新型コロナウイルスが大騒動になり、あきらかな過剰反応では？と思われるものも多くなってきました。
こんなことでは、新型コロナの恐怖より、過剰反応による二次被害の方が大きくなりそうです。

我々のような普段からそれほど人が集まるわけでもないだろうに・・・、
という業界でも殆どの研修会やセミナーが中止されておりますが、
ホントこんなことが続いたら、日雇いやアルバイト、派遣などで働く人たちの生活が直撃され、
小さいイベント会社さんとか、飲食店とか大打撃で潰れちゃうんじゃないの？って心配でならないです。

しかも結婚式や謝恩会まで中止してるって、そんなことまでする必要あるの？って思っていたら、
秋葉首相補佐官や杉田水脈衆議院議員などは、ちゃっかり政治資金パーティを開催してるとのこと。
ホント国民の人の良さと政治家の図々しさ、今の日本を象徴するような状況ですね。

言いたい事は、山のようにありますが、本日はそれよりも緊急告知をさせて下さい。
今、我々依存症者の間で大問題なのは、自助グループが利用する公民館などが次々閉鎖され、
通常行っているミーティングが開催できなくなってしまったことです。

この措置がいつまで続くのかわかりませんが、年末年始もそうですけど、
通常のミーティングから離れてしまうと、スリップ（再発）が多くなるんですよね。
しかも今回は2週間以上の長きにわたって閉鎖される模様。
これはゆゆしき事態だと思います。

特に、アルコール、薬物、ギャンブルを止めはじめたばかりの人にとっては、
非常に辛い時期に、仲間の手助けを受けることができません。
私なんか止めはじめた頃、毎日ミーティングに行ってましたが、
それでも頭の中に嫌な考えしか浮かばず、辛くて辛くて仕方なかったです。
2週間もミーティングに行かないなど、あの時期では考えられないことです。

また、2週間もミーティングから離れてしまったら、
折角身についたミーティングの習慣が失われてしまう危険性大です。

私が思うに、このような状況が長引いていけば、
依存症問題の再発者が続出するのではないかと思います。

ただでさえ誤解や偏見の多い日本では、
公民館などの公的機関以外の会場確保は非常に難しいのが現状です。

そこでせめてもの手助けになればと思い、当面の間当会の事務所を、
自助グループのミーティング場に開放します。
東京近郊の方々のみのお役にしか立てませんが、お使いになりたいグループの方はご連絡ください。

お申し込みは要領は以下の通りです。

【住　　所】　中央区新川1-21-5　茅場町タワー105
【最 寄 駅】　東京メトロ　茅場町もしくは水天宮　徒歩8分位
【使 用 料】　無料
【注意事項】　室内はもちろん、建物の周囲もすべて禁煙です。

お使いになりたいグループの方は、こちらのメルアドに
info@scga.jp

①グループ名
②担当者アノニマスネーム
③希望日時

をお知らせ下さい。

こんな時こそ助け合って、仲間たちの命を守り、再発予防にできる限りのことをしましょう。
私たちも、苦しむ依存症者とその家族の手助けができますように。

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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研)　ギャンブル依存症(角川新書)