韓国研修記~ネット依存編~です

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さて、もともと今回の韓国研修は、
ネット依存症の治療について学びに行ったので、
ネット依存の最先端の治療を行っている病院を見学させて頂き、
色々教えて頂くことができました。

伺った病院は、ソウル市のど真ん中というか、
日本で言えば青山か表参道みたいな所らしいんですが、
そんな一等地にあるウルチ医科大学病院という所です。

あのですね、まずすごく韓国らしいなぁと思ったものはですね、
病院で行われるプログラムやミーティングが当然あるじゃないですか。
日本だと、病院で行われる依存症プログラムと言えば、
SMARPPが有名ですけど、そういう日本ならテキストで、
やるんだろうなぁとか、ミーティングで話そう・・・ってなことを、
映像でやるんです。

例えば、我々のミーティングなんかだと、
「過去どうだったか?その結末はどうだったか?今はどうか?」
なんてことを話そう!って推奨されるじゃないですか。

でも、それを映像でプログラム化されてるんですね。
しかもその映像を3Dで見るんです。

それはこんな映像です。
コンピューターにしがみついてゲームをやっている男性。
最初は楽しそうだけど、段々鬼気迫る表情になって行って、
灰皿は煙草でいっぱい。

そして段々ネットをやることで苦しくなるんだけど、
それでもやめられない。
寝ない、食べない、他で遊ぶこともない、
ただただひたすらPCを打ちまくり、苦しんでいる人の映像が流れる。

そして最後は、リラックスした、幸せを感じるような、
風景などの映像が流れる。

ってな具合に3段階に分かれているんですけど、
この各段階の時に分かち合いを入れるんだそうですね。

つまり最初の蜜月期の頃のことを想い出させて、
渇望をわざと起こさせる、
そしてそれを分かち合う・・・
ってなことなんですけど、確かに映像があると、
あぁあの頃こんな具合だったなぁと、
思い出しやすいですね。

そしてやりたい!という衝動が起きた所で、
今度は、めちゃくちゃ苦しかった頃のことを、
再び映像で思い出し、分かち合う。

そして最後は、リラックスして穏やかに生きている、
今の自分を感じるわけですね。

いや~3Dでこんな映像見ると、
とっても面白いですね。

韓国ってやっぱIT先進国なんだなぁ~と、
つくづく思いました。

そしてその国で起きているネット依存。
皮肉ですよね~。
ホント我々も手を打たなければ!

D

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