JRAさん巻き込まないで!女性と学生です

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今日の私は、日本の公営競技の在り方に大変怒っています。
というのもJRAのこんなイベントを目にしたからです。
sam_201535

写真が小さいのでみにくいですが、
「学生対抗競馬予想大会」というものです。
しかもこの要綱を見て下さい。
http://www.jra.go.jp//news/201507/073101.html

20歳以上の学生を4名1組にして、
そこに必ず女子学生を入れなくちゃいけないというものなんです。

何でこうやって、わざわざ学生をターゲットにして、
イベントをやるのでしょう。
しかも何故女性を巻き込むのでしょう。

殆どの学生は、親のお金で学校に行っている身分です。
その人たちをわざわざ競馬に呼び込むイベントを、
何故やるのでしょうか?

やるなら、その学生の親御さんにきちんと許可をとり、
「親の金で学校に行っている身分ですが、
競馬にも関心を持たせてよいですか?
もしかしたら、ここから競馬にのめり込む可能性もありますが、
宜しいでしょうか?」と確認をとって欲しいですね。

またこのようにチームにすることで、
そもそも競馬に興味のない学生も巻き込まれていきます。
特に女性を巻き込んでいきます。

拙著「三代目ギャン妻の物語」を読んでいただいた方、
まだの方は是非お読みいただきたいのですが、
そこに詳しく書きましたが、
2005年まで、20歳以上でも学生は公営ギャンブルに、
投票してはいけないという法律だったんです。

ところがそれが、社会人入学の大学生や大学院生も増えているから、
という理由で、学生のギャンブル参加もOKと、
改悪されてしまったのです。
社会人入学の学生の割合など、わずか3%程度ではないでしょうか?

しかもこの時の国会答弁が
競馬法ができたのは80年前で、
当時と今では社会の学生に対する見方もだいぶ変わってきているから、
学生もギャンブルやることにしてもいいんじゃない?
という、意味不明のモノなんです。

80年前だろうが、現代だろうが、
学生は学生でしょうよ。
競馬やるために学生になる訳じゃないです。

しかもですよ、一体こんな愚かなイベントはいつから行われているんだ?
と思ったら、もうすでに3回目とからしいんですね。

で、当然このイベントに張り切っている、
学生のブログも見つけたわけで、
読んでみると「あぁやっぱりな」と思ったんです。
もう、競馬にのめり込んでいるのが、
ありありと分かるんですよね。
実際、その学生自身も、競馬三昧の学生生活・・・
と書いているんです。
で、女の子大募集!なんて書いてある。

あのですね、女の子はどんな依存症でもそうですけど、
罹患すると進行が速く、しかも支援のための社会リソースは、
男性の10分の1以下、殆どありませんから、
そりゃあもう助け出すのは大変です。

しかもですね、女性のギャンブラーというのは、
殆どの場合がそうで、私もそうなんですけど、
付き合っている、もしくは友人男性のお供で行ってます・・・
みたいな場合が大半なんですね。

そうするとですよ、いつの間にか自分の方がハマってしまって、
依存症になっているんですけど、
そもそもの動機が、お付き合いで、
自分はそれほどギャンブル好きでもないし、
という意識があるので、ハマっていることに気がつけません。

それと、まさか女性である自分が依存症になるって、
女性自身が思ってもみないんです。

だから、日本で最初の女性専用のギャンブル依存症施設の、
立ち上げの際にお手伝いしたんですけど、
その時のパンフのコピーが
「知ってください。女性も陥るギャンブル依存症」
っていうものだったんです。

世間も知らなければ、家族も、そして本人すらも、
女性だってギャンブル依存症になるんだ!
って知らないんです。
そもそも依存症って正しい情報がなく、
イメージだけでしか語られていないのが、
現代日本なんです。

学生を巻き込むなら、その前に必ず依存症教育もして欲しいですね。
そして親の金で学校に行っている身分の学生に対しては、
イベント参加の際に、必ず親の同意書を取って欲しいですね。

JRAさん、あなた方は一度でも、
大学生のギャンブル依存症による中退率の高さについて、
調査をしたり、耳を傾けたことがおありでしょうか?

高い入学金や、授業料を払い続けたご両親が、
子供がギャンブルのために大学を中退するその無念さを、
あなた方は想像したことがおありでしょうか?

大学をドロップアウトするほど、ギャンブルにのめり込んだ学生が、
その後どれだけ困難な道を歩くかご存知でしょうか?

大学は、補助金という税金を使って、
次世代を教育する、皆で国の宝を育てている、
大切な機関の一つです。
その国の宝物を、台無しにするかもしれないという、
リスクがあると分かっていても、
あなた方は自分の利益の方が優先したいのでしょうか?

女性は、男性に利用されやすい立場です。
お金のために、最悪は売春という二次被害が生まれます。
安易に女性を巻き込まないでください、

国と地方財政に寄与するという名目で、
特別に許可された、公営ギャンブル。
国の次世代を背負う若者たちのためにならない取り組みを、
わざわざ仕掛けなくてはならないほど、
売上が上がらないのなら、
もう止めたら良いのではないでしょうか?
本末転倒ではないでしょうか?

今一度、あなた方の取り組みは、
本当に国に寄与しているのか?
ご一考願いたく思います。

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