やばい共依存です

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昨日、仲間の結婚式が福島で会って、
仲間達が、集合したので久々に色んな人に会えて嬉しかったです。

で、皆、一泊していたのですが、私とスポンサーは、
忙しさのあまり、そうもしていられず、夜遅く車を飛ばして帰ってきました。

いや~車中4時間、久々にじっくり話せて、
めっちゃ楽しかったぁ。

あっ!スポンサーと言っても、
世の中で言うお金を出してくれるような人ではありません。
まぁ世間一般で言うならメンターのような役割で、
お互いを支え合う人ですね。
上下関係ではありません。

で、ですね昔の話や、自分たちが共依存でおかしくなった時の話で、
大いに盛り上がりました。
私、スポンサーとの時間が大好きですね~。

で、二人の結論は、
「共依存を世間は甘く見過ぎ!共依存ほどやばいものはない!」
と、まっ、いつもそう思っている所に落ち着くんですけど、
ホントそうなんですよね。

私は、ギャンブル依存症と、買い物依存症をと共依存がありますけど、
二つの依存症を何故発症するかと言えば、
根っこに共依存があるから人間関係に問題が起こるためで、
その問題を払しょくするために依存症を発症するんですよね。

で、スポンサーと知り合ってから、私は共依存で2度死にかけましたね。
母親と上司に発症したせいで。
母親の時は、激しい買い物依存に陥り、借金地獄。
上司に発症した時は、周りの誰もが心配していた、
頭がグルんグルんの状態でした。

「あの時は、マジで戻って来れないかと思った~」
と、スポンサーに言われましたが、まっ今じゃお互い笑えますし、
くぐり抜けてしまえば、
「なんであんなに切羽詰まってたんだろう?」
と、あまりに不思議すぎて、自分じゃない気がしますね。

私って、ものすごくパワーがあるので、
病気を発症すると、その負のパワーも半端じゃないんですよね。
周りも巻き込み、ものすごくヤバいことになります。
でもお陰であの激しい共依存を発症した経験は、
いまではかけがえのない貴重な経験となっていて、
あれで、様々な共依存を発症した人のパターンが、
より明確に分かるようになったんですよね。

何事も、無駄な経験はないですね~。
今じゃ、薬物のお母さんのニコイチ関係とか、
DV系の共依存関係の感情や離れられないという思いこみが、
めっちゃ良く分かるようになりましたもん。

で、あるあるネタで爆笑したのが、
「昔ってどうしてあんなに出来ないことが多かったのか?」
って話で、自助グループに繋がる前って、
めっちゃ頑固なので「こうだ!」と思いこんだら、
絶対にその信念を曲げなかったんですよね。

だから潔癖症みたいな人や、異常に食べ物の安全にこだわったりとか
そんな仲間も多いんですよね。
しかもその思いこみが全然的外れだったりするんですよ。
根拠のない、思いこみなんですね。
そういうパターンって割とあるんですよね。

ところがこの私、ここでも珍しいパターンで、
昔の私というのは、とにかく境界線が全くない。
人との距離感が近すぎたんです。
まっ、今でもそういう傾向はあります。
異常になれなれしいとか(笑)

なんせこの私、昔は夫と歯ブラシとか平気で共有してましたからね。
この話をすると皆に「え~!マジそれ絶対無理~」と驚かれたもんです。
まっ、お陰で今じゃ私も「無理!」ってなりました(笑)

よく人のハンカチも使えない・・・
なんて人いるじゃないですかぁ~、
私なんぞ、パンツも平気で共有できる位ですね(笑)
平気で人のものも飲んだり食べたりしてましたが、
最近やっと、それは被害者が出ている・・・ということに気がつき、
さらに自分も境界線が出来て、そういうことはしなくなりました。
いや、できなくなりましたね~。
これでサバイバルは生き残れなくなった気がしますが・・・汗

まっ、本当に人って変わるものですよね。
しかも曲がりなりにも10年もプログラムやってれば、
大きく成長するもんですよね。
もうあの頃には戻れない・・・

当時は思ってもみませんでしたが、
あれ、人生のどん底だったんだなぁ~と思うと、
クワバラ、クワバラ・・・

真面目に仲間と繋がり続けよう!
と改めて思いました。

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[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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