精神保健福祉センターのハードルです

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え~、皆さんはこの世に「精神保健福祉センター」というものが、
各都道府県にあるってことをご存知でしたか?

もちろん依存症業界の方々はご存知ですけど、
一般の方はどうでしょうか?
私は、依存症になるまで全く知りませんでした。

依存症の相談先というと、真っ先にこの「精神保健福祉センター」があがるんですけど、
でもこのセンターって、普段全く目に触れないですよねぇ、
もっと言えば政府系の刊行物とかHPもそうですよね。
だ~れも知らないし、殆ど見ない。

でも結構な予算がついて啓発とかやってるんですけど、
とにかく発信力が皆無に等しいですよね。
政府のインターネットTVなんて、
私もついこの間初めて知りましたけど、
あれはいいもの作っても一体誰が見てるんだろう・・・
という疑問はぬぐえません。

政府や行政のものをバズらせるのって難しいですよね。
その反面、ちょっとでも問題があったらすぐに炎上しちゃうし。
慎重に万人受けするものを作るっきゃない!となれば、バズらないですから。
だからやっぱり啓発ものは民間に委託していくようにして貰いたいです。

で、精神保健福祉センターさんなんですけど、
先日、一般団体さんへの予防教育推進事業の会議で、
「じゃあ、問題ありとなった人には、どこに相談に行くように促したらよいか?」
という質問に「まずは、精神保健福祉センターさんですね。」
とお答えした所、
「えっ!?精神なんとかなんてところに行くんですか?それはハードル高いなぁ」
と言われ、なるほどなぁ~!と思いました。

精神疾患への誤解や偏見があるので、そうラベリングをされたら困る、
という気持ちがあるのかと思います。
確かにその気持ちもわかりますよね。
私だって最初精神科のクリニックにいくの恐かったですもん。

だからですね、精神保健福祉センターさんは、
いっそ名前をもっとなじみやすいものに変えたらどうかと思うんですよね。

「ハート・センター」
なんて簡単でいいんじゃないですか?
そもそも精神保健福祉センターって、
一体なにやるかサッパリ分からないネーミングですよね。

いくら相談機関を作っても、知られてなかったり、
必要な人達から、受け入れてもらえないのでは、意味がないですよね。
これほどストレスフルな世界ですから、
センターには繋がりやすくなる一工夫を是非お願い致します。

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