あけましておめでとうございます!です

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新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆さま、お正月はどんな風にお過ごしですか?
私は、年末に引いた風邪が一向に良くならず、どこにも出かけられません。
まぁ、でもたまっていた読みたい本が色々読めるんで、全然いいんですけどね。

変わらず、原稿を書いたりといった仕事もしているので、
周りがやけに静かな、普通の1日といった感じです。

昔は、特別感のない年末年始が嫌で、なんだかんだと予定を入れたがっていましたが、
あれはただ単にさみしさの裏返しだったのかなぁと思っています。
特別な日に何の予定もない私・・・
という現実がものすごく惨めに思えたんですよね。
でも今は、「あっ、お正月ってただ単にのんびり過ごすってのもありなのね!」
と今更ながら気がついた次第ですね。

娘や息子を見ていると、ホント私とは全然違うので、
こういう今更ながらの気づきというものを度々与えられるんですよね~。

年末まで、なんだかんだと子供達は予定を入れ忙しく出かけていたりしましたが、
大晦日からは「さ~て、今日からのんびりするぞ~」なんて言いだして、
夫の実家に顔を出し、娘が夜中に地元の友達と初詣に行った以外は、
それぞれまったりと過ごしています。

私なんぞ、高校時代の年末年始といったら、アルバイトしまくりでしたからね。
時給が高くなる年末年始は、稼ぎ時だ!ってな感じで、
三が日なんて休んだ事なかったです。

大晦日の夜、バイトが終わるとわざわざ超混みこみの明治神宮にナンパ目当てで出かけていったり、
当時付き合っていた彼氏らと、車やバイクで初日の出ツアーで海に行ったり、
とにかくバカ騒ぎをしていないと気が済まなかったんですよね。
「それが青春だ!」と思ってましたけど、
今思いだしても別にそれが「楽しかった」と思わないんですよね。
ただただ焦燥感を感じていたことだけを想い出します。

SNSなんかなかった時代ですけど、リア充を演じていないと、
自分の頭の中の突っ込みがうるさくて止まらなかったんです。
「誰にも誘われない」「何の予定もない」「モテない」
こんな風に、人から思われたくない!って必死だったんですよね。

だから今の時代の人達が、一生懸命にインスタ映えを狙う気持ちも
よ~く分かるんですよね。
それを批判的にみる大人たちもいますけど、SNSがあろうがなかろうが、
頭ん中の自分への突っ込みは、今も昔も大して変わらないですよね。

淋しさから自分を救う方法は、たったひとつ。
ありのままの自分を、自分が愛せることだと思います。
でも、それは簡単じゃない。

だから、今年も淋しさを抱えている、特にギャン妻たちが、
自分自身を愛せるように、伝えることができたらなぁと思っています。

今年は、どんな年になるか分かりませんが、
今まで通り、とにかく地道にコツコツやっていきます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

   田中紀子 拝

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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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