加藤勝信少子化対策大臣にお願いです

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先日仲間に赤ちゃんが生まれたことをブログに書きましたが、
本日面会に行ってきました。

赤ちゃんは、一瞬にして皆を笑顔にしてくれますね~。
すっかり幸せ気分で帰ってきました。

かつての私は、ずっと自分を子供嫌いだと思っていましたが、
最近は、以外に子供好きかも・・・と思い始め、
子供嫌いではなく、子育て嫌いだったのかもしれません(笑)

ってか、自分の子供が大きくなってしまい、
膝に乗らなくなったので、
もうすっかり子供に対し、孫気分になっているんですよねきっと。
よく子育てが終わると犬を飼い始める人がいますが、
動物嫌いなこの私でさえ、その気持ちが分かるようになりました。
10年後には犬好きになってたりして・・・!

でも私、好き嫌いは別として、少子化問題にはずっと心を痛めて参りました。
こんなに国力が下がってしまって良いものか?と。
そして自分なりに少子化問題については、かなり色々アイディアもあり、
将来は少子化対策大臣になりたい!と公言している位です(笑)

あの~少子化対策大臣だけは、絶対女性がなるべきです!
それも子育て経験のある女性。
子あり、子なし、両方の時代を生きてきて、それだけは断言できます!
世界観、モノの見方がガラリと変わるのです。

まっ、それはさておき、タイトルに書きましたけど、
この長年少子化問題に心を痛めてきた私が、
是非とも少子化対策大臣にお願いしたいことがあるのです。

それは回り道にみえますけど、依存症対策を進めて欲しいということです。
絶対に、依存症対策が進めば、子供は増えます。
それは現場と長年関わってきた実感です。

かくいうこの私も、依存症問題で3人目をあきらめた口です。
欲しかったけど、どうしてもいけなかったんですよね、恐くて。

なんせ二人の子供が2歳と3歳の時に、
夫の何度目かの大きな借金が発覚した次第で、
2人の子供でさえ育てきる自信がありませんでした。
今でも、もう一人産んでおきたかったなぁ・・・
と若干の後悔を感じることがあります。
仲間からもやはり、次の子供をあきらめたという話は良く聞きます。

この時の気持ちを、ギャンブル依存症問題を考える会で作成したPVにも込めたことを、
ブログを書いていて想い出しました。
このPVまだご覧になったことのない方、どうかご覧下さい。
そしてまだ苦しみの中にあるご家族に届くよう、
Twitter,Facebookで是非拡散して下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
ご家族のギャンブルの問題でお悩みの方へ

今回、出産に至ったご夫婦は、何と奥様43歳!
まさに奇跡の子です。
この子は依存症からの回復がなければ、
絶対に出会うことがありませんでした。

出産には年齢の壁があります。
依存症でごたごたして、その後回復しても、それが50歳であったら、
子供はまず望めません。
依存症問題は現在の所、問題が起きてから相談に繋がれるまで、
なんと平均10年を要しているのです。

そして現代では、不妊症の確率は非常に高く、
回復したからと言って、すぐに子供を授かれるわけでもありません。

金銭の恐怖を味わったトラウマはなかなか消えるものでもありませんし、
依存症の夫婦には、セックスレスの問題も起こります。
そういったメンタル面のカウンセリング期間が必要な場合もあります。

依存症の早期発見、早期介入を実現するために、
キーマンとなるのは、何と言っても家族です。
予防教育というのは「依存症にならないように気をつける」
というよりも、病気の特性から
「周りの人に知識を持っておいてもらう」という効果があると思っています。

ご主人や奥様のギャンブルによる借金が出てきたら、
それを借金問題と考えず
「あれ?この人依存症かも?」と気づき、
すぐに相談できる社会になれば、絶対に少子化対策に貢献できるはずです。

国は、本気で少子化対策を推進する気があるのなら、
是非ともこの依存症予防教育が、国民に行き渡るよう後押しして下さい。

そしてもう一つの日本の病。
セックスレスカップルに対する、
カップルカウンセリングの助成金を出すべきです。
依存症家庭だけでなく、この問題に悩む夫婦はとても多く、
しかもこういったカップルカウンセリングに対し、
日本は抵抗があったり、存在が知られていなかったりします。
このカウンセリングがメジャーになれば、救われるご夫婦は沢山います。

加藤勝信少子化対策大臣どうぞ宜しくお願い致します!
奇しくも男性大臣ですが、私の「女性大臣必須説」を覆すぐらいの、
実行力を見せて下さい。
今の所、残念ながら全く存在感が見えておりませんし、
効果的で斬新な方策がとられているようにも思えません。

これほど沢山の大臣が入れ替わり立ち替わり、
この問題に取り組んできて、これほど効果の上がらないのですから、
根本的な目線の変化が必要ではないでしょうか?

一見遠いように見える施策が、案外効果を発揮するものです。
是非、新しい目線で対策を取り入れて下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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