息子に遺伝です
先日、ぽっちゃり体型の遺伝子が恐いと書きましたが、
我が家の子供たち、特に息子に
お笑い気質が遺伝しているようで、
ちょっと困惑しているんです。
というのも、息子の年賀状を見ていると、
「授業中のギャグが面白い」
「あなたのギャグセンスに感心している」
などというものばっかで、
本人も常々実に堂々と胸をはって、
「授業中聞いていない。」と宣言しているんですね。
「だから成績が悪い」と、明快な理論を
こうまで明るく宣言されると、親である私も、
「むしろ立派だ」と、勘違いしてしまうほどです。
だけど、どうせ言っても聞かないじゃないですか~、
だから、せめて正直さと、無邪気さを伸ばしたいと、
自分を納得させている所です。
何故、こうまで罪悪感なく、授業を聞かないのかと言えば、
つまんないからですよね。
つまんないことをじっと聞くのって、確かに辛いですよね~。
でも、大体皆、我慢できるものじゃないですか。
うちの息子はどうやらそれができない。
けど、怒る気になれないのは、私もそうだったからなんですよね。
実に気持ちが良く分かるんです。
だってですよ、私も人を笑わすことが大好きだし、
結構面白いじゃないですか。
多分、息子もそうなんですけど、
同じ話をするのでも、面白く話せちゃう人って、
なんちゅうんですか、
ポイントだけが抜き出てくるっていうんでしょうか~
要点だけが聞こえてくるみたいなところがあるんですよ。
上手く言えないんですけど、
なんというか、中心だけ聞けば、
あとの周囲の問題に興味がないみたいな、
そんな感じなんですよね。
で、その面白いところだけ、どんどん吸収したくなるんです。
つまり、私たち親子の思考パターンて、
「何を話すか?」じゃなくて「何にしぼるか?」を、
考えて話すタイプなんですよね、きっと。
学校の授業って、まんべんなく万人に受けるような話じゃないですか。
だから全然面白くないんですよね。
話し手がものすごく下手くそに聞こえちゃうんです。
「だからつまりこういうことでしょ!」と、
要約しちゃって、飽きちゃう。
私のように、お笑い芸人とまではいかなくても、
素人漫才位出れるんじゃないかというタイプは、
ただでさえつまんない学校の授業が、
益々つまんなくなるんですよね~。
私、よしもとは、芸人養成だけじゃなく、
学校の先生向けに、面白い授業をしゃべる養成講座なんかを、
やってくれたら良いのになぁ~と思ってます。
採用試験も漫才とかコントにする。
面白く、ポイント絞って話してくれる先生がいたら、
我々みたいな、先生よりしゃべり上手いんだよなぁ~、
みたいな生徒が、飽きずに救われるのになぁと思います。
ホント、あんまりつまんないから、
ついつい突っ込み入れちゃってたんですよね~。
息子は、小さい声でぼそぼそ言って、
周りの子にクスクス笑われてるようですけど、
私なんか、度胸がある分、つい先生にでっかい声で、
突っ込み入れたり、ボケかましたり、ギャグ入れたり・・・
黙ってられませんでした。
無力でしたね~。
で、そうすると怒られるから、
もう聞くの止めようとなっちゃうんですよね~。
学校の先生に、よしもと養成講座を!
これすごく良いと思うんですよね~。
生徒という聴衆をいかに惹きつけられるか?
ここに力を注いだらですよ~、
子供の学力向上なんて、下手にあ~だこうだ考えなくったって、
自然とあがっちゃうもんだと思うんですよね。
小学生から高校生まで、45分の授業を飽きさせず、
「すべらない話」ができたら、
日本の未来は益々明るい!って思います。
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