ダメ絶対だけではダメ絶対です

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今日は福岡県は春日市にて、中学生に向けて依存症の予防教育をしてきました。
実は、春日市さんには、「春日市青少年育成市民会議」という団体があって、
ここの皆さんとお知り合いになったことから、
ここのところ連続で、中学生の薬物乱用防止教室に呼んで頂いています。
そこで私は薬物乱用だけでなく依存症の予防教育をお話しするようにしています。

この「春日市青少年市民会議」の皆さんの活動は、
いつも感心するのですが、本当に素晴らしく、
こうして薬乱の手配や、市内の中学生全6校の生徒会を集めて「中学生サミット」を行ったり、
地域のボランティア活動を中学生と共に行ったりと、
地域連携が掛け声だけでなく、実践されているんですね。
その甲斐あって、春日市の中学って落ち着いていて、活気を感じています。

今日も、40分間皆しっかりと、居眠りをせずに聞いてくれました。
しかも東京と違い、人数が多く体育館にびっしり!
こちらも迫力負けしないように、頑張らなくてはなりません。

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薬物乱用防止教室は基本的に国の施策にのっとり、
「薬物はダメ絶対!」を青少年に教育するものですが、
もちろんこのダメ絶対にも一定の効果があるとは思いますが、
それだけでは不十分だと思っています。

それに、薬物といっても、アルコールやたばこの話まで含めるとなると、
ダメ絶対だけでは、整合性がとれなくなり、
やはり依存症の観点に触れるべきだと思っています。

特に、行動依存のうちの、ネット、ゲーム、スマホ依存は、
中学生にはとても身近なものであり、
実際にネット依存の中学生も沢山いるというのに、
対策が遅すぎますよね。

LINEいじめなどのリテラシーについては、
結構教育される機会を設けているようですが、
依存症だけが、抜け落ちてしまっています。

現場の負担を増やすことなく、依存症教育を導入していくには、
この既に行われている「薬物乱用防止教室」に、
依存症予防教育を含めていくことが、一番手っ取り早いと思っています。

全国どこの学校にも参りますので、
学校関係、PTAの皆さま、是非お声かけ下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

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