連携作りで援助のECOです
昨日は、新潟県内の援助職の皆様向け、
「薬物等依存症関係相談対応支援」の研修会に、
講師としてお招き頂きました。
私、こういう企画すごく良いなぁと思っていて、
是非、各県で開催して頂きたく、
このブログをお読みの援助職の皆さまに、
ご検討頂きたいと思います。
新潟支部のメンバーが、連携作りに奔走してくれたお陰です。
仲間の行動力に感謝です。
あのですね、ギャンブル依存症の対応って、
結局自助グループに繋げる位しかないんですよね。
そんなに医療が重要でもないし、
重複障害や、自殺企図でもない限り、
医療に繋がっても「自助グループに行きましょう!」
と言われるのがオチですから。
でも、そうは言っても電話相談位だと、
皆、なかなか繋がらないし、しかも意外と、
個別に対応策を決めなきゃならないことも多く、
まっ面倒くさいですよね。家族支援も。
それに依存症の家族も頭がグルグルですから、
公務員の方が、つつがなく、優しく対応していると、
ラチがあかない場合もおそらく多いかと思います。
「家を売っちゃえ!」とか、結構過激な決断も必要になったりしますしね。
ですから、行政は当会のような、非営利のそれこそ何の儲けも発生しないけど、
ただただ仲間意識で「同じ苦しみの仲間を助けて行こう!」という、
ある意味珍しい団体とどんどん連携して、
丸投げして貰っちゃえば良いんだと思います。
私たちは、それこそこの仲間への愛という報酬で、
めっちゃくちゃ良い仕事をしますよ!
我々にまさるきめ細かさで対応できる団体なんて、
絶対ないと自負してますね。
しかもタダ(笑)
よくですね、あんまりに欲がなく、
全然お金がかかんないから、どうやって運営してるのか?
とかって不思議に思われたり、
その辺の様子が普通と違うから、
逆にパチンコ屋さんからすっごい献金貰ってるんだろうとか(笑)
言われたりするんですけど、
つまり我々も自助グループの1種類なんですよね。
「仲間を助けることで、自分が助かる」という方針のもと、
まっ、それが楽しいからやってるんですよね。
カッコよく言えば「真実の無償の愛」ですね。
今んとこは、それでなんとかなっちゃってるし、
それでもってこんなに色んなことが出来ちゃうんだから、
まぁいいじゃん、って思ってます。
お金の心配してると、動きが遅くなるから、
皆でできることを分かち合って、
楽しみながら仲間を助けようよ!ってな感じで動いてます。
もう利用しない方が損ですよね~、社会にとって。
んで、行政の方の所に相談に来た時に、
こんな風に言って貰ったり、こんな風に対応して貰えばOKです!
ってな、昨日のような研修もばっちりお伝えできるので、
それ毎年1回位、各県でやって頂けたらと思うんですよ。
だけど、どこの行政さんだって、
現状はアルコール・薬物・自殺対策あたりで、もう手いっぱい。
ギャンブルまで手が回らない~っていうのが、
本音だと思うんです。
良く分かりますよ、現状では予算も人手もないですもんね。
ですから、ギャンブル依存症の研修を改めてセッティングするんじゃなくて、
昨日のように、アルコール・薬物に、ギャンブルも組み込んで、
研修会をやって頂ければ良いんですよね。
まとめてやっちゃえば楽じゃないですか。
手が回らないから「やらない」ではなくて、
やれることだけ、一番楽な援助をするってことで、
お願いしたいんですよね。
援助のECOで結構です。私たち、仲間を助けたいんです。
なんせ、ギャンブル依存症は相談できるってことに、
皆気がつかないんです。
ですから「ギャンブル依存症は病気ですよ」「相談できる所がありますよ」って、
ホームページでも何でも良いから、情報をUPして貰って、
実際、相談者がきたら自助グループをアナウンスして頂く。
そして現状お困りの切羽詰まった問題があれば、
我々に繋いでくれたら、対応します!
っていうくらいの援助ならそんなに大変じゃないじゃないですか?
こんな風に、連携が進めば、
行政、私たち、当事者と三者三様幸せですよね。
私たちお金よりも、仲間という財産を増やしたいんですよね。
この辺がなかなか理解してもらえないんですけど、
それが地獄から生まれ変わった私たちの、
最高の恵みなんですよね。
どんどん私たちを利用して下さい。
社会を良くするためには、
目の前にきた、たった一人を助けていくこと。
それしかないと思います。
ところで明日9/13日は、東京と大阪で街頭署名活動をします。
東京は午後から錦糸町駅南口で、
大阪は10時頃から、阪急百貨店南西側、大阪駅前交差点南詰、曽根崎警察署西側
の3か所で行う予定です。
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