新チームについてです

公開日: 

今日は、ホームのミーティングに出て、
その後のフェローで仲間に「びっくりした~!!!」
と施設開設のことを言われました。
考えてみると、確かにこの件仲間に話していなかったんですよね~。

「有言実行素晴らしい」「行動力がすごい」などと言って頂きましたが、
この件は本当に偶然の産物で、
政治家の先生など色んな方々に相談しまくっていたら、
人との繋がりで、今回タッグを組む代表と繋がった訳で、
この代表曰く「りこさんは、僕が断れない人を出してきた」
そうですけど(笑)まぁ私としては決して、恐喝した訳ではなく(苦笑)
ホント流れに乗っただけという気がしています。

最初、世間話的に、こんな風になったらいいですね~と、
依存症の業界全体とか、ギャンブル依存症施設のこととか、
ビジョンを語りあってなんかいいかも~と思って、
じゃあ実際にできることから始めようと始めてみたら、
色々問題も当然出てくるじゃないですかぁ。

それでその問題に対して、譲れる所と譲れないところと、
優先順位をつけて消し込みして行ったら、
結局、施設作っちゃおう!ってことになったんですよね。

だから、仲間にどうなるか分かんないから、
しっかり決まったら話そうと思っているうちに出来ちゃった!?
ってな感じなんですよね。
まぁ、巻き込む力が多分ハンパないんでしょうね~私。
自分じゃ良く分からないですけど~。てへへ・・・

ほら、喜ばせてダメだと、こちらも心苦しいじゃないですか。
でも、実現したので、今日はまだご本人が否認真っ最中のご家族には、
「これで安心した~!」と喜んで頂き、私も嬉しかったです。

今回の施設を開設するにあたって、スタッフの方が、
ギャンブル依存症プログラムを本格導入するの始めてなんですね。
プログラムの導入ってもちろん大切じゃないですか~。
でも、それは私やその他の仲間で協力すれば、
いくらでもどうにでもできると思っています。

以前にも一度施設の立ち上げにも関わっていますから、
どうやっていけば良くなるのか分かっていますし、
むしろ進化形も頭の中にあったので、
そんなに心配でもありませんでした。
(結構ゴリ押しはしたかな?!)
でも私、施設で一番大切なのはハートだなぁと思っているんです。

仲間を愛するハート
仲間に関わるハート
これがあれば他のことってどうにでもなるよなぁ
って、今までの経験から学んだんです。

どれだけ誠実に仲間を愛し、
仲間のために手間ひまかけられるか?
それが全てだと思っています。

施設の代表者がミーティングにも行かないような施設は、
絶対に病んでます。確信しています。
そして、TOPが病んでいたら、施設全体が病んでます。

それは、これまで関わってきた、海外のアディクションカウンセラーも、
全員口を揃えて言っていることですし、
特別なアディクトなんているわけないんですよね。

私が、今のチームと無から有を創り上げて行こう!
きっとできるだろう!って確信したのって、
ほんのちょっとした一言だったんです。

それは、インタベンションのことが、
会議で話題になった時なんですけど、
私は、特に施設の運営に関わる訳でもないですし、
今後は、全てを自社で完結できたら、
一番良いのかなぁと思ったんですね。

だから
「よかったらインタベンションのやり方を伝授しますから、
やがては皆さんでなさったらいかがでしょう?」
って言ったんですね。

だって相談のお電話が入った時に、
施設スタッフがすっとインタベに行けば、
施設にとっても、ご家族にとっても一番良いじゃないですか。

そしたらすかさず
「いや、そうすると施設が手薄になって、
クライアントのケアが充分にできなくなるので、
それは、りこちゃんやって下さい。」
っておっしゃったんですね。

で、私とってもビックリしたんです。
だって施設にとって、インタベンションができたら、
ぶっちゃけ経営が安定するじゃないですか。
しかも良いウリにもなるでしょうし。

それを、教えますよと言ってるのに、
いや、それやると中身が薄くなるからいいです
ってなお答えで、とってもびっくりしたんです。
だって、施設の人って皆さんインタベやりたいんだろうなぁ
位に思っていたので。

私は、日本に足りないのはインタベンショニストだ!
と思っていて、これができる人がもっと沢山いたら良いのに~
と、考えているので、
やりたい人がいたら全然出し惜しみするつもりなく、
どんどんレクチャーします!と思っているんですね。

でも、確かに海外でもインタベンショニストって、
独立して、個人で活動しているんですよね。
だから施設でやると手薄になるというのは、
一理あるかな?とは思います。

それにしても、仲間と関わることを、
大事に考えてくれる施設っていいなぁと思ったので、
この一言で、なんか「うん、大丈夫、いけるなぁ~」と、
確信に変わったんですよね~。

結局、クライアントに手数をかけることが、
大切なんですよね。
口先とか勉強じゃなく、
実際にどれだけ関わったかってことなんですよね。
新チームはその点で、すごく信頼できるなぁって思ったんです。

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Comment

  1. Fuku より:

    仲間を愛し、関わることが一番大切なことですよね。そしてプログラムですよね。プログラム導入素晴らしいです~インタベンションはりこさんとご家族との連携、協力、理解が必要なので、本当に今回の発表は安心しました。

    • rico より:

      Fukuさん、コメントありがとうございます。
      プログラムやインタベンションを揃えて良い施設にしたいです。
      施設ができて、皆さんに安心して頂けたみたいで、
      私もとっても嬉しいです。

  2. C より:

    施設長さんが仰った「施設が手薄になる」って、最も気を付けなければいけない事なんでしょうね。
    そこを大切にされている施設なら益々安心だなぁと感じました。
    依存症の回復には人との触れ合いが大切で、それがなかったら回復を維持することはとても難しいのではと思いました。
    それにしても、本当に施設が出来ちゃった!有言実行のりこさんですね(^^)

    • rico より:

      Cさん、コメントありがとうございます。
      そうですよね、施設が手薄になったら本末転倒ですもんね。
      有言実行とよく言われますが、そんなに気合を入れてる訳でなく、
      そういう方向でいこう!と決めて動き回っていたら、出来ちゃったんですよね(笑)

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