自民党さんでヒアリングです

公開日: 

今日は、自民党さんでIRの論点整理の一環で、
ギャンブル依存症対策に対する、ヒアリングがあって、
私にお話しを聞いて下さったんです。

写真がイマイチですが、
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自民党の細田博之先生、岩屋毅先生、西村康稔先生、牧原秀樹先生と上月良祐先生
とご一緒に横に並ばせて頂いている、この緊張感(笑)
細田先生なんて内閣官房長官でいらしたから、
「あっ!TVで良く見る先生だ~!」なんて超ミーハー気分になっちゃいました。

写真には写っていませんが、会場には片山さつき先生とか、
後藤田正純先生とか、依存症界の大恩人中谷元先生とか、
これまたTVで良く拝見する先生方がいらして、
めっちゃワクワクしました。

資料作りが大変でしたが、アスクの今成さんにもみて頂いたりして、
言い回しなんかも教えて頂き、
自分としては、「今の自分にできることはやった!」と思っています。

でもって、本日の発表。
もうですね~、これが爆笑が頻繁におこってですね、
先生方に「すごく説得力のあるご発表でした!」と言って頂けて、
私としても大満足でした。

やっぱりですね、IR推進の先生方にとって、
依存症問題はもっとも暗いネタであり、
一番厄介な問題じゃないですか。
それを、更に暗く、ガンガンせめても、耳が閉じちゃうだけだし、
暗いネタこそ明るく話さなくては、誰も聞いちゃくれないってのが、
私の長い経験から培った教訓です。

まっそれとそもそも暗い話が苦手だし、根っから明るいし、
お笑い芸人を目指してる私ですから、
つい面白く話しちゃうし、実際振り返ってみると、
依存症ってへんてこりんで、面白いこといっぱいやってますよね!

そういう実感ともなった、非常識な依存症者の行動を、
ご理解頂くのってとっても大事だと思ってます。
理屈で何とかしようとしたら、絶対ろくなことにならないのが依存症。
体験をお話しすることほど強いことはないですよね~。

「私は、ハマっていたのは競艇で、夫婦合わせたら3000万円位
使いましたけど、こうしてこの経験を国に生かせて良かったです!」
と申し上げましたら、めっちゃうけておりました。

でもホントそうですよ。
回復したからこそこうやって、あの経験を生かせたわけで、
次世代へギャンブル依存症対策の礎を築けるのであれば、
使ったお金も無駄じゃないです。

夫も私も、依存症で使った金は半端じゃないし、
そりゃあ、賭けっぷりも潔かったですよ。
1レースに20~30万円賭けてたんですから(笑)

でも実際の二人は、全然贅沢な人じゃない。
二人とも洋服なんか古着屋で買うタイプだし、
趣味は映画に行くくらい。
お金を活動にどんどん使っちゃうから、
日頃から貧乏この上ないですけど、
なんとか食っていければそれでいっか!ってな感じ。

でもってそんな地味な平凡な夫婦が、
こうして曲がりなりにも自民党の政務調査会に呼んで頂けるとか、
そんな人生になったのは全て依存症のお陰。

そして、何よりもあのとんでもない経験を、
生かせたのは回復したお陰。
回復できたのは、仲間のお陰だし、
今こうして、話しを聞いて貰えるのも、
サポートして下さる色々な方のお陰で、
本当に有難い限りです。

なんか色々ありましたが、今日はやっとちょっとホッとして、
ぐっすり寝れます。

あとは良い政策が出てくるよう、
先生方のお力添えに期待しております!
先生方、くれぐれもしょぼい政策で終わらぬよう、
お力添えのほど、どうぞ宜しくお願い致します。

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現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
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三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

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