やらない理由です

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私、とにかくやりたいことが次から次へと頭に浮かぶので、
いつもその助っ人を探してる状況なんですね。

例えば、研究とかアプリとか、啓発の冊子とか映像とか、
今までも色んなことを実現させてもらいましたけど、
そんなん自分一人じゃとってもできないじゃないですかぁ。

なんせ私という人間は「しゃべりが達者!」ということ以外、
特にできること秀でたことはないです。
あとは「たぐいまれな行動力」ぐらいですかねぇ。

頭も賢くないし、ITなんかとんでもなく疎い、絵心もなけりゃ、センスもない・・・
だからそういうことができる人を見つけて、
「一緒にやってよ~」と仲間に引っ張り込まなきゃならないわけですよ。

で、ですね、これがまた一般の人ならですね、
お断りされて当然なんですけど、
仲間でですね、しかも普段モチベーション高い発言をしてんのに、
いざとなるとからっきし意気地がなくなるってなパターンがあるんですよね。

この辺がですね、依存症者とその家族を
「高いプライド、低い自尊心」と言い表す所以で、
私もそうですけど、理想論と他者批判には達者、
だけど自分は口ばっかで、行動しない・・・という病があるんですよね。
だから頭がグルグルになっちゃうんですよね。

で、これまでずっとですね、
「これこれこういう理由でできない。」
ってなことをまともに聞いてたし、
自分も言ってたりしたんですけど、
そりゃ単なるこじつけなんだな~と、
私もやっと気が付いたんですよね。

昔から言われてますけど、
できる人はなんでもできるし、
できない人はなんもできない。
それは言い換えれば、やる勇気があればなんでもできるし、
やる勇気がなければ何にもできないってことで、
できる、できないは結果が伴うか否かは関係ないです。

んで、偉そうに言ってる人ってのは、大抵できないですね。
間違ったプライドが、結果への恐れを肥大してるんですよね。
むしろ「そんなこと私にできるかしら?」ってな人の方が
全然行動力がありますね。
「まっ!できなくて当然だし、そんときゃ誰かに助けてもらおう。」
と気軽に思える人ですね。

つまり、恥への耐性が強い人は、世の中に強い!
もっと正確に言うと、助けを求めることは、恥でも何でもない!と知ってる人、
むしろ「困った時に必ず助けてくれる人がいる自分」を誇りに思い、
感謝している人ですよね。

あとですね、動けない人ってのはとにかく、
小さく始めてみる!ってのが苦手なんですよね。
最初から、理想像があっていきなりそれやろうとするから、
まずとりあえずやってみっか!って動けない。

私もそうだったからわかるんですけど、
理想の形になるまでには、道のりは果てしなく、
しかも何よりも自分のスキルがないんですよね。

この自分がまだまだ小さくて、
なかなかゴールまでいけないんだよね・・・
って時が、辛くもあり、面白くもあり、苦しく楽しいんですけど、
このジレンマを苦労としか思えないとつぶれちゃいますね。
挫折したり、つぶれていく人も何人も見ました。

自分も度々つぶれかけ、最近ようやくですよね、
「今の実力でできるところまでやったんだから往生だ!」
と思えるようになったのは。

だから結局、一番行動力がある人ってのは、
好奇心が旺盛で、社会貢献に関心があって、人類愛をもち、
何よりも「あたしゃ、一人じゃなんもできない自信がるぜ!」
ってな、できない自分を、自信たっぷり、誇りをもって認め、
そんな自分を愛せる人なんですよね。

「仲間がいなけりゃ何にも成し遂げる自信がありません!」
「一人で、完遂できる能力はなんも持ってません。」
って言うのってそんなかっこ悪いことでしょうか?
むしろめっちゃかっこよいと思うんですよね。
そのことにもっと多くの仲間と気付きあって、
もっともっと沢山の面白いこと実現したいなぁと思ってます。

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