思いますが・・・

「ATMに啓発を!」これは我々もずっと望んでいた対策ですね。
願わくば、銀行ATMだけじゃなく、消費者金融のATMにはこのリーフレットを置かなくちゃいけない!
くらいに義務づけて欲しいですね。
「すぐ貸す」「過剰に貸す」は消費者金融の罪ですからね。
さらに、パンフだけじゃなく、ATMにシールを貼るとかポスターでも啓発して欲しいです。

このパンフ福島の仲間も信用金庫のATMにあった!
と報告してくれているんですね。
ただ置いていない銀行も多い。
どういう基準で置く置かないが決まるのか?教えて欲しいですね。

各県の消費者センターには置いてあるようなんですが、
そもそも消費者センターなんて、あまり用事がないですからね。
やはり銀行ATMが良いですよね。

我々に出来ないところは国が、
国や医療にできないことは我々が。
今後もよい連携が築かれていきますように!

とにかく今回の内閣府と金融庁の連携は、
すごく良い着眼点で、嬉しく思っています。
これからもガンガン推進して下さい。
宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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