別れの季節・・・です

公開日: 

はぁ~、今年ほど痛切に「年度末」を感じたことはありません。
そう!ココに来て、毎日知らされる、異動&退職のお知らせ。

特に「あ痛たたた~!!!!!」と痛手を被ったのが文科省関係。
今年度(2016年3月31日まで)、初めて文科省で「依存症予防教育モデル事業」が始まって、
すごく良いチームとなって連携が作れそうな予感がしてたのに、
熱心にやって下さっていた文科省の方が3人も異動&退職で居なくなっちゃうんです。

しかもモデル事業に手をあげて下さった、千葉県の教育庁の方も異動。
こちらも本当に無理な注文にもこたえて下さり、
良い結果を残せたなぁ~!と思っていたのに、ガクって感じです。
こっから真の連携が始まるって言うのに・・・(涙)

新しいプロジェクトが始まったら、そこから3年はいて欲しい・・・
こちらとしてはそう思いますが、
お役所の人事ってどんな感じで決まるんでしょうね。

「引き継ぎすればいいじゃん」という原則なんでしょうけど、
そんなもん全部引き継げるわけじゃなし、
こっちとしてはまた
「え~、自助グループというのはですね・・・」
ってこっからまた説明していかなきゃならない訳ですよ。
あ~、むなしい・・・砂漠に水を撒く感じです。

しかも、正直エリート官僚の皆様でも、違いがめっちゃあるわけで、
勘の良い人もいれば、鈍い人もいる。
さらに依存症に対し偏見の強い人もいるし、
安全策を取りたがる人、進歩的な人、ポテンシャルの高い低い、
パッションの有無、勉強熱心な人おざなりな人、
そりゃあもう様々で、全然同じなんかじゃないんですよね。

「うわ~!今度の人めっちゃ良いじゃん!」と思う場合もあれば、
「終わった・・・。異動までの3年、忍耐の日々だ~!がび~ん!」
ってなこともある訳ですよ。
まさにギャンブル。あたりはずれも大きいんですよね。

あ~、めっちゃショックもあるけれど、4月からどんな人が来て下さるのかな?
どんな出会いがあるのかしら?
今はこの国にとって、依存症の夜明けを迎えたばかり。
是非とも、やる気のある、親身になって下さる方々が、
各省庁で配属されますように!

あと一つ私事ですが、私の最初の著書
「3代目ギャン妻の物語」を、出版して下さった、
高文研の編集者さんも退職なさるそうです。

著書を出せたのは、この編集者さんの熱意のおかげ。
ベストセラーにして恩返ししたかったけど、
まだ実現できていないことが、マジ悔しいです。

でも、会社は退職されても、愛着は持って下さっているでしょうから、
これからも頑張ります!
皆さんも「3代目ギャン妻の物語」宣伝お願い致しますね(^^ゞ

あ~ぁ、春は別れの季節。
ショックもでかいですが、新しい年度の出会いに望みを託して、
皆さんも、また新年度も頑張りましょう!

クリックでランキングがあがります。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 依存症へにほんブログ村
依存症 ブログランキングへ

現在国内の推定罹患者536万人(2014年厚労省)のギャンブル依存問題。
日本でもギャンブル依存症対策の導入を!
ギャンブル依存症対策を求める10万人署名プロジェクト

[田中紀子の著書]
三代目ギャン妻の物語(高文研) ギャンブル依存症(角川新書)

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑