聖地!ウルルです

公開日: 

昨日から、私念願かなって、エアーズロックことウルルに来ています。
いや~、ここウルルには死ぬまでに絶対に行ってみたい!
と思っていたんですよね~。
来れて良かった~!

なんか私って、大きいものとか大自然に魅かれるんですよね~。
田舎暮らしとかは嫌いなのに、大自然には魅かれる。
だから北海道が好きなのかな~と思うんですけど・・・

で、更に好きなのは「聖地」。
ほら、やっぱり我々ってスピリチュアルなものにシンパシーを感じるじゃないですか~。
だから世界中の聖地と呼ばれる場所には、是非行ってみたいんですよね。

で、このウルル、やっぱり来てみて初めてその雄大さが良く分かりました。
もうね、こういうの見ちゃうと「やっぱ神様っているよなぁ」って思うんですよね。
確かアインシュタインも、科学をつきつめていくと、
そのあまりの数式の美しさに神を見ると言っていたと思うんですけど、
これがですよ、なが~い年月かけてできた、偶然の産物だとしたら、
それはもう偶然という名の、神の必然としか考えられない!って思うんです。

しかも、来てみてわかったのは、このウルルに暮らす先住民の文化を
オーストラリア政府を始めとする多くの人が守っていこうとしている姿勢が、
とても素晴らしいんです。

かつて迫害を受けていた、アボリジニの人達ですけど、
今は、ものすごく大切にされている感じがしました。
少なくともここに暮らす人達、そしてここで観光産業に関わる人達は、
彼らの風習や伝統を尊重しています。

例えば、ご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、
来年の10/26を境に、ウルルに登ることは全面禁止になるそうです。
これはアボリジニの人達にとってウルルというのは聖地であって、
決して観光目的で登ったりするものではないんですね。

で、彼らは登らないで欲しい・・・と思ってきたわけです。
そして長年かけて、そういう考えを浸透させてきたようで、
現地のガイドさんが、かなり繰り返し
「彼らはこの山に登ることを望んでいない」って伝えてくるんですね。

実際、風が強すぎたり、気温が高すぎたりして、
登れない日が多いんですけど、
私なんかこう言われたら
「たとえ登れる日にぶち当たっても、彼らに配慮して登るのは止めよう」
って思いますもん。

他にもですね、写真にも撮っちゃいけない、ましてSNSになど
絶対にUPしちゃいけない「聖地」と呼ばれる場所が7カ所あるんだそうですけど、
しかもそういう場所が何故「聖地」と呼ばれているのか、
詳しい理由はガイドさんらにも伝わっていなくて、
アボリジニの人達は必要じゃない人達には全ては明かさないのだそうです。

めっちゃくちゃいいですよね~。
そういう姿勢。
なんか感動しちゃいました。
土足でヅカヅカ入っちゃいけないですよね。

で、今はオーストラリア政府が99年間という期限付きで、
アボリジニの人達からここを借りているそうで、
観光が許されているのだそうです。

観光するのにも、きっちり入場料がおよそ2500円とられるんですね。
で、アボリジニの人達に、この入場料から地代が払われるんだそうです。
こういうシステムを日本もどんどん取り入れたらいいのに!と、
夫とも話してました。

例えば、ここウルルは世界遺産でもあり世界文化遺産でもあるのですが、
日本は殆どが世界文化遺産で、世界遺産になってるのは3カ所くらいしかないんですね。
で、そのうちの1カ所が我々夫婦の愛する知床。
だけど知床を守っていくのに、資金不足であえいでいるんだそうですね。

だったらきっちりお金とって、そのかわりトイレとか綺麗に整備して、
あとは英語など外国語のガイドさんも充実させてはどうでしょうか?
「自然=無料」と日本人は考えますけど、
ここウルルにきて「そんなことないなぁ~」と思いました。

自然と観光が共存していくには、
きっちりお金をとるべきだし、そうすることで、
地元の文化を守り、敬愛し尊重する姿勢に繋がるのでは?と思いました。

人って自然の雄大さを目の前にすると、
癒されそして力を貰うものですよね。
今の私がそうです。
だから大切に守りながら、その自然に触れる機会は与えて欲しい・・・
そう願っています。

あまりに大きなウルル、360広がる地平線。
真っ赤な朝日や夕日に照らされ、刻々とウルルもその表情を変えます。
地平線から太陽と見間違うほど赤く大きな月があがると
夜空には天の川が流れ、そしてサザンクロス=南十字星が輝きます。
本当に神様の産物、地球って美しいなぁ~と思う瞬間ですよね。

大自然に触れ、パワーが復活している自分が分かります。
明日はいよいよ帰国の途につきますが、
来て本当に良かった!

休みの間、協力してくれた仲間達本当に有難う!
充電させてもらいました~。
また、頑張るぞ~!

S__46014487

ブログ是非応援して下さい!クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村

現在国内の推定罹患者320万人(2017年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑